ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:高校サッカー・第97回全国高校サッカー選手権大会 開幕戦

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12月30日、駒陸で高校サッカー選手権の開幕戦を観戦。

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快晴の空の下、全国各地で繰り広げられた予選を勝ち抜いた精鋭たちが集う開会式。

大会テーマ『ふり向くな 君は美しい』の生演奏に合わせて行進する選手を見ると、観戦者の自分の気持ちがグッと引き締まる。正直、プレイヤーズファーストとは言えないセレモニーではありますが、晴れの舞台が印象に残るモノであればという気持ちもある。

〇 GAME:流れを変えた「半端ない」一撃

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開幕戦は、駒沢大学高校那覇西高校の対戦。

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(駒沢大高の応援席にはビッグフラッグ登場)

開幕戦は東京都代表が登場することになっておりますが、今回は地元とする駒沢大高校が登場と言うことで応援席には多くの関係者が駆けつけておりました。

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(前半は駒沢大高が主導権を握る)

試合は、序盤から主導権を握った駒大高が前半36分に先制。

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(駒沢大高、歓喜ダッシュ

駒大高は、サイドを起点にした攻撃もさることながら、前線からの積極的なプレスで相手からボールを取り上げる守備が非常に良かったと思います。相手にボールを握られ、押し込まれる展開が続いた那覇西も粘り強い守備で凌いでおりましたが、ゴール前の混戦を決められてしまいました。

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後半、最初の約10分間は駒沢大ペース。駒沢大が積極的に2点目を狙う姿勢を見せておりましたが、那覇西も集中力を切らさずに必死の守備で耐える。試合の流れが大きく変わったのは、那覇西の「半端ない」一撃でした。

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(同点弾を決めた直後の那覇西イレブン)

中盤でボールを受けた宮國選手が、細かいタッチで相手を交わして、迷うことなく振りぬいたミドルシュートがネットを突きさす。ほんの数秒の出来事、一連の流れを含めて素晴らしいゴールだったと思います。

息を吹き返した那覇西は、勢いそのままに前線のスピードを活かした縦に速い攻撃で逆転を狙う流れを作りましたが、駒沢大高も反転攻勢で決定機を連発。

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(80分で決着がつかず)

ほんの少しで決まろうかという場面でしたが、那覇西もゴール前での必死のクリア、GKの好セーブで凌ぎ切る。一進一退の攻防を繰り広げた試合は、決着つかずにPK戦に突入。

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PK戦は集中力が問われる展開に)

PK戦は、5人目以降はGKの集中力が切れてきた印象もあり、枠外・正面以外は止めきれない雰囲気となり、11人目となるGKまでキッカーが回る展開。試合中も好セーブを見せた那覇西のGKが止めて、決めて勝利を掴みとる!激アツでした(寒かったけど)

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(喜びを爆発させる那覇西イレブン)

以上です。激闘の幕開けを予感させるサッカーの醍醐味、怖さを詰め込んだ濃密な試合になったと思います。平成最後の選手権が楽しみになってきました。

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観戦記:B1リーグ・川崎ブレイブサンダース-シーホース三河

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12月28・29日、とどろきアリーナ川崎ブレイブサンダースのホームゲーム観戦。

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(「ロウルかわいいよロウル」と言ってるうちに年内最後の試合になったでござる)

先日開幕したと思ったら、あっという間に年内最終戦。早杉。

〇 GAME1:驚異の決定率

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(絶好調の篠山選手。GAME1ではキャリアハイの29得点を記録)

GAME1(28日開催)は、手痛い敗戦となりました。序盤の川崎は、絶好調の篠山選手を中心とする多彩な攻撃と粘り強いショットブロックを見せてリードを奪いましたが、三河さんがシューターを活かす攻撃で逆転に成功。

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(「日本最高峰のシューター」金丸選手はどこからでもシュートを決めてくる)

