ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦休題:川崎純情小町☆ 前田薫里卒業祭

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3月9日、川崎クラブチッタ川崎純情小町☆・前田薫里さん(以下「かおりん」)の卒業ライブに足を運ぶ。

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かおりんは、結成時に参加した最後のオリジナルメンバーです。結成から現在に至る6年半の活動は、1人のパフォーマーとしての成長はもちろん、メンバーの卒業・加入を繰り返すグループの激動を支えた後年のリーダーであり、宮内さんをはじめ、ダンス・歌唱未経験者の後輩たちの良き指導者としての一面を見せられていました。

元々、お話を聞く限り、アイドルよりもダンス等のパフォーマー志向が強い印象は受けておりましたが、この日「かおりんのために」と駆け付けてくれた共演アイドルの皆さんや、親子連れの小さなお子さんからお年寄りまで幅広く愛される存在であったのは、間違いなく彼女のアイドル性たる証ではないかと。多くの人からの感謝の思いに溢れる空間でした。

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ダラダラとドルヲタを続けてきた結果、同じくらいのスパンで業界を見続けてきたり、あるいは年齢の近いアイドルが超レアな存在になっていました。かおりんのように大きな決断を下して別の舞台に活躍を移した人、リーダー等の管理職に近いポジションで頑張る人、未だに純粋な1プレーヤーとして奮闘する人もいます。そういう人たちに出会うと「元気をもらっている」ではなく「自分も負けられないな、仕事頑張ろう」と思うようになりました。


かおりんが渾身のソロで歌い上げた(自分も大好きな)モーニング娘。Never Forget』は胸に響きました。パフォーマーとして、次なる舞台での良き旅路を祈る。

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観戦休題:2016年の川崎フロンターレのプロモーションに関する考察

本エントリーは「川崎フロンターレ Advent Calendar 2016 - Adventar」の10日目として寄稿するものです。

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〇 はじめに

川崎フロンターレの2016年シーズンは、天皇杯を残してはおりますが、例年とは違った「濃い」1年になったと思います。リーグ戦のタイトルは逃してはしまいましたが、勝ち点72、チャンピオンシップ進出という結果は、就任5年目を迎えた「風間フロンターレ」が築いた到達点であったと思います。

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一方、クラブ創設20周年事業をはじめ、高田スマイルフェス、「宇宙強大」といった大型プロモーションがいくつも実施されるなど、鬼才・天野部長を擁する「天野フロンターレ」のピッチ外の盛り上がりとしても、非常に充実した1年であったと思います。本稿では、2016年の川崎フロンターレのプロモーションについて書いていきたいと思います。

 

1.前提:2016年の等々力陸上競技場の入場者数について

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川崎フロンターレでは、今季の明治安田生命J1リーグのホームゲームを17試合(11月23日開催された明治安田生命チャンピオンシップは除く)開催し、総入場者数は「376,305人」、平均入場者数は「22,136人」の方がスタジアムに足を運んでいただきました。この数字は、昨季よりも約2万人近くの観客増となり、昨年記録したクラブ史上最高の入場者数を更新したことになります。

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また、新メインスタンドの稼働開始で収容人数も大きく増やし、スタジアムの収容人数に対する集客率も高水準をキープしており、平均集客率で見ても仮設スタンドで運用していた2014年と同水準の「82.5%」を記録しました。正直、過去の記録を鑑みても、メインスタンド稼働前は「3年以内に平均観客動員2万人」というラインを目標にしていただけに予想を大きく上回る数字でした。 

 

2.考察:観客増の要因について

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今季の観客増の最大の要因は、チーム成績によるものが大きいと考えています。序盤戦から上位・優勝争いを繰り広げ、注目度の高い試合も多く設定されたことはサポーターが足を運ぶためのポジティブな側面を引き出したことは言うまでもありません。

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特に、今季においては、ホームゲームに限らず、多くのビジターゲームでもビジター席が完売になるほど、多くのサポーターが各地に足を運ばれていたことからも、チーム成績が観客動員に与える影響というのを強く感じました。

ここ数年は、成績上のシチュエーションを動員に生かす機会が少なかったことを踏まえると、好成績が観客動員に寄与し、一体感のある満員のスタジアムの中で結果を残すといったサイクルを形成できた点は非常に良かったです。

