5月25日、横浜スタジアムで都市対抗野球・西関東予選の代表決定リーグ戦を観戦。
7月から東京ドームで開催される第89回都市対抗野球大会の予選大会が各地で開催されています。この日の西関東予選は、40回目の出場を目指す川崎市・東芝ブレイブアレウスが登場するということで足を運びました。
近年、収容率が12球団トップクラスのハマスタでゆったりと野球観戦出来るのは良い。
夕食は(収益に貢献してしまったのはアレだが)ベイスターズのクラフトビールを片手に崎陽軒・シウマイ弁当。
この時期のナイター観戦は、風も心地よく感じるので気持ち良いのでビールも進む(ビールクズ目線)。
三菱日立パワーシステムズとの試合は、東芝が接戦を制する。
東芝の先発・岡野投手は10安打を許したものの、粘りの投球で完投勝利。打線も「ピンチの後にチャンスあり」を見事に体現するように決定機をモノにして逆転。非常に良いかたちで第2戦に繋げたと思います。
応援指導部を中心とする東芝スタンドの雰囲気も良かったです。企業スポーツにおける応援は、前時代的なモノと捉えられることもできると思いますが、スタンドから漏れ聞こえてきた声に耳を傾けると、厳しい経営環境の中でチームが存続したこと、会社の名前を背負ったチームの活躍に素直に喜ぶ内容が聞こえてきます。
その意味では、応援が生み出す「緩やかな連帯」の意識が支えになってるのではないかと感じました。
野球部に限らず、リーチ・マイケル選手も所属するラグビー部・東芝ブレイブルーパス、あるいはバスケ部を前身とするBリーグ・川崎ブレイブサンダースの選手たちも、機会を見て東芝愛を語っています。経費的な面では色々言われることはありますが、東芝にとって、3つの「ブレイブ」ハートは間違いなく会社のレガシーであると思います。
そうした思いに触れた後、スタンドで歌われた東芝社歌の歌詞に刻まれる「進み行く東芝 その名ぞ永遠に」には言葉以上の重みを感じました。川崎市と東芝の名前を背負って、東京ドームの切符を掴んで欲しいところです。