前回対戦時も猛威を振るった「日本最高峰のシューター」金丸選手(25得点)に加えて、セカンドユニットで登場したサザランド選手が「打てば入る」レベルの恐るべき決定力(5本決めたスリーポイント成功率100%)を見せて30得点の大活躍。

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(ゴールと言う名の獲物を逃さない「スナイパー」サザランド選手)

両選手を中心に積極的にスリーポイントを狙った三河さんは、最終的に3ポイント成功率71.4%という驚異的な数字を残して、川崎の追撃を振り切って勝利を手にしました。

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(川崎は3Qに1点差、4Qも一時逆転したものの、終盤に突き放されてしまった)

川崎としては、三河さんのオフェンスの質を褒めるべきかもしれませんが、4Qに逆転に成功するなど粘りを見せていただけに、終盤の試合運びの詰めの甘さ、接戦で勝ち切れない今季の課題が如実に表れた試合でもありました。

〇 GAME2:飛躍の契機

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(前日の敗戦からのリベンジを期す川崎。気合の入った選手入場後の円陣)

GAME2(29日開催)は、川崎が快勝。川崎は、前日106失点の反省を踏まえ、序盤から厳しいチェックを見せたのに加え、攻守においてインサイドで圧倒。

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(32得点を挙げたファジーカス選手。なお、左下に映ってるのは元川崎・ジェフ磨々道氏)

ニック選手(32得点・20リバウンド)とマクリン選手(20得点・11リバウンド)、好調を維持する篠山選手の3選手がオフェンスを牽引。

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(ファジーカス・マクリン両選手は得点だけでなく、ディフェンシブリバウンドでも数字を残す)

三河さんは、インサイドの苦戦に加えて、前日冴え渡ったシュートが精彩を欠き、得点を重ねられなかったのが大きかったと思います。金丸選手が途中からベンチに下がり、サザランド選手もチェックが厳しくなり、なかなか得意とするかたちに持ち込めなかったと思います(GAME1:5/5⇒GAME2:1/3)。

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(3Qに連続スリーポイントを決める等、会場を大いに沸かせた青木選手)

さらに、後半は川崎・青木選手がスリーポイント連弾、粘り強い守備を見せてアリーナの熱量を上げる活躍。今季の青木選手は途中出場でもミスが散見される等の厳しい内容が続いていただけに、この日の活躍に喜んだ方も多かったと思います(自分含む)。

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(初ヒロインとなる青木選手。MC・高森さんとガッチリ)

セカンドユニットの脆弱性は指摘されているだけに、この日の活躍を自信に変えて存在感を発揮してほしいところです。

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(インタビューの最後に「Be Brave!」で締める篠山選手)

以上です。年内最終戦は1勝1敗ではありましたがGAME2をナイスゲームで終えることができたのは良かったと思います。非常に苦しい序盤戦だったと思いますが、1試合を大切にして応援を続けることができればと考えております。

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(おまけ:試合後のトークバトルで篠山選手から面白エピソード要求される藤井選手)

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わたしのおススメ映画 2018

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(おそらく今年ラストの鑑賞作品は『アリー スター誕生』)

映画の感想はfilmarkに移行しておりますが、今年のまとめを本ブログで書きたいと思います。昨年の「有楽町周辺の各映画館で鑑賞した映画」という面倒なテーマ設定の反省を踏まえ、映画館で見た映画全般からおススメしたい作品を取り上げたいと思います。本ブログを通じて、取り上げた作品に関心を持っていただけますと幸いです。

〇 『タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜』

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本年鑑賞した映画の傾向として、過去の実話に基づいた物語を通じて現代に問いかける作品が非常に多かったと思います。人種差別、貧困、LGBT等といったテーマを内包させることにより社会が直面する課題にどう取り組むべきなのか、何が重要なのかを考える機会にも繋がるとともに、作品が作られた時代を投影する映画ならではの役割を担っていると考えることができると思います。


