ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:天皇杯・川崎フロンターレ-清水エスパルス

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20日は等々力で天皇杯を観戦。

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試合は森本選手のハットトリックを含む4得点を奪った川崎が準々決勝に進出。観戦を通じて感じたことは以下の通りです。

◯ 「厚盛」が進むフロンターレ

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マリノス戦以降、中2-3日の連戦が続くフロンターレ。「負けたら終わり」一発勝負の天皇杯では、起用等の戦略ミスが命取りになりますが、鬼木監督は土曜日の試合から先発8名を変更しました。
ただし、阿部選手とネット選手は1試合ぶりの復帰であること、森本選手・田坂選手・エドゥアルド選手は出場機会を重ねていること、板倉選手と狩野選手はルヴァン杯で出場しているので、大幅変更に対する不安は大きくなかったです。この点は、連戦の中でやり繰りを続けてきた鬼木監督のマネジメント能力と、異なる大会を戦い続けたチームの成長が伺えると思います。
特に、清水2連戦では森谷選手と森本選手の活躍は非常に大きく、連戦や出場停止等による欠場といった事態を想定すると、選手起用に幅が広がったのは、終盤戦に向けた強みになると思います。
CBは谷口・奈良・エドゥ・板倉、ボランチに大島・森谷・ネット、前線(2列目と1トップ)で憲剛・阿部・家長・長谷川・狩野・悠・森本が2試合の先発に名を連ねましたが、現時点のチームのラージグルーブとして考えられるのではないかと。
序盤戦はACL明けの試合で3敗を喫する等の連戦の難しさを経験しましたが、今はチームとしての柔軟性を高めながら、チームもまだ成長できる、もっと強くなれる!と実感できるようになりました。

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以上です。元日のあの舞台に戻り、栄冠を掴むために。一歩ずつ、力強く。

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観戦休題:いわきFC「WALK TO THE DREAM」の現在位置

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〇 はじめに:「YOUは何しにいわきへ?」

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(清水戦の翌日、常磐線特急・いわき号の乗車に何とか成功するも予想外の事態に・・)

9月17日の朝、アイドルイベントを見に福島県いわき市に向かっていた筆者が、お目当てのユニットの参加キャンセルの情報を水戸駅出発後に受信(泣)

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湯本駅は「フラガールと湯けむりに出逢える街」。駅の中に足湯がある)

想定外の事態に電車内で途方に暮れていたのですが、いわきグリーンフィールドで、いわきFCとベガルタ仙台のチャリティーマッチが開催されることを思い出し、急遽、視察旅行に変更しました。

〇 「夢を形にした」いわきFCパーク

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(いわきFCの商業施設複合型クラブハウス・いわきFCパーク)

試合前、いわきFCのクラブハウス・いわきFCパークに足を運びました。いわきFCパークは、日本初の商業施設複合型クラブハウスとして本年7月にオープン。

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(いわきFCパークの1階のアンダーアーマー直営店。もちろんユニも購入できる)

クラブが利用する施設とともに、アンダーアーマー直営店をはじめ、英会話教室やトレーニング施設、様々なジャンルのレストラン等の飲食店が連なっております。

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(3階「RED&BLUE CAFE」では食事等をしながらフィールド見学もできる)

実際に足を運んでみて、その素晴らしい施設に衝撃を受けました。まるで、欧州のサッカークラブが保有しているようなサッカーファンの夢描いた空間が、日本、いわき市に形となっていることに1人のサッカーファンとして嬉しく思いました。

いわきFCの大倉代表取締役兼総監督は、いわきFCパークの目的と位置づけとして、クラブの知名度向上を一番に挙げておりますが、同時に「多くの人に利用してもらい、収益を得ながら地域交流の場を生み出し、新たな観光資源として地域社会を盛り上げていく」ことにも触れていました。

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(ラグジュアリー度も高い「RED&BLUE CAFE」。スクリーンでは先日の天皇杯の試合を放送)

