9月29日、2年目を迎えたプロバスケットボールリーグ・Bリーグが開幕!
川崎ブレイブサンダースは、とどろきアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦しました。試合を通じて感じたことは以下の通りです。
〇 熱狂のリバイバルと成長の期待
🏀試合速報🏀
— 川崎ブレイブサンダース (@brave_thunders) 2017年9月29日
9/29
4Q 残り0:35
川崎 74-73 名古屋D
ボックススコア👇https://t.co/IuHnenkaMb pic.twitter.com/UZIoV8zG4f
試合終盤、とどろきアリーナは熱狂に包まれました。前半を終えて名古屋さんに16点差のリードを許した川崎でしたが、3Qに流れを引き寄せ、6点差で迎えた4Qに逆転に成功。
藤井選手のアグレッシブなプレーが会場の空気を変え、篠山選手が見せた素晴らしいプレーが熱狂を呼び込み、得点王・ファジーカス選手の得点力が勢いを加速させる。
まるで、激闘を繰り広げた昨季のプレーオフのリバイバルを見ているようでした。
しかし、名古屋さんも飲み込まれることなく冷静に得点を重ね、残り15秒を切ったところでバーレル選手の逆転シュートで勝利を引き寄せました。両チームとも集中力を切らさずに1本を決めてきたからこそ見られた試合だと思います。
試合全体を振り返ると、昨季のような勝負強さを発揮するには若干の時間は要するかなと思いました。新戦力との融合はもとより、怪我から復帰したばかりの辻選手、セカンドユニットを構成した野本選手や鎌田選手にはさらなる活躍を期待したいところ。
2年目の挑戦に向けた進化の鼓動は感じるだけに、今後のチームとしての成長をウォッチしていければと思います。
〇 競争環境を生き抜くための進化
一方、試合運営等は昨季からの進化を感じさせる部分が多かったです。例えば、席種の細分化と1階席の座席が一部で新調されるなど価格帯に応えられるグレードを提示できたと思います。
また、高揚感を高める試合演出・応援方法、あるいはコートサイドのスポンサーバナーの露出方法を見ると、昨季のフィードバック、あるいは他チームの運営を参考に工夫を施したのではないかと。この他、Jリーグ開催時と同じように、武蔵小杉駅へのシャトルバスの運行は、帰りのバスの本数が少ないナイトゲームには大きな存在になると思います。是非とも継続してほしいところです。
プロリーグであるからこそ、競技面に限らず、興行面においても成功を収めなければなりません。特に、川崎の周辺地域には多くのライバルチームがおりますし、同地区には日本一の観客動員数を誇る千葉ジェッツふなばし、昨季王者の栃木ブレックスのような熱狂的ブースターを多く抱える人気チームも多くおります。
昨季の天皇杯・ファイナルで感じたスタンドの戦力差を少しでも縮めることが、今後の課題ではないかと思います。近道はありませんが、一歩ずつ前進していきいたいところです。
以上です。2年目のシーズンもコツコツと応援を続けられればと考えております。GO GO サンダース!!