ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレー横浜F・マリノス

f:id:y141:20170910083541j:image

昨日は、等々力でマリノス戦を観戦。

試合は、大島君の今季初ゴール等で3得点快勝。試合を通じて感じたことは以下にまとめました。

〇 鬼木フロンターレの「色」

試合は、上位対決に相応しい緊張感のある展開だったと思います。フロンターレマリノスともに確固たるスタイルを有するチームの対戦だけに、毎回「どちらが自分たちの望む展開に持ち込めるのか」が重要だと考えておりましたので、中澤・ゲテネク両選手を中心に素早く+ガッチリと人垣を固めるマリノスの守備を崩して、早い時間帯に先制できたことは普段以上に大きな価値のあるものだと思います。

しかし、この日の試合は、走力と球際の強さで粘り強い守備で苦しい時間を凌げたことが勝利を引き寄せたと思います。マルティノス選手のサイド突破、斎藤選手のキレのあるカットインは早々に止められませんし、ヴィエイラ選手は決定機がそうであったようにゴール前で確かな仕事ができる選手です。

スコアほど圧倒した試合とは言えず、耐える時間帯も長かったです。しかしながら、前線からのプレス、中盤のボール保持者に対する厳しい寄せ、そして自陣内の粘り強い守備で跳ね返す姿を見て、川崎イレブンの強い気持ちが普段以上に伝わるとともに、鬼木監督が志向してきたサッカーの現在位置を窺い知れることができたと思います。

そして、こうした守備の姿勢が追加点にも繋げることができました。2、3点目は、いずれも相手陣内で奪ったボールを一気にシュートまで持ち込んでゴールに繋げました。前線の各選手が前半から狙っていたかたちであると思いますが、試合を通じて走り続けたからこそ、奪えた得点だと思います。相手の守備を崩す、だけじゃない姿を見せて得点を奪うことができたのも積み上げの成果ではないかと思います。

f:id:y141:20170910083600j:image

以上です。試合前、マリノス斎藤学選手が「ここで勝てれば本当の意味で上位にいく資格があるということ」と述べておりましたが、首位との勝ち点差を考慮すると、両クラブにとってリーグ戦の今後を左右する試合だったと思います。

連戦は厳しいと思いますが、前に進もうとする力がチームを大きく成長させてくれると思います。一戦必勝の精神で応援していければと思います。

f:id:y141:20170910083613j:image

にほんブログ村 サッカーブログ 川崎フロンターレへ
にほんブログ村