たしかに、私が足を運んだクラブオフィシャルカフェ「RED&BLUE CAFE」は多くの人で賑わい、この他のレストランも昼時には軒並み盛況で店外に列が出来ていました。

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(インスタ映え度が半端ないパンケーキ(笑)普通に美味しかったです)

訪れた人たちにとっては、サッカークラブの施設というより、あくまでも買い物や食事をする場として位置付けていたと思います。グランドオープンから2か月程度の時期ではありますので、目新しさが引き寄せている部分はあると思いますが、現時点では大倉氏が述べたとおり地域の交流の場として機能しているのではないかと。

〇 WALK TO THE DREAM チャリティーマッチ:いわきFC‐ベガルタ仙台

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(試合会場のいわきグリーンフィールドラグビーメインの球技専門競技場)

2326人(主催者発表)が足を運んだ「WALK TO THE DREAM チャリティーマッチ」は、興味深い試合でした。

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(雨にもかかわらず、チャリティーマッチには2000人以上の来場者を記録した)

いわきFCイレブンを見ていると、フィジカルコンタクトやスプリントを見ていると、仙台の選手と遜色は無かった印象。関東大学サッカーリーグ出身の大卒選手を中心としたチーム編成を考慮する必要はありますが、クラブが志向するフィジカル面の強化がある程度の上積みとなっているのではないかと。JFLはともかく、彼らが福島県リーグの所属であると考えると公式戦での戦績も納得ではあります。

私見ではありますが、今回の試合の開催には2つの意味合いが含まれていると思いました。1つは、10月開催の全国社会人サッカー選手権大会(全社)に向けた強化試合としての位置づけです。大倉氏も試合前の挨拶でも全社枠経由のJFL飛び級昇格に触れておりましたが、流石に「絶対突破」というニュアンスではありませんでした。しかし、従来のJクラブとの積極的な練習試合の参加に加えて、今回のように公式戦に近い形式で対戦したことは、全社に向けた準備の一環として考えてもよいのではないかと。

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(テントでは、グッズ販売に加えていわきFCパークのレストラン店舗が出店)

もう1つは、今後の公式戦開催に向けたリハーサルという側面です。協賛企業を募り、チケットの販売、屋台等の会場設営、駅からスタジアムまでのシャトルバスの運行、ライブ等のスタジアムイベントの開催など、カテゴリー昇格後の公式戦開催を見据えた入念な準備を行ってきた印象を受けました。こうした規模を現在の公式戦で実施するには、過剰投資になりかねないので、仙台さんを招いたビッグマッチを設定して実践するというのは、良い試みだと思いました。

また、こうした開催実績の積み上げは、今年は却下された、天皇杯の上位カテゴリーとの試合開催も視野に入れているのかもしれません。いずれにしても、今後も同様の形式で試合開催を続けていくのではないかと思いました。

 〇 おわりに:「ロマンとソロバン2.0」いわきFC

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湯本駅周辺に掲げられたクラブを応援するのぼり)

今回、いわきFCパーク(ハード面)と主催試合(ソフト面)の2つの視点から、いわきFCの取組を見ることができました。

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「WALK TO THE DREAM」の名のもと「スポーツを通じていわき市を東北一の都市にする」という壮大なビジョンを掲げる中で、基盤となるファシリティー(施設)の整備に尽力したことは、クラブの本気度を象徴するとともに、ビジョンを体現するかたちになったと思います。

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(試合運営のノウハウ蓄積し、見据える先は「スタジアム建設・運営」か?)