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また、従来から実施されてきスタジアムイベントについても、コラボを交えた発信力の強化を図るだけでなく、より多くの人をスタジアムに引き寄せる機会を設けてきたと考えております。例えば、3度目の開催となった「カブの日」では、フロンパークにリングを設置して、川崎を拠点に活動されているディアナ、プロレスリングHEAT-UP!の提供試合を実施することで、プロレスファンの方が集まりましたし、毎年大好評の東急グループさんとのコラボ企画である「川崎の車窓から」では、ファミリー層を中心に大盛況となりました。

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また、普段より足しげくスタジアムに足を運ぶサポ層にも好評だった、協定を結んだ陸前高田市との間で実現している「陸前高田ランド」もレギュラー企画として定着しつつあり、陸前高田市の美味しいモノや名産品を通じて復興支援、地域を超えた交流の場に発展してする可能性を大いに感じさせる充実度だったと思います。

算数ドリルからはじまった陸前高田市との交流は、陸前高田ランドの進化、高田スマイルフェスの開催を通じて大きく前進させることができたと思いますので、その歩みを止めることなく継続していて欲しいと思いました。

 

3.浸透:「川崎スタイル」の定着

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今季については、好成績や異業種交流に近い取組が増えてきたこともあって、川崎の取組を取り上げられる機会も増えてきました。さらに、地域においては、フロンターレが志向してきたプロモーションのスタイルが浸透したことで、ある種の「スタイル」として定着してきたと思います。

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例えば、先述のプロレスリングHEAT-UP!は、今年10月に1000人以上の観客を集め、とどろきアリーナで21年ぶりとなるプロレス興行を開催しました。この大会では、以前から取り組んできた、障がい者支援(就労体験)や、青少年育成などの社会貢献の取組に加えて、「川崎総力戦」を合言葉に、地域密着型の取組とともに団体の知名度と地域のイメージアップを図ってきました。

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業界屈指の実力者・鈴木みのるを相手に、団体を率いる田村和宏が果敢に挑んだメインイベントは、無謀という言葉を希望に変えようとする意志を強く感じさせる試合でした。

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また、今季はフロンターレのコラボも実現した、川崎のご当地アイドル・川崎純情小町☆さんも、川崎クラブチッタでのワンマンライブを開催し、目標としていた500人以上の観客を集めることに成功しました。

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彼女たちも、地域で開催されるイベントを盛り上げるために日々を活動続けながら、今回のワンマンに向けて、フロンターレをはじめ、様々な地域とのリソースを活かしたコラボを実現させることにより発信力を強化していきました。

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そして、今年誕生したBリーグに所属する川崎ブレイブサンダースは、フロンターレに続くプロスポーツチームとして、Bリーグ初代王者と地域への浸透を目指して、コート内外で奮闘しております。

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ライバルであり、川崎を盛り上げる新たな仲間として、フロンターレとの関係性を強化できればと思いました。

 

4.発展:スポーツで街が1つになった瞬間

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今季の取組で、筆者自身が一番印象に残ったのは、明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ前に展開された「いざ、決戦!」プロモーションです。

現在の大会方式は今年で終わりますが、(制度上の健全性はともかく)「チャンピオンシップ」という舞台装置を最大限に活用して盛り上げることができたと思いますし、何よりも長年サポを続けて夢に描いてきた「サッカーを通じた地域との一体感」を感じることができたからです。スタジアム内、その周辺だけでなく、川崎という地域全体が青く染まった光景は、時間が経過してもなお私の胸に深く刻み込まれました。

 

〇 おわりに

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チャンピオンシップを控えた週末の川崎で見た風景は、夢のような空間、夢なら醒めないでほしいと強く願ったほどです。それだけに、準決勝で敗退したことに対する落ち込み度も半端なかったのです。しかしながら、多くの人たちの期待や思いが詰まった取組はクラブが積み上げてきた20年の歴史の到達点であり、クラブと地域の関係性が新たなステージに突入したことを印象付けるものであったと思います。

ピッチ上のサッカースタイル、地域における浸透度において大きな成果を挙げることが出来ただけに、やはり残された課題は結果ではないかと思います。幸いにも、その機会は残されています。

 

 Re:「いざ、決戦!」

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございまいた。

11日目は@recycle_tomさんによる「これまでの10年、これからの10年」です。お楽しみに!

