観戦記:B1リーグ・川崎ブレイブサンダース-シーホース三河
12月28・29日、とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースのホームゲーム観戦。
(「ロウルかわいいよロウル」と言ってるうちに年内最後の試合になったでござる)
先日開幕したと思ったら、あっという間に年内最終戦。早杉。
〇 GAME1:驚異の決定率
(絶好調の篠山選手。GAME1ではキャリアハイの29得点を記録)
GAME1(28日開催)は、手痛い敗戦となりました。序盤の川崎は、絶好調の篠山選手を中心とする多彩な攻撃と粘り強いショットブロックを見せてリードを奪いましたが、三河さんがシューターを活かす攻撃で逆転に成功。
(「日本最高峰のシューター」金丸選手はどこからでもシュートを決めてくる)
前回対戦時も猛威を振るった「日本最高峰のシューター」金丸選手(25得点)に加えて、セカンドユニットで登場したサザランド選手が「打てば入る」レベルの恐るべき決定力(5本決めたスリーポイント成功率100%)を見せて30得点の大活躍。
(ゴールと言う名の獲物を逃さない「スナイパー」サザランド選手)
両選手を中心に積極的にスリーポイントを狙った三河さんは、最終的に3ポイント成功率71.4%という驚異的な数字を残して、川崎の追撃を振り切って勝利を手にしました。
(川崎は3Qに1点差、4Qも一時逆転したものの、終盤に突き放されてしまった)
川崎としては、三河さんのオフェンスの質を褒めるべきかもしれませんが、4Qに逆転に成功するなど粘りを見せていただけに、終盤の試合運びの詰めの甘さ、接戦で勝ち切れない今季の課題が如実に表れた試合でもありました。
〇 GAME2:飛躍の契機
(前日の敗戦からのリベンジを期す川崎。気合の入った選手入場後の円陣)
GAME2(29日開催)は、川崎が快勝。川崎は、前日106失点の反省を踏まえ、序盤から厳しいチェックを見せたのに加え、攻守においてインサイドで圧倒。
(32得点を挙げたファジーカス選手。なお、左下に映ってるのは元川崎・ジェフ磨々道氏)
ニック選手(32得点・20リバウンド)とマクリン選手(20得点・11リバウンド)、好調を維持する篠山選手の3選手がオフェンスを牽引。
(ファジーカス・マクリン両選手は得点だけでなく、ディフェンシブリバウンドでも数字を残す)
三河さんは、インサイドの苦戦に加えて、前日冴え渡ったシュートが精彩を欠き、得点を重ねられなかったのが大きかったと思います。金丸選手が途中からベンチに下がり、サザランド選手もチェックが厳しくなり、なかなか得意とするかたちに持ち込めなかったと思います(GAME1:5/5⇒GAME2:1/3)。
(3Qに連続スリーポイントを決める等、会場を大いに沸かせた青木選手)
さらに、後半は川崎・青木選手がスリーポイント連弾、粘り強い守備を見せてアリーナの熱量を上げる活躍。今季の青木選手は途中出場でもミスが散見される等の厳しい内容が続いていただけに、この日の活躍に喜んだ方も多かったと思います(自分含む)。
(初ヒロインとなる青木選手。MC・高森さんとガッチリ)
セカンドユニットの脆弱性は指摘されているだけに、この日の活躍を自信に変えて存在感を発揮してほしいところです。
(インタビューの最後に「Be Brave!」で締める篠山選手)
以上です。年内最終戦は1勝1敗ではありましたがGAME2をナイスゲームで終えることができたのは良かったと思います。非常に苦しい序盤戦だったと思いますが、1試合を大切にして応援を続けることができればと考えております。
(おまけ:試合後のトークバトルで篠山選手から面白エピソード要求される藤井選手)