本作『タクシー運転手』も、1980年代に韓国の全羅南道で発生した光州事件を取り上げた作品です。当時の韓国は、朴正煕元大統領の暗殺後、軍部を掌握した全斗煥が実権を握り、戒厳令を背景に有力な野党指導者(後に大統領となる金泳三・金大中)を逮捕・軟禁する措置を取っていました。こうした政府の動きに反発する中で発生した大規模な反政府デモ、ならびに政府の武力行使が本作で描かれています。

文在寅大統領をはじめ、歴代の大統領が当時の政権に抗う立場であったこともあると思いますが、自国の暗黒の時代の出来事を真正面から描いていることに驚かされました。国民を守るべき軍隊が国民に銃を向けるという構図自体は人類の有史において全くなかったものではありませんが、1980年代の韓国で行われていたという事実を重く受け止めて鑑賞を進めました。

本作では、同事件の経緯を、ソウルのタクシー運転手・マンソプを通じて描いています。戒厳令下のソウルの一市民であるマンソプは、自身の業務を妨げる存在であるソウル市内のデモ活動の若者たちの存在に不満を抱き、光州に足を運んでもデモの機運とは離れた意識にいました。しかし、眼前に繰り広げられた地獄絵図を見たことで、そうした光景に対する印象が一変します。このように段階を踏んで、彼の意識の芽生えを丁寧に描かれていたのは、非常に良かったと思います。

一方、本作の取り上げたハードな内容に対して、作品全般が重々しい雰囲気にしない作りとなっているのも好感を持てました。序盤のマンソプのダメ親父ぶり、光州の人々との交流、終盤のアクションシーン等、エンタテイメント要素を満遍なく織り交ぜて作り込んでいく韓国映画の絶妙なバランスが光る素晴らしい作品でした。

〇 『ダンガル  きっと、つよくなる』

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女子レスリングのセクハラ問題が大きく話題になったタイミングで公開されたのが、実在のインドのレスリング一家を取り上げた『ダンガル』です。


以前、インドでクリケットに置き換えて『巨人の星』を制作するという話を耳にしたことがありましたが、本作は女子レスリング版『巨人の星』と言える物語。自身が果たせなかった大きな夢を娘たちに託す父親の鋭い眼光は、星一徹そのもの(汗)

近年、リアルor超次元の二極化が進む日本のスポーツ作品の現状を踏まえると、懐かしくも感じさせる「スポ根」展開ながら、音楽を駆使したハイテンポのリズム、活劇の要素を多く盛り込んだインド映画らしい演出が加味されることで娯楽度満点の構造になっており、バランスのとり方が絶妙ではありました。

特に、プロレス・格闘技観戦の経験を踏まえると、レスリングシーンの魅せ方が上手かったと思います。レスリングのマットの円形構造を駆使しながら、実際の競技では起こりえる、膠着する場面を極力を省き、UWFを彷彿とさせる回転体の動きを表現していたのが非常に良かったです。

一方、2010年代の現代を舞台にスポ根が展開されてしまうことに大きな驚きを感じていましたが、作品の背景にインド社会に対する強いメッセージ性を投げかけています。

経済成長が進み、社会的発展を遂げているインドですが、未だにカースト制度等の伝統的な価値観が根付いていることを耳にします。たしかに、父親が娘たちにレスリングを押しつけたことに疑いはありません。しかし、彼は「家事や料理を手伝い、後々に知らない相手と無理やり結婚しなければならない」古い価値観に基づく女性のあり方を強制的に引き離したことになります。

そして、父親は国際大会の大一番に臨む娘に対して「男性ではなし得なかった栄光を女性が国にもたらすこと」の意義を説きます。このメッセージこそ、インド社会に問いかける隠されたテーマであったと思います。そういう意味では、古臭いように見えて、今作られたことに意味のある作品であったと思います。 

〇 『search/サーチ

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行方不明になった娘と捜索する父親という非常にシンプルな構造を、拡張し続けるネット空間を舞台にすることで今までに見たことがない斬新な内容に仕上げた作品。