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観戦記:川崎純情小町☆生誕5周年スペシャルワンマンライブ! in クラブチッタ

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昨日は、川崎クラブチッタで開催された川崎純情小町☆さんのワンマンライブを鑑賞。開催を耳にしてから数か月、ついに迎えたワンマンライブ。最後は涙をこらえるほど、大変素晴らしいライブとなりました。

 

〇 500/583

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(5月4日の川崎フロンターレのイベント。筆者はこの時、ワンマンライブの情報を知る。)

ユニット生誕5周年記念にして、ユニット史上最大の挑戦となった今回のワンマンライブが発表されたのは今年4月。

自分自身、アイドルファンとしてライブを見るようになってから、イベント・ライブの観客を1人増やすことの難しさを何度も痛感してきたことから、今回のワンマンライブの「事の重大さ」は理解していました。正直、「どうすれば500人のように見せられるか」という視点で考えていた時期もありました。

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(10月9日「ちくさんフードフェア2016」のミニライブ。開催5日前)

しかし、今日までに至るまでの約半年間、地域のイベントやライブイベントの出演を重ねながら、ワンマンライブの告知を行い、地道にライブチケットの手売り販売を続けていきました。

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(ファンをはじめ、グループに関わりのある多くの人たちから花束が寄せられた)

小町組(川崎純情小町☆ファンの呼称)の方々はもちろん、対バンイベントの物販で他のアイドルグループのファンの方が手に取ってもらったり、あるいは地域のイベントで彼女たちを見かけた人が購入してくれたり、その経緯は自分が知る限りでも十人十色であったと思います。

こうした彼女たちの努力もありまして、開催に向けて事前準備した500枚の手売りチケットを売り切り、当日には「583人」(公演中の発表)の観客がライブに集まりました。数字上の単純計算で考えれば、500/583=「約85%」が直接彼女たちからチケットを購入したことになりますし、数字を聞いた瞬間、鳥肌が立ちました。

メンバーが「1人」を積み重ねた結果ということを考えれば、本当に物凄い数字だと思います。

〇 文化祭のような「一体感」

583人の観客が見守る中で繰り広げられたライブもまた本当に素晴らしかったです。普段は見られないような豪華なレーザー演出が展開されたかと思えば、募集したキッズダンサー、川崎フロンターレのマスコット・ふろん太、3R推進事業キャラクター・かわるんと一緒に「好きです川崎愛の街」を披露したり、ファンの方々が企画して展開した演出があったり、洗練された側面だけでなく、手作り感に溢れるライブだったと思います。

また、ステージに限らず、開場前の物販には、同人誌等の印刷を手掛ける「ねこのしっぽ」の方々がヘルプに駆けつけ、動物ドーナツでお馴染みのいくみママがオリジナルドーナツを販売され、ふろん太が気合を漲らせていたり(汗)、まるでフロンパークのような光景を目の当たりにしました。

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ふろん太もワンマンライブに駆けつけた。開場前からこの気合の入り方)

ライブの盛り上がりを評するときに「一体感」という言葉を用いますが、今回のライブに関しては、川崎という地域に関わりのある多くの人々の文字通りの「連帯」を感じさせる内容だったと思いますし、当事者意識を感じながら1つの目標に向かっていく熱気は学生時代の文化祭を思い出しました。

 

〇 アイドルという物語

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(開場前のクラブチッタ。普段のイベントとはまた違ったムードが漂っていた)

アイドルが作り出す「物語性」は、ムーブメントをフォローする者にとって1つの魅力だと思います。そのような物語が紡がれる瞬間は、刹那的なものであるからこそ貴重であり、例えば、アイドル映画・写真集といった媒体は補完装置としての役割を果たすことにより、作品である以上の価値観を付与することになると私は考えています。

ライブ活動を主体とするアイドルが、物語を紡ぐ場はライブです。ライブやイベントは企画されるものではありますが、演者である彼女たちが紡ぐモノは筋書きの無い物語です。何故ならば、物語を書くためには、ステージから見える人たちが必要だからです。グループに関心を持ってくれるか、ライブに足を運んでくれるのか、それはステージを見ている人たちに委ねられています。そのため、思った通りの展開にならなかったり、今回のように自分たちの目標を超える素晴らしい結果を生み出すこともあります。

だからこそ、アイドルが作り出す「筋書きのない物語」は、「皆で作る物語」なのだと思います。その意味でも、昨日のクラブチッタは、アイドルが作り出す物語性が凝縮された素晴らしい空間だったと思います。そして、川崎純情小町☆の物語は続いてきます。物語の熱心な読者であり、製作者の一端を担う立場として、今後も携われていければと思いました。「やっぱり小町が好きだから」。