大倉氏によれば、いわきFCパークの運営は、今後のスタジアム建設・運営に向けた前哨戦であると位置づけているとのこと。いわきFCパークの運営で得た経験から作り上げるとすれば、地域の人々とクラブを繋ぐための、日本初となる複合施設型の「稼ぐ」スタジアムを目指していくのではないでしょうか。

鹿島アントラーズ社長やJリーグのチェアマンを務めた大東和美さんは、クラブには夢を語ること(ロマン)と、夢を実現するための経営(ソロバン)の双方が大切であるという「ロマンとソロバン」という言葉をよく使っておりました。

いわきFCは、それを一歩進めた「ビジョンを達成するために、いかに稼ぐか」という視点を持っていると思います。いわきFCパークという新たな地域交流のスポットを提供し、収益を得るという現在の取組がその第一歩であり、チャリティーマッチは「スタジアム」運営という次なるステージの入り口として考えられるかもしれません。

スポーツビジネスには大きな伸びしろがあると言われておりますが、ビジネスとして発展・成長していくためには「稼ぐ」側面にも注目する必要はあると考えています。そうした意味でも、いわきFCの挑戦は1つのモデルとして注目していきたいと思います。

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観戦記:明治安田生命J1リーグ・清水エスパルス-川崎フロンターレ

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昨日はIAIスタジアム日本平で清水戦を観戦。

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試合はコンディション差を跳ね返して、見事に勝利。試合を通じて感じたことは以下の通りです。

◯ 闘魂込めて
悔しい敗戦から中2日で迎えた試合。口では「切替」という言葉を述べても、疲労も含めて実際のプレーには影響が出るものと考えていました。
しかしながら、ピッチ上では川崎イレブンの「絶対に決める」「相手にゴールを決めさせない」といった闘志溢れる気持ちがこもってたプレーを見ることができました。
特にミスも散見された後半は、危ない場面も多く、耐える時間帯が長かったです。それでも、足を出していく、一歩前に出る「際」のプレーで失点することなく凌ぐことができました。
水曜日の埼スタで失点のたびに肩を落としていた選手たちを見ていただけに、必死になって頑張る姿には、とにかく胸が熱くなりました。

◯ 共走と競走
浦和戦から入れ換えでスタメンに名を連ねた森谷選手と長谷川選手。疲労が残るチームの中で、フレッシュな2人がハードワークを支えてくれました。
森谷選手は雨で滑りやすいピッチコンディションの中でも抜群のボールコントロールと判断スピードでボールにも汗をかかせ、長谷川選手のサイド突破は相手に脅威になったと思います。
森谷選手は、試合後のコメントで「タツヤ(長谷川竜也)とも自分たちが走ってチームを盛り上げようと話していた」と述べていましたが、攻守に率先してハードワークする姿勢はチームに勇気を与えてくれたと思います。
一方、彼らも出場機会を得てレギュラー奪取してやろうというギラギラしたモノを感じました。こうした競争意識を高めてきたのは鬼木監督のチーム作りの影響も大きいと思います。この勝利からチームの一体感も感じました。

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以上です。敗戦から立ち上がり、力強く前を向いて進もうとする姿に逆に励まされました。改めて、チームを応援する気持ちが強くなりました。

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清水さんとの連戦となる水曜日の天皇杯も、粘り強く戦っていきましょう!!

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観戦記:ACL・浦和レッズ - 川崎フロンターレ

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昨日は埼スタACL準々決勝を観戦。

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試合は、車屋選手の退場が響き、合計スコアも逆転負けで敗退。試合を通じて感じたことは以下の2点です。

 

◯ 3つの誤算
車屋選手の退場は、川崎にとって3つの誤算が生じたと考えています。1つは、言うまでもなく50分以上の時間を数的不利の状態で戦うことを強いられたことです。鬼木監督は様々な状況に備えて予めプランを組んで試合に臨まれていることは今季の戦いぶりからも理解できますが、この状況は流石に想定外であったと思います。
2つ目は、退場したのが車屋選手であったことです。第1戦に負傷したノボリが不在の川崎には、左SBをこなせる選手がベンチにいません。このため、今季右SBに魔改造コンバートした田坂選手をスクランブル起用しましたが、浦和の厚みのあるサイドアタックを抑えるには厳しかったと思います。
3点目は、退場者が出たことにより、川崎の守備が全く機能しなくなったことです。前線に圧力をかける枚数が減ったことで、浦和はビルドアップからミドルゾーンまで楽々に運ぶことができました。人数をかけて横幅をケアすれば真ん中は空いてしまうし、中央に固まれば自然と得意のサイド攻撃に使われてしまう。なかなかの地獄絵図でした。

