8月22日、等々力で天皇杯・湘南戦を観戦。
【ハイライト】#天皇杯 ラウンド16#川崎フロンターレ × #湘南ベルマーレ は、3-1で川崎Fが勝利! #スカサカ @frontale_staff @bellmare_staff
— スカサカ!24時間サッカー専門チャンネル (@sptv_jleague) 2018年8月22日
📺ラウンド16以降は全試合放送!
💻HP⇒ https://t.co/cBwdmgnc4u pic.twitter.com/3AEBG5Zk93
試合は、斎藤学選手の移籍後初ゴールを含む3得点で川崎が逆転勝利。試合を通じて感じたことは以下の点です。
◯ 「俺たち」はフロンターレ
過密日程が続く中、両チームともにリーグ戦の出場機会が少なかったサブ組を中心とするメンバーをピッチに送り出しました。
一方、双方のチームも明確なスタイルを掲げているだけに、リーグ戦同様に「どちらが色濃く表現できるか」という部分が試合の鍵を握るものと考えておりました。
その意味では、こうしたメンバー編成で臨んだ試合でよく見られる、良いかたちはみせていたものの先制点を許してしまい、リズムを悪くしてしまう嫌な流れで前半を終えてしまいました。
しかしながら、守田選手を投入して迎えた後半は、タスクを整理した各選手がアグレッシブな姿勢を押し出し、逆転することに成功しました。
ボランチの位置に苦戦していた田坂選手を右SBに移し、守田選手をボランチに置いた後の劇的ビフォーアフターぶりは驚かされました。守備におけるカバーリング、簡単に奪われないボールキープ、パスワークの繋ぎ役、そして機会を見ての前線までボールを運ぶ役割も見せており、スタンドを良い意味で「ザワザワ」させ続けました(汗)
彼が継続する「日々成長」を改めて実感させられるとともに、今のチームに欠かせない存在に成長にしつつあると強く印象付けられるプレーであったと思います。
一方、等々力を沸騰せたのは、こぼれ球に反応し、猛然とダッシュして振り抜いた強烈なシュートで初ゴールを決めた斎藤選手。鬼木監督も試合後述べておりましたが、ゴール等は無かったものの、ここ数試合の動きは非常によく、本人も悔やんでいた鳥栖戦の決定機のようにゴール前のプレーに絡むようになり、あとは結果を出すだけ!というラインまで来ていたと思うだけに、大きな一歩になったと思います。
迷うことなく果敢にチャレンジする部分、大島君に出した鋭いラストパスのような使う側のポジションも含めて、今後のプレーに繋がれば良いかなと思いました。
最後尾を支えた奈良選手、同点に追い付いた北斗選手のFK、守備だけでなくゴール前の混戦でオウンゴールを呼び込んだ舞行龍選手、相手の猛攻をしのいだ新井選手の好セーブ、最後まで前線でボールを追い続けた赤﨑選手、ポストで身体を張り続けてPKもゲットした知念選手、各選手が力を合わせて戦い抜いてくれました。
日程面を踏まえ、このメンバーで勝ち切れたことは大きかったと思いますが、それ以上に代表組が不在となるカップ戦の戦い、レギュラー争いの激化など、チーム力を高める契機になる勝利であると考えています。
以上です。皆で掴んだ勝利。この勢いをリーグ戦に繋ごう!!