全編がPC画面の中で展開される斬新な絵の作りは、Facebook創設を描いた『ソーシャルネットワーク』から約10年が経過した現在の「繋がり方」が様々なかたちで変化したことを強く印象付けられました。情報アクセスにおけるスピード感を上手く描いており、ネット空間が抱える莫大な情報量の可視化の役割も果たしていたと思いました。

そして、ネット空間が抱える莫大な情報量とアクセスに対するスピード感をサスペンスの仕掛けとして巧みに組み込んだ点が素晴らしかった。捜査の過程で父親が手にする(=鑑賞者に提示される)数々の情報をパッチワークのように繋ぎ合わせることで真相に迫ろうとする。しかし、そうした過程の中に発信側のフェイクもあれば、受け手の思い込みも介在するのが非常にリアルに感じました。

また、サスペンスのシリアスさだけではなく、デジタルネイティブ世代を象徴する子供の成長とともにOS、アプリケーションの変化を見て取れるのはデジタル年表に感じたり、国境を超えた「ネットあるある」な小ネタがあったり、ヘビーなネットユーザーには相当楽しめるような作品だったと思います。

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観戦記:B1リーグ・川崎ブレイブサンダース - 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

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12月21日、とどろきアリーナで名古屋戦を観戦。

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今季のBリーグも中盤戦を迎え、順位表も気になってまいりました。地区優勝を目指し、勝利を重ねていきたいところ。

〇 GAME:猛追したものの勝利には届かず

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前半の川崎は、試合の入りが最悪だったというのもありますが、ニック欠場の影響を強く感じる内容だったかと。この点は、名古屋さんが序盤から高い位置からプレスを仕掛けるディフェンスのアプローチを取られたことで、攻撃のリズムを崩されてしまったのも響いてしまいました。このため、自陣内でパスをスティールされる等、ターンオーバーの失点が目立ってしまいました。相手の勢いを与えてしまった結果、ディフェンスでも名古屋さんに気持ちよく攻撃をさせる悪循環。点差通りの厳しい内容でした。

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17点ビハインドで折り返した後半の川崎は、攻守の修正で猛追を見せました。マッチアップを補うためのダブルチームでマッチアップのギャップを補い、激しいディフェンスからのファーストブレークによる得点で差を詰める等、とどろきアリーナ全体が「イケるぞ」という雰囲気を作れたと思います。

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しかし、試合を通じて精度の名古屋さんの精度の高いミドルレンジ、スリーポイントが川崎の反撃の流れを断ち切ってきました。

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終盤は猛攻で追い込む川崎、逃げ切りを図る名古屋の構図。川崎はフリースロー2本を決めれば同点という場面まで持ち込みましたが、32得点と奮闘したマクリンが1本目を外して万事休す。。。

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追いつけそうな場面での局面のプレーの精度に欠いたのは勿体なかったと感じましたが、完全な負け試合の雰囲気からココまで追い込んだのは価値があるモノでした。

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2階席後方で見ておりましたが、追撃を加速させるようなアリーナの熱量も非常に高かったです。自分も会場の雰囲気に負けず、年末年始も熱く応援していきたいところです。

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観戦記:トップリーグ・第56回日本ラグビーフットボール選手権大会

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12月15日、秩父宮ラグビー場ラグビー日本選手権を観戦。

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昨年同様、トップリーグ総合順位決定トーナメントを兼ねた本大会。この日は3位決定戦と決勝の2試合が開催されました。

〇 3位決定戦:トヨタ自動車ヴェルブリッツヤマハ発動機ジュビロ

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3位決定戦は、昨年と同じトヨタ自動車ヤマハ発動機の対戦。

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ジェイク・ホワイト監督の就任後、2年連続のベスト4入りを果たしたトヨタ自動車は、準々決勝でパナソニックワイルドナイツに勝利する等、昨季に負けないインパクトを残しております。