◯ 必要だった「自分たちのサッカー」
退場者が出た後も、鬼木監督が素早い決断で方針を決めて、選手たちも意思統一して集中して頑張っていたと思います。しかし、結果的にリードを守りきることができず敗戦を喫してしまいました。
やはり、浦和の攻撃はJリーグ屈指のバリエーションと破壊力を有しているだけに、その点を織り込んだ次善策が必要だったと感じました。
最適解ではないかもしれませんが、ボールを保持する時間を長くし、ゲームのテンポを落とせればと思いました。その意味では、憲剛さんの体力と大島君の怪我のリスクマネジメントせざる得ない状況は響いたと思いますが、チーム全体で取り組んできたサッカーでもありますし、今回の敗戦を機に勇気を持ってボールを持つ意識を高めて欲しいところです。

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以上です。単純に力不足を感じた試合でした。こういう試合を踏ん張って這い上がらないと、タイトルを掴めないのだなという試合。チームとして、この敗戦を次に繋げられるか。この大会は終わってしまったけども、まだシーズンは終わりじゃない。Don't stop believing

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観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレー横浜F・マリノス

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昨日は、等々力でマリノス戦を観戦。

試合は、大島君の今季初ゴール等で3得点快勝。試合を通じて感じたことは以下にまとめました。

〇 鬼木フロンターレの「色」

試合は、上位対決に相応しい緊張感のある展開だったと思います。フロンターレマリノスともに確固たるスタイルを有するチームの対戦だけに、毎回「どちらが自分たちの望む展開に持ち込めるのか」が重要だと考えておりましたので、中澤・ゲテネク両選手を中心に素早く+ガッチリと人垣を固めるマリノスの守備を崩して、早い時間帯に先制できたことは普段以上に大きな価値のあるものだと思います。

しかし、この日の試合は、走力と球際の強さで粘り強い守備で苦しい時間を凌げたことが勝利を引き寄せたと思います。マルティノス選手のサイド突破、斎藤選手のキレのあるカットインは早々に止められませんし、ヴィエイラ選手は決定機がそうであったようにゴール前で確かな仕事ができる選手です。

スコアほど圧倒した試合とは言えず、耐える時間帯も長かったです。しかしながら、前線からのプレス、中盤のボール保持者に対する厳しい寄せ、そして自陣内の粘り強い守備で跳ね返す姿を見て、川崎イレブンの強い気持ちが普段以上に伝わるとともに、鬼木監督が志向してきたサッカーの現在位置を窺い知れることができたと思います。

そして、こうした守備の姿勢が追加点にも繋げることができました。2、3点目は、いずれも相手陣内で奪ったボールを一気にシュートまで持ち込んでゴールに繋げました。前線の各選手が前半から狙っていたかたちであると思いますが、試合を通じて走り続けたからこそ、奪えた得点だと思います。相手の守備を崩す、だけじゃない姿を見せて得点を奪うことができたのも積み上げの成果ではないかと思います。

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以上です。試合前、マリノス斎藤学選手が「ここで勝てれば本当の意味で上位にいく資格があるということ」と述べておりましたが、首位との勝ち点差を考慮すると、両クラブにとってリーグ戦の今後を左右する試合だったと思います。

連戦は厳しいと思いますが、前に進もうとする力がチームを大きく成長させてくれると思います。一戦必勝の精神で応援していければと思います。

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観戦記:明治安田生命J2リーグ・ジェフユナイテッド千葉ー東京ヴェルディ

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昨日はフクダ電子アリーナにてジェフのホームゲームを観戦。

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熾烈を極める昇格戦線、順位的にももう負けが許されないジェフがプレーオフ圏内に入っているヴェルディと対戦。試合の雑感は以下の通りです。

