ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

第13回多摩川クラシコ:FC東京−川崎フロンターレ


味の素スタジアムは初観戦、いいスタジアムですね)


■ この一戦、川崎サポとしての独り立ちの思いを込めて
当方の就職活動状況を表現するような、どんよりとした雲空がスタジアムを覆った。
明日の面接を気にしていた。進路のこと、サッカーのこと、色々な思いは交錯する。
そのなかで、特に自分が考えていたことがあった。それが、サポとしての独り立ち。


高校の頃から、中学時代の友人と観戦していた。チケ手配や遠征経路もお願いしてた。
大学卒業後に彼は大阪へ、近年は一緒に観戦する機会が減っていたが、離ればなれ。
その結果、昨年からは完全にプロレスなどと同様、一人観戦をするようになってきた。


元々、フロを応援しだしたのも、中学で「川崎に新しいチームが出来るらしい」と
その友人と話すようになってからで、何となく一人で行くのがノラなかったりする。
大学院で忙しかったのもそうだが、昨年は観戦し始めて最も少ない観戦数だった。


心境に変化があったのは、昨年の天皇杯の準決勝で帰省していた彼と再会した時だ。
試合は負けてしまったが、久々に二人で川崎を応援できただけでも自分は嬉しかった。
普段は疲れて速攻で帰宅する私だったが、久々の再会もあってこの日は珍しく飲んだ。
昔話込みで、フロの話をたくさんした。「ボクも本当に川崎好きなんだ」と思ったり。


近場とはいえ3年ぶりのアウェー出陣、川崎サポとしての自分が一歩踏み出した瞬間。
こんな言い方は変かもしれないがサポーターとしての独立、独り立ちの試合となった。
シュウカツを終えたら、彼のいる関西圏まで遠征しようと思う。そのために頑張れ俺☆


■ 試合雑感
多摩川クラシコは何故かゴールラッシュ、とはいえ、昨年の7−0は流石に驚いたが。
その期待?に違わぬ、今日も両チーム共にゴールシーンを何度も目撃することになる。
前半の半ばで川崎がテセのゴールで先制すると、すぐさま東京が同点するという展開。
すると直後、再び川崎が勝ち越したかと思うと、また同点。前半だけで4ゴールが…。


正直、前半終了の時点でヤバさを感じた。東京の攻撃展開が非常に良かったからだ。
だから、形が悪いなりにもリードを守っておきたかった。同点で仕切直しは怖い。
不安は的中。流れの中から東京に初めて勝ち越しを許し、さらに追加点を奪われる。


ロングボール主体でボールが繋がらず、相手にインターセプトされ、攻め込まれる。
全体の運動量では圧倒されていたし、さらにパスの精度も相手の方が断然高かった。
加えて、今日は森と伊藤がミス連発。自爆でピンチを作ったシーンも少なくなかった。
試合内容としては、4ー2というスコアは妥当。それだけに川崎も立て直しが急務だ。


関塚監督が戻ってくるまで、まだまだ苦闘は続きそうだ。頑張れ、フロンターレ