昨日は、代々木第一体育館で『EAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIP 2017』を観戦。
(オールジャパン準優勝から約1週間、代々木に戻ってきた川崎)
Bリーグと韓国のプロバスケットボールリーグ・KBLの代表チームが対戦することとして、Bリーグのオールスターウィークに初開催となった本大会。日本からは川崎ブレイブサンダースが出場し、今季のKBLで上位を走る安養KGCと対戦しました。
試合は、率直に言って非常に面白い試合でした。普段のBリーグの各チームとは異なるアリーナの独特の雰囲気、川崎と異なる安養KCGとのスタイルの激突、逆転を繰り返す白熱した試合展開で最後まで目が離せない展開だったと思います。
(安養の28番・サイモン選手は抜群の攻撃センスで最後まで川崎を苦しめた)
正直、前半終わった時は「勝つのは難しい」と感じるほど強さを感じていただけに、後半における修正力、辻選手の欠場やオンザコートのギャップ等を踏まえた徹底したマネジメントで戦い抜いた「全員力」の勝利ではないかと。
(藤井選手のアグレッシブなプレーが攻守に光った)
個人的には、第2ピリオド以降、攻守においてアグレッシブな働きをされた藤井選手の活躍が印象に残りました。オールジャパンでの試合もそうでしたが、自軍が上手くいかない状況で流れを変えるプレイを見せてくれる藤井選手の存在は、川崎の大きな強みであると改めて実感する試合でした。
(この日、チーム最多の28得点を挙げたライアン・スパンクラー選手)
また、スパンクラー選手は、ファジーカス選手のアシストを受けて、インサイドを鋭く切り込むフィニッシャーとして大車輪の活躍。彼の安定した得点力無くして、この接戦を制することはできなかったと思います。
(安養KCGチアの華やかなダンスが大会を彩った)
試合後、川崎の北HCが仰っていたとおり、翌日に向けた「前座試合」とも言えなくもない大会ではありましたが、普段とは異なる雰囲気の中、5000人を超える観衆の注目・歓声が試合に熱を与えるとともに、選手たちの大きなモチベーションに繋がったことは言うまでもありません。
個人的には会場の雰囲気を感じられただけでも、足を運んで良かったと思いましたし、明日のオールスター戦も楽しみになってきました。