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試合は、開始早々のトライで先制したトヨタ自動車に対し、ヤマハが追いかける展開。特にヤマハはミスが多く、オフロードのパスがズレる、プレーを切るはずのキックが制度を欠いて相手にボールが渡るなど苦しい展開。

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同点に追い付くものの、姫野選手がトライを決めてトヨタ自動車が勝ち越しに成功。

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後半は、一転してヤマハが攻勢を仕掛け続け、トヨタはリードを守る構図。

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トヨタ自動車は姫野選手がシンピンで10分間の途中退出になるなど、相手陣内でのプレー時間をなかなか作れない状況に陥ってしまいました。

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ヤマハも同点トライを奪ったものの、攻めあぐねていた状況でしたが、77分にペナルティゴールを決めて逆転に成功!

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これが決勝点となりヤマハが2年連続の3位に輝きました。

〇 決勝:神戸製鋼コベルコスティーラーズサントリーサンゴリアス

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決勝は、トップリーグ15年ぶり(日本選手権は18年ぶり)の優勝を狙う神戸製鋼コベルコスティーラーズと3連覇を狙うサントリーサンゴリアスの対戦。

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今季の神戸製鋼は、元オールブラックスのコーチを務めたウェイン・スミス総監督、オールブラックスで代表キャップ112試合を持つダン・カーター選手が加入し、今季無敗で決勝の駒まで進めました。

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一方、サントリーはリーグ戦で神戸製鋼に敗れたものの、その後の激闘を制してリベンジを果たすべく3年連続のファイナリストとなりました。

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試合は、大方の予想を裏切る一方的な展開になりました。

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試合序盤に鮮やかに2トライを奪った神戸製鋼が試合を優勢に進めます。神戸製鋼は、素早いショートパスを駆使し、高いポゼッション率を確保することで試合の主導権を握ることに成功。

ディフェンスについても、規律ある守備でギタウ選手や松島選手の縦の突破を簡単に許しませんでした。尾崎選手の1トライこそ返されたものの、サントリー・松島選手のキックを見事にブロックした有田選手がボールを沈めて突き放す展開。

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後半に入っても、神戸製鋼の攻勢は止まりません。

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サントリーも選手交代で流れを変えようとするものの、神戸製鋼のアタッキングの前に防戦を強いられます。

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前半を超える4トライに加えて、コンバージョンではダン・カーター選手、「スナイパー」ヘイデン・パーカー選手の正確無比のキックがさく裂。

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貪欲に攻め続け、得点を積み上げていきました。前大会ではパナソニックの猛攻の前に選手を鼓舞する応援を続けてきたサントリーの応援席も数々のプレーの前に圧倒されてしまった印象。

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攻撃の手を緩めなかった神戸製鋼が50点差をつけて優勝。ダン・カーター選手のワンマンチームではなく、前年度王者に対して、質の高い攻撃、局面での守備強度の高さを見せつけたことで総合力の高さを改めて見せつける内容だったと思います。

〇 観戦:「世界」を強く感じるリーグへ

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近年のトップリーグの覇権を争ってきたパナソニックサントリーヤマハに対して、世界の頂点を知る指導者・選手を迎えたトヨタ自動車神戸製鋼の躍進は、サンウルブズとは違ったかたちで「世界」を意識させられる機会になるのではないかと。

もちろん、現在に至るまで名選手が多く日本でプレーしてきた経緯はありますが、W杯というビッグイベントを前にその熱量を強く感じられると思います。W杯閉幕後、ラグビーに対する視線が多く向けられれば、前大会同様、トップリーグが注目されると思います。前回大会後、2年で収束してしまった反省を生かし、熱狂を加速させるのはトップリーグの動きに期待したいと思います。

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観戦記:B1リーグ・川崎ブレイブサンダースー横浜ビー・コルセアーズ

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12月8・9日、とどろきアリーナ川崎ブレイブサンダースのホームゲーム観戦。

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約1か月ぶりのバスケ現場。アリーナ独特の雰囲気が好きです。