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観戦記:U.M.U AWARD 2016 関東・甲信越エリア代表決定戦

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(開票結果に耳を傾ける各グループのアイドルさん)

昨日は、下北沢でU.M.Uアワード2016 関東・甲信越エリア決定戦(2部)において、川崎純情小町☆さんの応援。

本大会は「全国各地のローカルアイドルの日本一を決定するコンテスト」をコンセプトとしており、現在は各エリアの代表決定戦を実施(決勝は11月27日)。各地からアイドルとファンの方が一堂に集結し、ライブパフォーマンスと投票審査を行っております。

アイドルファンをはじめて、今年までコンテスト形式のイベントには足を運んだことが無かったのですが、8月の愛踊祭もそうでしたが、普段のライブとはまた違った独特の雰囲気を感じました。中・高生の頃の部活の大会に近かったです。観戦を通じて感じたことは、以下の2点です。

 

1.ご当地アイドルが見せる「風景」

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(川崎のお隣・馬車道発横浜アイドルのポニカロードさん)

ご当地アイドルに限らず、数多くのアイドルグループが活動しているエリアということもありまして、ステージ上のパフォーマンスはハイレベルな内容でした。川崎推しの私自身、ステージの内容については、どのグループが決勝戦に進んでも文句は無いと思いました。 

一方、本大会は「ご当地アイドル」のコンテストということで、各グループがどのようなアプローチでユニットの活動エリアをPRできていたのか、それを含めて観客の人たちの共感を呼ぶことができたのかに注目していました。

その点では、優勝した新潟県上越市の高田本町商店街アイドル・がんぎっこ さんは、非常に良かったと思います。彼女たちは、限られた持ち時間の中で、自分たちが活動する上越市はもちろん、高田本町商店街を拠点として週末を中心にイベント活動をされていること、商店街の中でのコラボ事例などを出来る限り詳しく紹介。ライブ以上に自分たちが活動する地域に対する愛着や思いというのが強く伝わりました。

丁度、8月に足を運んだ「TOKYO IDOL FESTIVAL2016」のRYUTistさんのステージを思い出しました。新潟市古町を中心に活動する彼女たちが立った2ステージは、いずれも15分程度の短い時間でしたが、お馴染みの素敵なゆるキャラさん紹介の時間をしっかりと割いてアピールしていました。もちろん曲が聞きたいという思いもありましたが、それもセットで彼女たちのステージなのだと納得しました。

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(筆者はひめキュンを通じて地域とアイドルの関係性を多く学んだ。2013年8月撮影)

自分が、ひめキュンフルーツ缶さん、LinQさんで「ご当地アイドル」なるものを知り、各地のアイドルさんを見るようになって感じたことは、彼女たちのステージを見ることで地域の「風景」を垣間見えることができることです。

グループの方にお話を聞くと、メンバーの両肩には「個人・ユニットとしての夢・希望」と一緒に、自分たちのホームである「地域への思い」を背負っていることを教えてくれます。そういう意味では、ご当地ならではの魅力というのを改めて感じさせるイベントになりました。

 

2.積み上げた得票数は消えるわけではない

川崎純情小町☆さんは、3ポイント差の2位。まさかのアイドル現場で「川崎2位」を経験するとは考えもしませんでしたが、本当に僅かな差でした。

持ち時間の中での選曲・繋ぎはもちろん、創意工夫のあるMCでの地元アピールも非常に良かったですし、応援側も盛り上げにベストを尽くしたと思います。しかしながら、サッカーの応援経験と同様、決勝への切符を掴めなかったことに対する悔しさが、家に帰ってからジワジワと押し寄せてきました。もう少し、何かできなかったのかと思考を巡らせていました。おそらく、顔に出さなかったメンバーも様々な思いを持っていたと思います。

しかしながら、彼女たちが積み上げた得票数は消えるわけではありません。推薦枠の可能性も考えられますし、多くの人たちの票を得たという実績こそ、彼女たちが掴んだものだと思います。このコンテストが全ての終わりではなく、1つのチェックポイント、あるいは次に乗り越えるべきハードルと考えれば、上記のかおりん先生の言うとおり、さらなる成長の糧に出来るのではないかと。

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(川崎、埼玉、茨城と振り返れば多くの地域から集まったイベントになりました)

以上です。がんぎっこさん、優勝おめでとうございます。そして、小町さんも本当にお疲れ様でした。10月14日のワンマンもありますし、また1歩ずつ頑張りましょう。 

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観戦休題:川崎のご当地アイドル・川崎純情小町☆に会いに行こう!

