ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

昨日の『双恋』(終)

感想をtennbinn君に先を越されたよ、残念!!
気が付くと、4人の告白どうこうはすり替えられていたりする。
望が必死になって車を追いかけて説得するまでの流れは良かったが、後はうやむや。
日本人特有のグレーゾーンを大幅活用、気が付くば「受験がんばろうぜ」だって。
ゼブラーマン』みたいに、白黒つけられないのはわかるんだけどね。
最後に千草姉妹も出て良かったよ、なっちゃんの出番もあったし。


ここからは個人的な感想、ウザい人は飛ばしてくれて結構です。
ライバルの登場でへこんだり、立場を全否定した主人公は最近いなかったのでは。
私見だが、望を通して悩み苦しむ思春期の中学生像を描きたかったのかもしれない。
こうした主人公の悩みを受けて、中盤以降の展開は個人的には良かったと思う。
桜月と一条との駆け引きは、序盤のうんざり感もぶっ飛ばしてくれた。
割と最初からこの二人に絞っていたのは、正解だったと私は考える。


だが、ライバルとしての優也のキャラをもう少し上手く使って欲しかったと思う。
ちょっと出てかき回して感じで、話全体に大きな波を作ってほしかったなぁ。
一方で剣持さんやみやびさんの使い方は上手かった、桃衣とかより目立っていたしね。


私としては最近のハーレムアニメよりは、ずっとラブストーリーだったのではないか。
超設定の中、こうしたストーリーを成立させた点は監督は頑張ったと思う。
つかみこそ大失敗だったけど、結果的にはいい話になったのではないか。
脂っこさはかなりヤバカッタけど、おいちゃんも頑張ったよ。


ということで双恋ゼミ、糸冬。次回、誰か主催の「ネギまゼミ」にご期待!
まぁ、私は藤波辰巳選手ばりに第一線を退きますよ、たぶん。