ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・サガン鳥栖-川崎フロンターレ

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4月14日、九州遠征2日目。宿泊地の博多から鳥栖に移動。

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九州遠征のメインイベント、駅前不動産スタジアムでサガン鳥栖戦を観戦。

試合は知念選手のゴールで川崎が勝利。以下、今回の観戦を通じて印象に残った点を簡単にまとめました。

◯ STATION:変わらぬ風景、変わりゆく空

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初めて鳥栖戦を観戦したのは7年前。鳥栖サポである学生時代の友人&ご家族に会うのが半分くらい目的であった。

今年は家族でDAZN観戦で再会することはできなかったが、観戦が人との繋がりを維持・発展する役割を果てしていると常々感じる。

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鳥栖駅に両クラブのフラッグが掲げられる)

そんなことを考えながら鳥栖駅に到着。毎度ながらビジターチームへの歓迎ムードが嬉しい。

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初訪問した時から変わることなく、対戦相手を温かく出迎えてくれる姿勢には感謝しかない。そして、こうした温もりは意外と忘れなかったりする。

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(駅のホームから見える駅前スタ)

一方、駅前不動産スタジアムの雰囲気はポジティブな変化を続けております。

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(水色とピンクに染まったスタジアム)

「鉄の城」という無骨の雰囲気があったスタジアムの外観は鳥栖さんのカラーに染まり、ショーアップされたイベントの華やかさも自然なものとして展開されている。

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(ハイテンションダンスを披露するラッキーくん)

試合の成績だけではなく、様々な経験・積み上げがクラブを少しずつ成長させていることを実感する。

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鳥栖さんのゴル裏はインパクト大)

鳥栖さんが昔から掲げられている「正直、田舎者」という横断幕はあるが、自分からすれば「いよっ、地方の雄」と言いたい。

近年、経営陣がチャレンジングな姿勢を打ち出しており、良し悪しはあると思われますが、そこに至るまで着実に歩んできた石段があることは忘れてはいけない。

〇 TEAM:「チャンスはつかめ」

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(サポも総力戦の一員だ!という気持ちで応援)

川崎は、ここに来て怪我人が続出。海外アウェイ→国内アウェイという過密日程を戦う中で非常に苦しい状況に追い込まれてしまいました。しかし、ココまで出番が無かった選手たちにとっては、大きなチャンスでもあります。

特に、スタメンとなった下田・舞行龍両選手は絶対にモノにしたかったはず。それだけに、鳥栖さんの厳しいチェックもあり、プレーにも固さはあったように見えました。

www.jleague.jp

鬼木監督のコメントを読むと、苦しい状況であっても新しい選手たちに期待を込めて送り出していることを度々述べています。ガンバ戦・蔚山戦のように、結果的に上手くいかなかった試合もありましたが、それでもチャンスを与え続ける姿勢を崩さない姿勢は監督らしい強い意志の表れではないかと感じたり。

自分の尊敬するプロレスラーである故・ジャンボ鶴田さんの「人生はチャレンジだ チャンスはつかめ」という言葉を思い出しました。

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(皆の力で掴んだ勝利!)

川崎に来た多くの選手たちも、チャレンジする気持ちを持って移籍してきたと思います。そこでチャンスを掴んだ選手たちを一生懸命、後押しする姿勢を自分も続けていきたいと思います。 

〇 CLUB:変化と整理

今季のJ1では数少ない監督交代を実施した鳥栖さん。カレーラス監督が志向するサッカーは、前半のプレーに見られたようなボールを繋ぎ、崩しのエッセンスを取り入れようとしていることがよく分かりました。

クエンカ選手を中央で起用している意図もボール捌きの側面では効いていたと思います。ボールを動かすという部分は、攻撃面だけでなく、ボールを失わないという点において守備面でも非常に重要な役割を果たしています(経験談

前半、川崎の決定機が非常に少なかったのは、クエンカ選手と松岡選手を中心にボールがよく回っており、相手を上手く捕まえられなかったことが理由としてあげられると考えられます。しかし、こうしたスタイルに攻撃力を付与するには時間がかかりますし、局面で実践できていても、90分間の継続するのは非常に頭と身体を摩耗させます。

例えば、前半から見られた金崎選手を活かしたシンプルな攻め方もありますので、途中出場のトーレス選手、ベンチ外でしたが豊田選手を含めて使いどきというのもあるかもしれません。その意味でも、選手層とスタイルの擦り合わせ、整理が求められる段階かもしれません。

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歓喜の輪を等々力でも!)

以上です。苦しい試合でした。しかしながら、チームが力強く前に進んでいけるようサポートできればと考えています。

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