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(写真:5月4日に等々力で開催されたベガルタ仙台戦のステージ)

今回は観戦記ではなく観戦休題な小ネタ。何度かブログにも書いておりますが、ここ数ヶ月、川崎純情小町☆さん(以下「小町」と言う。)の現場に足を運んでおります。

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(写真:8月の柏戦のステージイベントに参加した橋本朱理さん、宮内桃子さん)

最近、フロンターレとのコラボ効果(筆者含む)もあってか、現場に長らく通ってる方も「勢いを感じる」と仰るほど、イベントにお客さんが集まっているとか。

しかしながら「気になってるけど、どう参加すれば良いのかわからない」という方も少なくないと思っております。ということで、そうした方が、小町さんに「会いに行ける」ようなサポートができるな情報を整理していきたいと思います。

なお、今回のトピックは「どうやったら小町を見に行けるの?」といった入口の部分に絞って書きました。一方、今回は各メンバーや楽曲等は触れておりません。この辺は自分自身まだ新参者なこともそうですが、何よりも実際に見ていただいて自分なりの推しポイントを感じていただければと思います。

 

1.川崎純情小町☆に会うためには?

最初に、小町さんに会うためには「どこに行けばいいのか?」という情報を仕入れなければなりません。イベント等のスケジュールは、基本的に公式ウェブサイトにスケジュール*1がまとめられています。

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川崎純情小町☆のスケジュールは公式ウェブサイトをチェックしよう)

また、イベントが近づくと公式twitterが定期ツイートで日程を告知しておりますので、この辺をフォローないし検索等かけてチェックすればイベント情報をゲットすることができます。

自分もウェブサイトとSNSで情報を仕入れて足を運ぶようになりました。

 

2.川崎純情小町☆はどんなところで会えるのか?

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(表:川崎純情小町☆の出演イベント・ライブについてのグループ分け)

イベント情報の仕入れ先を抑えましたので、実際にイベントに足を運ぶことに話題を移していきたいと思います。今回、説明のために、上記のとおり、小町さんが出演するイベントを大きく3種類に分けて説明したいと思います。

(1)気軽に足を運べる「地域のイベント」

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(写真:本年7月に川崎大師で開催された風鈴市でのミニライブから)

まず、川崎市内や周辺地域にお住いの方ならば、気軽に参加できる「地域のイベント」について取り上げたいと思います。

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(写真:イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で開催された川崎市商品フェア」のミニライブ)

小町さんは、神奈川県川崎市を拠点に活動する「ご当地アイドル」ということで、一般的なライブアイドルとは異なり、ユニットのホームタウンを活動拠点にしているのが大きな特徴となります。

例えば、小町さんの1ヶ月の活動内容を先述のスケジュール表でチェックしますと、後述するライブイベントへの出演以上に地域のお祭り、行政の啓発イベントに顔を出しています。そうしたイベントの多くは誰でも気軽に参加できる内容です。アイドルのライブとか見たこと無いし、曲も知らないけど、ちょっと気になるという方には超オススメです。

(2)ステージ上の熱さを体感する「ライブイベント」

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(写真:現在、小町さんは川崎セルビアンナイトで主催ライブを開催している)

次に、小町さんに会いに行く場として各種ライブイベントが挙げられます。「ライブ=ワンマンライブ」と考える方も少なく無いと思いますが、この場合のライブイベントは複数のユニット・アーティストが参加する合同ライブとなります。

本記事用の表現になりますが、こうしたライブイベントをさらに細分化すると、主催ライブ、ゲストライブ、イベントライブの3つに分けることができます。

主催ライブは、自分たちのユニットがイベントを主催して他のユニットをゲストとして招く形式で、サッカーで言えばホームゲームの位置付けになります。小町さんもまた、毎月「川崎純情Night」という主催ライブを開催しており、毎回5組ほどのユニットを川崎に招いております。

