ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

読了・コミック:鈴木央『ブリザードアクセル』②/③


ブリザードアクセル 2 (少年サンデーコミックス) ブリザードアクセル 3 (少年サンデーコミックス)


■2巻以降では
フィギュアをやるためには多額の資金がかかる。
親の眼中に入ってもない主人公・吹雪にとって、それは最大の壁。
彼は地元のフィギュアクラブのコーチから東京の特待生試験のことを聞く。
自分が輝ける場所を求めて、吹雪達は一路東京へ向かったのだが…。


■読み終わって
フィギュア知識皆無が多数な読者をいかに醍醐味を見せてくか。
それは同じく初心者である主人公の試練・成長で理解が深まってくる。


また、演目の曲2巻で言えば『ラデツギー行進曲』をどう表現するのか。
同じ曲で全く違う演目内容、そこにフィギュアの演技力の大切度を伝えた。
ちなみに現在の新採点方式はスピンなどでの得点率が高くなっているらしい。
真央ちゃんの得点が高い理由の一つとして、ここが挙げられると聞いたような。


ジャンパーの吹雪に対して友人の波音はバレエ出身、最大の売りはスピンだ。
まだまだ先になるかも知れないが、全くタイプの違う二人の対決も見たくなる。