昨日は、等々力アリーナで開催されたBリーグ1部(B1)・川崎ブレイブサンダースの試合を観戦。
(福田川崎市長による開幕宣言)
代々木第一体育館で鳴らされた号砲とともに、各地で始まった日本初の男子プロバスケットリーグ・Bリーグ。川崎においても「川崎ブレイブサンダース」が誕生、1部リーグに参戦することとなりました。バスケの生観戦は初めてでしたが、高校まで授業で習ってきた競技ですし、何よりも学生時代に『スラムダンク』の影響でバスケが大きな影響を受けたド直球の世代でもありますので楽しみにしておりました。
(第4ピリオドは1ゴールを争うデッドヒート)
試合は、第2ピリオドまでに川崎が14点リードを奪ったものの、ビー・コルセアーズに1点差まで追い上げられ、勝負の行方がラストまで分からない白熱の試合展開。
両チームの攻守の素早い切り替え、攻守の切れ目で炸裂する速攻の仕掛け、ゴール前の人垣を崩すためのアイディア、外国籍選手の迫力あるダンクシュート、華麗なスリーポイントシュートの応酬、目の前で繰り広げられる、バスケットという競技ならではの魅力を大いに堪能することができました。
(試合終盤の会場のムードも非常に良かった)
また、試合終盤の会場の雰囲気も非常に良い盛り上がりで、攻守ともにブレイブサンダースを応援する満員のスタンドの一体感というのが伝わってきました。
(試合は川崎が2点差で勝利。Bリーグ初勝利をあげる!)
満員の観客の前でプレーすることは選手にとっても非常に大きなモチベーションにもなると思いますし、会場の雰囲気が試合の展開を盛り上げたのかもしれません。その意味でも、こうした会場の盛り上がりというのを継続していくことが、面白い試合作りに繋がるのではないかと。
(試合前に流された憲剛さんからのビデオメッセージ)
個人的な意見ですが「プロスポーツ不毛の地」と言われてきた川崎という街は、川崎フロンターレを中心に地域のスポーツを熱く応援するカルチャーを育んできたと思います。ブレイブサンダースという大切な仲間の新たなスタートを機に、その輪を広げていければと考えております。
会場に足を運ぶ全ての人がバスケに対する造詣に深くある必要は無いと思います。まずは、より多くの人が試合を見ることで、バスケットという競技の魅力を感じてもらうことが大切ではないかと。川崎市民の私からすれば「川崎(地元)のチームだから」という理由は、非常に大きなファクターになります。ということで、また機会を見て足を運ぼうと思います。頑張れ、川崎ブレイブサンダース!