逆に、ゲストライブは、アイドルさんの主催ライブに招かれて出演するという形式で、アウェイゲームに近いものだと分かりやすいかもしれないです。とはいえ、多くの場合、共演経験のあるユニットさんにお呼ばれするケースが多いことから、主催ユニットに対する理解を深める意味でも交流戦とも言えるかもしれません。

そして、形式として最も多いのが、数十組のユニットが一堂に会して行われるイベントライブです。長時間イベントの中の分かりやすいかも1ステージということで、持ち時間も短いこと、仮に入場が遅れて見逃してしまうとステージが見れない、といったリスクが高くなります。

一方、渋谷や新宿といった足を運びやすいエリアでの開催も多いこと、逆転の発想で一度に数多くのユニットを見ることができるので、思わぬ発見や見識が一層深まるという利点はあります。

 地元のイベントからワンステップ進んでライブハウス等でステージをじっくり見たいという方は、まずは主催ライブへの参加をオススメします。ライブの日程、小町さんの参加時間等を踏まえてその他の形式に進むことが良いかなと思います。

(3)大勝負!10月14日(金)開催の「ワンマンライブ」

最後に超ウルトラギガンティックオススメしたいのが10月14日に開催されるワンマンライブです。上記のとおり、普段は地域でのイベントステージや合同ライブに参加している小町さんですが、10月14日(金)に川崎クラブチッタにおいてワンマンライブを開催します。グループの歴史的にも大勝負ともいえる規模ともなりますし、小町だけのライブを長時間思う存分に楽しめます。

現在、上記のとおり、イベント等でメンバーにお願いすればワンマンライブのチケットを手売りで購入できます(デザインチケット、手数料無料ですし、整理番号もわかるから便利。もちろん、手売り以外でも各種プレイガイドでも取扱い中)。

翌日にルヴァン何とかはありますが、とりあえずリーグ戦もないから安心して参加することができます(汗)

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さあ、小町のイベントに行ってチケットを買って、10月14日はワンマンに行こう!

 

3.おわりに

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(写真:イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で開催された川崎市商品フェア」最終日のミニライブ)

今回、このようなトピックを書いてみたのは、TLなどで「行ってみたい」という記述を見ることが何度かあったことと、メンバーも「気軽に足を運んでほしい」ということを常々仰っていたので、何かの橋渡しになればと思いました。

もちろん、この記述だけでは説明不足なところもあると思いますが、例えば、地域のイベントにも多く参加してるということ、10月14日(金)にワンマンライブがあることを知ってもらえればと幸いです。

また、機会があれば紹介記事みたいなのは書いていければと思います。

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観戦記:愛踊祭 2016 関東Aエリア代表決定戦

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8月3日、イオンモール浦和美園で国民的アニメソングカバーコンテスト『愛踊祭 2016』の関東Aエリア代表決定戦に足を運んできました。

WEB審査を突破した川崎純情小町☆さんも参加された本決定戦、小町さんも今持てる力をパフォーマンスに出し切ったかと思います。残念ながら突破になれませんでしたが、(複数ブロックあるとはいえ)激戦区の関東ブロックで、ココまでのステージに残られたのは普通に凄い思います。

イベントの印象としては、会場となった平日のショッピングモールの和やかな雰囲気と対称的に、審査員から鋭い論評も飛び交うガチ度の高い内容であったかと。応援に駆けつけた広瀬さんと浜浦さん、審査員の二丁ハロ・ミキティー(本物)さんがいなかったら、もっと殺伐とした雰囲気になってたかもしれません(汗)
 〇 「DO」から「どう」に変化する視点
決定戦に参加した6ユニットのパフォーマンスについては、200組以上のグループが参加したブロックを勝ち抜いてきた方々だけに、非常にハイレベルな内容だったと思います。本イベントに限った話ではないのですが、ダンスや歌唱といったパフォーマンスレベルが底上げされ、それに伴う観客の目が肥えてきたこともあり、以前のようにダンスや歌の「技術」や「運動量」だけで観客を圧倒するのは難しくなってきたな、と今日のようなコンテストで見て改めて実感しました。入れ替わりも激しいアイドルシーンではありますが、より多くの人が求めるステージは1段階上がってきたかもしれません。
 
だからこそ、アイドルの振付等も手掛けられているミキティー(本物)さんが繰り返し述べられていた「どう表現してていくのか」というアドバイスは的確なものであったと思いました。もちろん「どう」の部分については最適解という存在は無い。ビジュアルだったり、衣装だったり、もっと大きく言えばコンセプトデザインだったり、様々なアプローチが考えられると思います。


