ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記・ACL:川崎フロンターレ-FCソウル(第1戦)


■ 東アジア突破をかけて
昨日は等々力でACL・ラウンド16のFCソウル戦を観戦しました。アジアの頂点を目指す戦い、強敵相手に何とか良い結果を残したかったです。試合は同点で迎えたロスタイムの失点で悔しい敗戦です。この試合を見て感じたことは以下のとおりです。

○ 自分たちの時間で、いかに試合を動かせるか
仙台戦の感想の繰り返しになるのですが、序盤に相手が合わせる前に突くことが出来なかったことが、また課題として挙げられると思います。前半の「前半」は、川崎が試合の主導権を完全に握っていました。その中で相手の好守もあったとも考えられますが、ゴールを奪えなかったことで後々の流れに影響を及ぼしたと思います。
昨日の試合に限らず、最近のリーグ戦がいずれも接戦となってるのは、疲弊度もそうですが、自分たちの時間でチャンスを逃し、相手に対応する時間を与えてしまっているからだと考えられます。良い流れの中で得点を奪う、最初の5分や10分であっても、高い意識を持って取組んでほしいと思います。

○ 「綻び」は見逃されない
この試合の失点のうち、1・3点目は自分たちのミスからピンチを招いた結果であることは、見過ごせないです。とはいえ、単純にミスをした選手を責める、ということではなくて、グループステージの蔚山戦やWSW戦がそうであったように、このステージでは「ミスは見逃されない」ことを痛感したと思います。風間監督が敗戦を精神的な部分ではなく技術的な部分と言及したのはまさにその通りだと思いますし、普段から述べられる「ミスをしない」という端的な言葉が非常に重みを持った試合でした。

以上です。柏戦以降、とにかく終盤までもつれる接戦が続いている気がします。繰り返しになりますが、疲労度が大きく影響する流れになってしまうのは試合展開が影響していると思いますし、風間監督の言葉を借りれば、身体だけでなく、「頭」の回転の部分も疲れてきてしまうのではないかと心配になります。判断のミスが技術に及ぼしてしまうという悪循環に陥らないように、自分たちの時間帯を生かす意識を高めてもらいたいです。

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