〇 GAME:川崎、神奈川ダービーを制圧

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W杯アジア二次予選に伴う中断を挟んで再開されたB1リーグ。サンダースは負傷者、代表メンバーを抱える状況を踏まえ、やり繰りが求められる2試合となりました。

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GAME1は、現状を踏まえると理想的な展開になったと思います。4日のカタール戦で長い時間プレーしたニック選手の出場時間は多くありませんでしたが、得点力をいかんなく発揮して26得点。代表で見せた存在感を再現するような素晴らしい働きぶりでした。

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1Qで奪った大量リードを活かし、選手を入替ながら試合運びを行うことができたと思います。

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青木選手のプレー時間の確保、開幕前の負傷で戦線離脱していた谷口選手も出場機会を得て得点を挙げる等、終盤は失点が増えてしまいましたが、収穫も多い試合になったと思います。今後の日程、各地区の上位チームとの対戦を見据えるとセカンドユニットの強化=底上げが求められるところではないかと。

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GAME2は、前日の大量失点を踏まえ、ビーコルさんも守備を修正。アグレッシブな守備で川崎のインサイドの攻撃を抑え、前日は得点を伸ばせなかった「オフェンスマシーン」川村選手に良い仕事を見せて、前半は僅差の展開となりました。

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前半を受けて、サンダースは3Qに守備をゾーンに変更。24秒タイムを複数回奪うなど良い守備を見せ、良い攻撃に繋げたサンダースがリードを一気に広げることに成功。ファストブレイクの展開でマクリンが得点を重ねられたのも大きかったです。

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試合全般を通じて大きなインパクトを残したのは藤井選手でした。GAME2は18得点12アシストの大活躍でMOMにも選出。

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サンダースらしい守備のハードワークを惜しまず、果敢なドライブの仕掛け、絶好調だったスリーポイントシュートによる得点でチームに勢いを与える存在だったと思います。

ベスト・シックスマンから攻撃の柱に変化を遂げつつある、藤井選手の今後の活躍にも期待したいところです。

〇 観戦:連日観戦の面白さ

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今回の横浜戦は、初めてGAME1・2を連続して現地観戦しました。これまでは「2試合のうち1試合に行ければ」という気持ちで足を運んでいたのですが、実際に連戦を連戦で見てみるとまた違った面白さがありました。

上記でも書きましたが、GAME2はGAME1の試合結果を受け、戦術的な修正等を行って試合に臨みます。今節であれば、ビーコルさんが前日の大量失点を踏まえ、ディフェンス面の対応を行ったことでシーソーゲームの展開になりました。

つまり、同じメンバーで試合に臨んだとしても、2日間の試合内容が変化することは多いと思います。この辺は、先発投手が異なるプロ野球の連戦であったり、対戦時のシチュエーションが大きく変わるサッカーにおけるホーム&アウェイとの違いではないかと考えております。

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観戦者としても、前日見た対戦相手の選手の特徴を捉えると、次の試合では見方が変わってきます。観戦で得た知識・記憶をすぐにアウトプットして利用できるのは試合観戦をより楽しむためにも重要な要素ではないかと。

〇 アリーナ:進化を続ける「EXCITING BASKET PARK」

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本年のアドベントカレンダーで、DeNA体制の掲げる「EXCITING BASKET PARK」について取り上げましたが、開幕から2か月が経過して足を運んだアリーナ運営・グッズ展開の進化スピードの速さに驚かされました。

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アリーナグルメの充実を掲げていたものの、一極集中で提供できるスピードが確保できていなかったアリーナ外の飲食売店は複線化を図って混雑緩和するとともに、食べるための飲食スペースをアリーナ内外に確保するようにしていました。独自性の分野では、NPBでよく見られているクラブ・選手プロデュースメニューが拡大しており、まだまだ提供数は増えそうな雰囲気。

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また、川崎が誇るご当地ブランドである「イクミママのどうぶつドーナツ」「堂本製菓 大師巻」とコラボによるオリジナル商品を販売。