今回のエリア決定戦における「課題曲+自由課題」による審査方式も「どう」の差異が大きく出たと思います。特に課題曲となった、こぶしファクトリー『オラはにんきもの』に対するアプローチについては、小町さん・柊木りおさんがコミカル路線を推し進めたに対して、アイドルカレッジさんやLovin&Sさんのようにカッコよく仕上げていたりと大きく違っていました。

インパクト抜群だった柊木りおさん、突然の変身)

もちろん、パフォーマンスに正解はありませんが、自分の持ち味を引き出し、審査員の期待に応えられていたのかは大きな差になったと思います。今回のようなバトル形式だからこそ気が付いた部分でもありましたので、非常に良い勉強になりました。

〇 小さな「1」を積み重ねて成長する川崎純情小町☆

 (関東Aエリア代表・C-Stylesさんと小町さん)
最後に、小町さんのファンの視点に立つと、まだ小さいかもしれないですが、メンバーとファンと地域の作る輪を大きく広げていければと思います。帰りがけにファンの方も仰っていたのですが、ココまで連れてきてくれたことに感謝。最初は小さくとも「1」を積み重ねていけば数字が大きくなように、小さな結果や経験の積み重ねがグループを成長させていくと思います。
また、平日ながら小町組(川崎純情小町☆ファン)の方も多くいらしていましたので、こうした輪を大きく広げていければと思いました。皆さん、本当にお疲れ様でした。

観戦休題:川崎アニソンNight☆ Vol.2

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昨日は、川崎セビリアンナイトでライブイベント「川崎アニソンNight☆」に参加。本イベントは、同人誌印刷会社『ねこのしっぽ』と、川崎純情小町☆が所属する芸能事務所『ホワイトウルフ』の川崎市にある2社がタッグを組んで開催したもの。川崎フロンターレも参画したコミケットスペシャル6の「チーム川崎」でもパートナーシップを組んでおり、ある種の派生イベントとも考えることができると思います*1

〇 アニソンがもつ「共通言語性」

当方は、アニメ・声優系からイベンターを始めた人間でもありますので、元来よりこの手のイベントにも戸惑いなく参加できたところがありますが、イベント自体も大変盛り上がりました。参加アーティストの皆さんは、本当にハジメマシテな方ばかりでしたが、歌われているのはアニソンなので個人的にはどれもこれも知っている楽曲ですし、仮に知らない曲でもノリについていける雰囲気があったのも大きかった。

何より、アニソンが持つ「共通言語性」が非常に強く働いていると思いました。私見ですが、近年の音楽シーン全体では、なかなか生まれなくなった、「聞いたことがある」「知っている」=共通言語性はアニソンの武器とも言えます。小町組(川崎純情小町☆さんのファンの総称)の方たちの盛り上げる意識の強さ等もありますが、それがライブにおける盛り上がりにも影響していたのではないかと思います。

例えば、昨年の川崎フロンターレのホームゲームで開催した串田アキラさんのミニライブなんかもそうですが、仮に串田さんのお名前を知らなくても、熱唱された楽曲が、どこかで耳にしたことがある特撮・アニメソングの数々が出てくれば自然と盛り上がる。

あるいは、私が今年1月に参加した温泉ニュースタイル宴会・「湯会」のイベント後、会場で異様な盛り上がりを見せた90~00年代のJ-POPのDJもそうなのですが、共通言語性が多様な方面から集まった参加者が会場で一体感を作ることができると思います。

音楽における「アイドル」という言葉がそうであるように、「アニソン」という言葉は音楽ジャンルではなく、強いて言えばカテゴリーに近いと思います。特に80年代後半以降、アニメのための主題歌というよりはタイアップの側面が強くなったことで、かなり線引きとしては曖昧になり、音楽ジャンルとしてはかなり雑多なかたちになってきました。良し悪しはあると思いますが、90年代のアニメで育った人間としては、ロックやラップ、そして現在のアイドルシーンにおける多様なアプローチの音楽に触れるうえでも大きな下地になっていると考えています。

そういう意味では、この手のイベントは、さらなる盛り上がりを作れる可能性を秘めておりますし、主催2社のような存在が川崎にあるからこそ開催できるイベントだと思います。個人的には非常に楽しめたイベントなので、是非とも第三弾を企画してほしいところです。

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