ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

いやはや何とも

日本の金メダルがここまで12個とは誰が想像できただろうか?
二桁なんて夢のまた夢かと思っていたら、何とアメリカ・中国に続いて獲得数3位ですよ。
これはやっぱり柔道のメダルラッシュのおかげですね。


ここで柔道について素人ながらも言いたいことがある。
国際化にともなって導入されたカラー柔道着も今では普通になってきた。
でも私がどうしても気になることがある、それは勝った時の態度である。
私はこれまで10年以上剣道をやってきたが、剣道でガッツポーズをやったら一本取り消しだ。
これは学生にとどまらず、社会人の全日本選手権だってそうである。
それは武道というものが 「礼に始まり礼に終わる」 という精神を基本としているからである。
トリビア的な話をするのだが、日本人以外で初めて金メダルをとった選手が決勝で勝ったときだ。
終わった直後、彼に駆け寄ろうとしたコーチ陣を彼は制止したそうだ。
なぜなら「まだ礼がおわっていないから」と思ったからだそうだ。


嬉しいのはわかるが、できれば“武道の精神”というのは忘れずにいて欲しいものである。