〇 前半:千葉 0-0 東京V

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スコアレスながら、ヴェルディが圧倒。GKから繋ごうとするジェフは「ビルドアップ絶対潰すマン」ヴェルディの前線からのプレスに苦戦。

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ヴェルディは、選手の距離間が良かったのでプレスやパスワークが連動しておりました。ボールを保持したヴェルディはカウンターで一気に攻め込む。

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押し込まれたジェフは、イエローカード3枚を出しながらも何とか無失点に抑えた印象。ルイス選手の再三の好セーブも光りました。

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〇 後半:千葉 2-2 東京V

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ジェットコースター展開。後半開始から攻勢を仕掛けたジェフがラリベイ選手のゴールで先制したものの、ヴェルディが鮮やかに逆転。ジェフは、GK・ルイス選手が飛び出した後のクリアを拾われ、無人のゴールに決められた2失点目は痛かったものの、ヴェルディが守りに入る前に大久保選手のゴールで追いつけたのは非常に大きかった。

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その後はオープンな展開。ジェフもヴェルディも攻撃的な選手を投入して人数をかけてアグレッシブにゴールを目指す。ジェフはラリベイ選手のポストプレーが要所で効いており、タメのある攻撃を展開できていた印象。

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周囲のジェフサポさんも大興奮。第三者目線で見てもハラハラドキドキで面白かったのですが、ジェフサポさんの心身の消耗度は相当なのではないかと感じるほどの試合後の反応ではありました。

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パッションのキャッチフレーズは名前だけではない、己の感情を開放するような激しいアタッキングサッカーでした。この感覚を味わうために、また試合を見に行きたくなりました。。

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観戦記:日本代表・日本代表-オーストラリア代表

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昨日は、埼スタで日本代表のアジア最終予選を観戦。

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試合は、日本がオーストラリアに予選初勝利!見事、W杯出場決定!!試合を通じて感じたことは以下の通りです。

◯ 前半:日本 1-0 オーストラリア

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オーストラリアのフィジテク(石崎信弘風)に押し込まれる場面はあったが、ハリルホジッチ監督の戦略もある程度ハマっていた印象。そこまで戦術練習に多くの時間を割いていないと思われますが、プレスの連動性やタイミングが洗練されており、オーストラリアが嫌がる戦い方を展開できていたと思います。
しかしながら、日本の的確なプレスをオーストラリアがゴリ押しで繋ぐという国内ではなかなか見られない光景を見せられただけに、油断ならぬ雰囲気ではありました。そういう意味でも、押し込まれた中でイイ時間帯に先制できたと思います。

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◯ 後半:日本 2-0 オーストラリア

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ケーヒル投入など日本陣内に人数をかけて攻勢を強めるオーストラリアの攻撃を凌ぐ場面もあったが、前半に比べるとカウンターで攻め込む場面を多く作れた印象。ディフェンス陣の粘り強い対応に加えて、大迫選手のポストプレー、井手口選手の驚異的な運動量に助けられる。

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ピンチの後にチャンスあり。井手口選手のゴラッソで突き放した時間も非常に良かった。守備のチェイスと攻撃の推進力に長けた原口選手の良さが光り、疲れもあるだろう井手口選手もよく反応して決められたと思います。

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終盤の攻撃も冷静に対応し、大きな混乱なく試合を締めて見事勝利!最後までハードワーク、ハードワークの熱い試合でした!!昨日の涼しいグラウンドコンディションはハードワークするにも丁度良かったですね。

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不運も多かったハリル監督に最後は運も味方してくれたかな。最初のミッションは見事コンプリート。

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以上です。Jリーグで戦う選手で今後の代表に入るためにはフィジカルレベルで追いつくことが大事だなと感じる試合でした。川崎視点で見ると鬼木さんの求めるハードワークや切替の部分を高いレベルで実践していくことは、そのラインに近づくためにも大切かなと思いました。
ココから新たなスタート!ロシアで勝つぞ!!

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