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地域の特性を絡めたブランディングを実現するあたり「わかってる」と強く感じる部分ではありました。

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改善点等は少なくはありませんが、気になったことは観戦後に届けられるアンケートに記載して送っております。アドベントカレンダーでも書きましたが、観戦アンケート結果を公表する対応は、良し悪しはあると思いますが、回答側としてもより良き空間づくりに参加できるという意思が高まる取組であると考えています。

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以上です。2試合の観戦を通じて、また良い刺激を受ける観戦になりました。しばらくバスケ観戦がメインになると思いますので、多くの試合に足を運んで様々なことに学んでいきたいと思います。

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観戦休題:今季の観戦で振り返る「俺のゲン担ぎ」

今回のブログは「川崎フロンターレ Advent Calendar 2018 - Adventar」の14日目として投稿します。

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〇 はじめに:異常なサポーター行動を自己検証する

本年で4回目の参加となるグラッデンと申します。昨年は、初優勝を手繰り寄せたフロンターレの守備面に焦点を当てた「観戦休題:川崎フロンターレの守備に関する考察 - ぶらり人生途中下車の旅」を寄稿しました。

本年は<観戦あるある>ネタとして、日々の観戦で実践している数々のゲン担ぎ・ジンクスを紹介と思います。本ブログで紹介する事例は、あくまで筆者の独断と偏見と思い込みによるものなので、実践による効果を保証するものではありません(汗)

ちなみに、本ブログを書きながら、不安になってネットで調べたところ「ジンクス」というのは、「縁起の悪い・こと」を指す*1 とのこと(調べてて良かった)。このため、本ブログにおいても準拠するかたちで、良い結果をもたらした行動・ことは「ジンクス」とは呼ばずに「ゲン担ぎ」と表記して行きたいと思います。

1.ゲン担ぎ「移動」編

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最初に紹介するのは、スタジアムまでの移動に関するゲン担ぎです。

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等々力陸上競技場をはじめ、各地のアウェースタジアムに足を運ぶ際に、こだわっていることがあります。それは「過去の観戦で勝利した試合で利用したアクセスルートを忠実に再現する」というものです。

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「勝ちルート」と勝手に名付けている手法は、フロンターレが多くの「鬼門」に苦しめられた時代、観戦未勝利だったスタジアムで初めて勝利を納めた試合で使ったアクセス経路が初めて使ったルートだったことに気づき、勝利した試合のアクセスルートを再現することで良い結果を再現できるのではという謎理論です(笑)一例をあげると、

といったものです。ちなみに、等々力までは自転車通いのため、序盤戦はスタジアムまでの道筋を確かめながら勝ちルートの構築に力を入れます(汗)

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今季は序盤戦の平日ナイター等の都合で完成?までに時間を要しましたが、W杯前の清水戦には今季のルートを確立することができました。

勝ちルートが確立すると、途中で通過する踏切や信号に至るまで全く同じ道のりを再現しよとします。まるで、小学生の通学路かと言うくらい忠実にこなしながらも気持ちを高めて等々力に向かいます。

こうした側面はゲン担ぎと言うよりは、物事に集中するためのルーティンに近いものがあると思いますが、結果として今季も夏場から良い結果が謎理論を補強したことから、最後までやり通しました。

‐ 奥の手の「遠回り」

以上の「勝ちルート」は、勝利の道を再現することを意識とした手段ですが、勝率の悪いスタジアムについては、勝利を祈願して敢えて「無駄に遠回り」するというバカげた行動に挑戦します。

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今季で言えば、GWのアウェイ神戸戦については、ノエスタで大きく負け越していた観戦経験を踏まえ、三ノ宮駅から南京町経由でスタジアムまで徒歩で向かうことを実践し、2010年以来の勝利を掴むことができました。過去にも、会津若松経由でユアスタ(2013年・仙台戦)、四国横断してポカスタ(2014年・徳島戦)など、誰も考えないような狂った旅程を組んで遠征したことがありますが、こうした新たな成功体験が筆者を無謀な行程に挑む気持ちを駆り立てます(笑)

