6月3日、中断期間を利用した観戦旅行(自称・ぶらり旅)福島市のとうほう・みんなのスタジアムで開催された福島ユナイテッドFCさんのホームゲームに足を運びました。
(無国籍キッチンさんの角煮カレーが美味でした)
試合前は、スタジアム前のユナイテッドパークでお昼。
(桃のラガーは所謂「六次化商品」)
絶好のビール日和とあってビールを片手に地産地消のスタグルに舌鼓を打っておりました。
(会場入りするチームを鼓舞する福島サポーターさん)
この日は、グルージャ盛岡さんとの「東北ダービー」。
試合前にスタジアムDJさんが同時期に開催されていた「東北絆まつり2018盛岡」について触れておりましたが、親交のある東北勢同士の対戦ということで、歓迎の温かさも強く感じる対戦となりました。
以下、試合を通じて感じたことを簡単にまとめました。
〇 繋がりタオスか?白き鶴の強襲か?
試合は、「繋がりタオス」をスローガンに掲げるポゼッション志向の福島さんと、縦に速い攻撃を志向する盛岡さんの一進一退の攻防。
前半。福島さんは自陣から丁寧に繋ぐ姿勢を見せておりましたが、盛岡さんのファーストディフェンスの寄せも早く、自陣で奪われてショートカウンターを仕掛けられる場面が多く見られました。ポゼッション志向のチームの1つの課題とも言えるビルドアップのデザインが試行錯誤の段階といった印象でした。
逆に自陣での圧力を抜けると決定機を作れておりました。特に、中盤のニウド選手は高さとキープ力を生かし、セカンドを拾い、タメを作り、味方に繋ぐ役割を担うなど存在感が光りました。たた、試合全体を通じて、ポジショニングがスーパーフリーダムな感じがして、某川崎の右SBのことを頭に浮かんでおりましたニョ。
後半。福島さんがボールを握って攻勢を仕掛け、盛岡さんは自陣で攻勢を耐えてからの単騎突破で決定機を作るといった構図。
前半の福島さんは中央突破が多かったのですが、後半は途中交代で入れた田村選手等を絡めてサイドからの仕掛けを作ることが功を奏し、多くの決定機を作りましたが、得点とはならず。フィニッシュの精度等の局面のクオリティ向上が求められるのもポゼッションあるあるはありますね。
一方、盛岡さんもキヅールさんに負けないタフメンタル、そして前半から光った運動量で攻勢を耐えきった後半アディショナルタイムに決定機を連発!そこを福島のGK・堀田選手の好セーブ!
スコアレスドローで試合終了となりましたが、スコアレスが故に全く落ち着かずに最後まで見所の多い試合でした。
暑い中の試合、本当にお疲れ様でした。
攻守のアプローチが相対する点も面白かったと思いますが、福島サポさんの盛り上がりが非常に良い雰囲気を作っていて、気がつくと自分も前のめりに観戦しておりました(汗)
(試合前のマスコット撮影会もポゼッション志向)
本当に楽しく、素敵なホームゲームの雰囲気を体感できましたので、一度とは言わず、再度ココに来たいという気持ちが強くなりました。福島さん、ありがとうございました。また来ます!