おとといの『機動警察パトレイバー２ the movie』 in NHK

やっぱすごいの一言につきる。「もはやこれはアニメなのか」といってしまうくらい。
通算で二桁見ているアニメは数少ないが、これは本当にトップに見ている。
とりあえず押井さんの考えが一番の如実に出ているのがこの作品であろう。
特に竹中直人氏が演じる荒川と後藤隊長の対話が国家に対する疑問を投げかけていた。
これを見てから様々な書物・学問へと情熱を傾けた当時の自分がいる。
今の大学にいるのもこれがあったから、と言えなくもないのである。

ちなみにこの作品の主役は南雲隊長だとずっと考えている。
事件の首謀者たる柘植との接点を持つしのぶさんが誰よりも物語の中心にいたと思うからだ。
最後のシーンで柘植が見た東京は果たしてまだ蜃気楼なのか？
少し気になった終わり方で話は終わりを迎えたのである。

さっちん氏の家には素晴らしいくらいにパトのＤＶＤがあったのだが
かなーり欲しくなってきた、夏の給料で買おうかなぁ…。