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ちなみに、筆者が未だに未構築の「勝ちルート」は、ヤンマースタジアム長居(1敗2分)、NDソフトスタジアム山形(0勝2敗)です。勝ちルートをご存知の方がいれば教えてください(他力本願)

2.ゲン担ぎ「観戦」編

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続いて、スタジアムに関するゲン担ぎを紹介したいと思います。前項は自分でも「頭がおかしい」レベルのこだわりではないかなと感じているのですが、本項については似通った行動をされている方が多くいるのではないかと勝手に信じております(汗)

‐「欲しがりません 勝つまでは」か?「食らいつくす」か?

Jリーグのスタジアム観戦の魅力として、スタジアムグルメ=スタグルの存在は外せません。筆者の勝利に対するこだわりは、スタジアムグルメとの向き合い方にまで及んでいます。ただし、前項における「勝ちルート」のようなものではなく、その年によって変化します。

数年前は「欲しがりません 勝つまでは」路線を掲げ、スタグルには全く手を出さずに我慢することで勝ち運を引き寄せようと試みてきました(根拠なし)。

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しかし、近年は大きく路線転換して「食らいつくす」路線に転向し、スタジアムグルメを上手に攻略するか?という視点で取組むことで好成績を維持することができました。今季観戦したアウェイでの敗戦が、スタグルにありつけなかった埼スタと長居だったことを踏まえると(自分にとって都合良く)納得してしまうところではあります(笑)

なお、野球・バスケ観戦においてビールクズ道を邁進する筆者ですが、フロンターレの試合観戦時は飲酒をしません。なぜなら、15年以上の観戦で飲酒した試合で勝ったことが無いというジンクスがあるからです(泣)

‐「流れを変える」座席の変更

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また、観戦する座席についても変なこだわりを見せるようになりました。等々力での観戦は、昨年からシーチケを自由席から指定席に切り換えたため、座席が固定しておりますが、今の座席に変える契機となったのも、同ゾーンで観戦した過去の試合の勝率が高かったことも影響しております。こうした経験も含め、近年では「勝機の流れを変える」(謎理論)ために観戦場所を動かす!というアプローチを採用しています。

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今季で言えば、アウェイのFC東京戦において、近年のリーグ戦で勝ててなかった状況を踏まえ、初めてゴール裏ではなくメイン指定席に移動して観戦したところ、2016年以来のリーグ戦での多摩川クラシコ勝利を納めることができました(謎理論の補強)。

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今実践している事例の中でもお気に入りの取組ではありますが、カップ戦で悔しい敗戦が続いている埼スタで失敗が続いているため、ゼロックス杯で勝ち運を引き寄せそうな席があれば教えてください(笑)

おわりに:「ジンクスやめられないやつ~」

先日のJ1参入プレーオフにおいて、熱烈なジュビロ磐田サポーターとしても知られているモデル・女優の田中真琴さんが決戦に向けて信じうるジンクス=ゲン担ぎを全てを実践したというツイートを見て大きな共感を覚えました(笑)

本ブログでも何度も書きましたが、数々のゲン担ぎは、あくまで謎理論であったり、根拠のない単なる思い込みでしかありませんが、一方でそんな小さな成功体験にすがってでも勝利を引き寄せたいというのがサポーター心理ではないかと。。

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サポーターとして応援する気持ちが強くなるほど、負けられない大切な試合、勝ちたい試合で自分ができることが限られていることにも気づかされます。テレビやDAZN、あるいはスタジアムに足を運んで応援する以外にできることは、ゲン担ぎのような「祈りの力」ではないかと。なので、自分は来季も全力で勝利に向けてあがいていこうと思います(笑)

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最後まで読んでいただきありがとうございました。明日はnekotankさんの「何か書く予定」となります。

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