ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

そろそろ視聴感想:飯塚雅弓『10 LOVE』


10 LOVE


■ もう一つの目標点、10枚目
昨年に2枚目のベスト版をリリース、一つの通過点に到達した飯塚さん。
一方、今回リリースしたアルバムは記念すべき10枚目、これも感慨深い。
最初にブログ経由で見たジャケットで「おおっ」と思ったのは黒髪の飯塚さん。
2nd『ミントと口笛』以来、その頃とは違い、黒髪に大人の印象を感じますね。


さて『10LOVE』の楽曲の特徴は、各楽曲の提供陣の多さだろうか。
長谷川智樹氏、イズミカワソラさん、堂島孝平氏、故・岡崎律子さんなど多数。
過去に飯塚さんに提供してきた人達が改めて寄せた曲達を飯塚さんが歌い上げる。


ファン的には「なんか懐かしいな」と感じたり、そう思うと10年が詰まってる。
ハイテンポな曲は少なめで、どちらかというとスローテンポで丁寧な曲調が目立つ。
ライブでも熱唱したらグッときそう、テンションが高くてハイになるとかじゃなくて。
振り返りながらも前に進む飯塚さんの落ち着きすら感じる、そんな1枚だと思います。


■ 自分のお薦め:『公園通り』
故・岡崎律子さん作詞・作曲、実は1stアルバムの頃から楽曲提供してる。
何か切なさを感じるような曲で、歌い方も岡崎さんの曲は特徴的ですぐわかる。
だから、しっとりと歌い上げる楽曲は凄く耳に残りますね。ライブでも聞きたいな。