火曜日は、等々力でACLラウンド16の第2戦を観戦。
🎦 ハイライト動画
— Jリーグ (@J_League) 2017年5月31日
🏆 AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第2戦
🆚 川崎Fvsムアントン
🔢 4-1#Jのチカラを示せ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JZ1JNhZyBj pic.twitter.com/fwvx1Lq2Tg
試合は、4得点を奪った川崎が勝利(合計スコアは7-2)。見事、9年ぶりのベスト8進出。試合を通じて感じたことは以下の通りです。
〇 「カップ戦の戦い方」を改めて学ぶ
本大会に限らず、カップ戦に代表される短期決戦では「何が起こるかわからない」という想定外の事象が発生しうることは、スポーツ観戦者、あるいは経験者の多くの方が意識されていると思います。さらに、本大会のように、国内のリーグ戦と並行開催されている場合は、対戦に至るまでのチーム状態が非常に重要であると改めて感じました。
この点について、今回のムアントン戦に関しては、5月中の連勝を重ねた中で迎えられたことに加えて、Jリーグ側の日程面の配慮により、連戦に伴うコンディション面の厳しさも緩和できた点もあり、非常に良い状態で迎えることができたと思います。
また、H&A形式のノックアウトステージにおいて、第1戦で勝利+大量アウェイゴールを奪ったことが、本当に大きかったと思います。たしかに、1位突破チームが180分の「後半」(第2戦)をホームで迎えられることは優位に働くと考えておりますが、1つのアウェイゴールが大きく影響する独特の難しさがあることから、状況によっては前提が大きく揺らぐ可能性も大いに秘めています。だからこそ、2試合トータルの戦い方について、スコアを含めたマネジメントが重要であると再認識する2試合だったと思います。
〇 現在の川崎を象徴する4ゴール
結果論ではありますが、この日生まれた4ゴールは、川崎の現在位置を色濃く表現するゴールだったと思います。
5月の得点を振り返ると、よく言われるところの「フロンターレらしい」パスワークを駆使したゴール前の崩しによるゴールの割合が増えてきたと思います。サイドでボールを保持してもゴール前の人垣に跳ね返されてしまうケースが散見されましたが、メンバーが戦列復帰し、試合数を重ねて連携も深まったことで、崩しの動きが作り出せたことができたと思います。
一方、3点目のネット選手のゴールに代表されるようにセットプレーを起点とした得点は今季の新たな傾向であり、厳しい戦いが続いたACLの戦いの中でも貴重な武器になっていると思います。
そして、攻守に貢献した阿部選手、得点をあげたハイネル選手や長谷川選手は、5月に存在感を大きくアピールした選手たちである思います。充実の5月は、彼らの躍動なくして語らないと思いますし、今後の活躍にも期待したいところです。
以上です。クラブの過去最高に並ぶベスト8、1試合を大事にして高みを目指して行きたいところです。