今回のブログは「川崎フロンターレ Advent Calendar 2018 - Adventar」の14日目として投稿します。
〇 はじめに:異常なサポーター行動を自己検証する
本年で4回目の参加となるグラッデンと申します。昨年は、初優勝を手繰り寄せたフロンターレの守備面に焦点を当てた「観戦休題:川崎フロンターレの守備に関する考察 - ぶらり人生途中下車の旅」を寄稿しました。
本年は<観戦あるある>ネタとして、日々の観戦で実践している数々のゲン担ぎ・ジンクスを紹介と思います。本ブログで紹介する事例は、あくまで筆者の独断と偏見と思い込みによるものなので、実践による効果を保証するものではありません(汗)
ちなみに、本ブログを書きながら、不安になってネットで調べたところ「ジンクス」というのは、「縁起の悪い・こと」を指す*1 とのこと(調べてて良かった)。このため、本ブログにおいても準拠するかたちで、良い結果をもたらした行動・ことは「ジンクス」とは呼ばずに「ゲン担ぎ」と表記して行きたいと思います。
1.ゲン担ぎ「移動」編
最初に紹介するのは、スタジアムまでの移動に関するゲン担ぎです。
等々力陸上競技場をはじめ、各地のアウェースタジアムに足を運ぶ際に、こだわっていることがあります。それは「過去の観戦で勝利した試合で利用したアクセスルートを忠実に再現する」というものです。
「勝ちルート」と勝手に名付けている手法は、フロンターレが多くの「鬼門」に苦しめられた時代、観戦未勝利だったスタジアムで初めて勝利を納めた試合で使ったアクセス経路が初めて使ったルートだったことに気づき、勝利した試合のアクセスルートを再現することで良い結果を再現できるのではという謎理論です(笑)一例をあげると、
- 静岡駅からのシャトルバスでIAIスタジアム日本平(大敗でルート消滅)
- 広島空港からアストラムライン中筋駅経由でエディオンスタジアム広島(連勝中)
といったものです。ちなみに、等々力までは自転車通いのため、序盤戦はスタジアムまでの道筋を確かめながら勝ちルートの構築に力を入れます(汗)
今季は序盤戦の平日ナイター等の都合で完成?までに時間を要しましたが、W杯前の清水戦には今季のルートを確立することができました。
勝ちルートが確立すると、途中で通過する踏切や信号に至るまで全く同じ道のりを再現しよとします。まるで、小学生の通学路かと言うくらい忠実にこなしながらも気持ちを高めて等々力に向かいます。
こうした側面はゲン担ぎと言うよりは、物事に集中するためのルーティンに近いものがあると思いますが、結果として今季も夏場から良い結果が謎理論を補強したことから、最後までやり通しました。
‐ 奥の手の「遠回り」
結局、三ノ宮から南京町経由でノエスタまで歩いてきた。。 pic.twitter.com/DGD5Ok2WvO
— グラッデン (@yoshi141) 2018年4月28日
以上の「勝ちルート」は、勝利の道を再現することを意識とした手段ですが、勝率の悪いスタジアムについては、勝利を祈願して敢えて「無駄に遠回り」するというバカげた行動に挑戦します。
今季で言えば、GWのアウェイ神戸戦については、ノエスタで大きく負け越していた観戦経験を踏まえ、三ノ宮駅から南京町経由でスタジアムまで徒歩で向かうことを実践し、2010年以来の勝利を掴むことができました。過去にも、会津若松経由でユアスタ(2013年・仙台戦)、四国横断してポカスタ(2014年・徳島戦)など、誰も考えないような狂った旅程を組んで遠征したことがありますが、こうした新たな成功体験が筆者を無謀な行程に挑む気持ちを駆り立てます(笑)
ちなみに、筆者が未だに未構築の「勝ちルート」は、ヤンマースタジアム長居(1敗2分)、NDソフトスタジアム山形(0勝2敗)です。勝ちルートをご存知の方がいれば教えてください(他力本願)
2.ゲン担ぎ「観戦」編
続いて、スタジアムに関するゲン担ぎを紹介したいと思います。前項は自分でも「頭がおかしい」レベルのこだわりではないかなと感じているのですが、本項については似通った行動をされている方が多くいるのではないかと勝手に信じております(汗)
‐「欲しがりません 勝つまでは」か?「食らいつくす」か?
【天皇杯:ゲーズデンキスタジアム水戸】本日のファーストイートは茨城県産豚ロース丼。甘辛タレと温玉のコンビネーションがグッド。具のボリュームに対するご飯も適量。美味し。#スタグル pic.twitter.com/ZxrY1OVInt
— グラッデン (@yoshi141) 2018年7月11日
Jリーグのスタジアム観戦の魅力として、スタジアムグルメ=スタグルの存在は外せません。筆者の勝利に対するこだわりは、スタジアムグルメとの向き合い方にまで及んでいます。ただし、前項における「勝ちルート」のようなものではなく、その年によって変化します。
マリノス戦=食べない=勝ち
— グラッデン (@yoshi141) 2015年6月27日
山形戦= スタグル堪能= ボロ負け
仙台戦 = 我慢 = 勝ち
瓦斯戦= カツサンド食べ比べ=逆転負け
名古屋戦= 我慢 = 勝ち
清水戦= さわやか堪能 =ボコボコ
鹿島戦 = 我慢 = 勝ち
今日もアウェイ「欲しがりません、勝つまでは」作戦で勝利。
数年前は「欲しがりません 勝つまでは」路線を掲げ、スタグルには全く手を出さずに我慢することで勝ち運を引き寄せようと試みてきました(根拠なし)。
しかし、近年は大きく路線転換して「食らいつくす」路線に転向し、スタジアムグルメを上手に攻略するか?という視点で取組むことで好成績を維持することができました。今季観戦したアウェイでの敗戦が、スタグルにありつけなかった埼スタと長居だったことを踏まえると(自分にとって都合良く)納得してしまうところではあります(笑)
「(飲酒は)欲しがりません。勝つまでは」人間なので地元産のぶどうジュースをいただきました。濃厚です。 pic.twitter.com/KlzJsdgWLB
— グラッデン (@yoshi141) 2016年3月19日
なお、野球・バスケ観戦においてビールクズ道を邁進する筆者ですが、フロンターレの試合観戦時は飲酒をしません。なぜなら、15年以上の観戦で飲酒した試合で勝ったことが無いというジンクスがあるからです(泣)
‐「流れを変える」座席の変更
また、観戦する座席についても変なこだわりを見せるようになりました。等々力での観戦は、昨年からシーチケを自由席から指定席に切り換えたため、座席が固定しておりますが、今の座席に変える契機となったのも、同ゾーンで観戦した過去の試合の勝率が高かったことも影響しております。こうした経験も含め、近年では「勝機の流れを変える」(謎理論)ために観戦場所を動かす!というアプローチを採用しています。
今季で言えば、アウェイのFC東京戦において、近年のリーグ戦で勝ててなかった状況を踏まえ、初めてゴール裏ではなくメイン指定席に移動して観戦したところ、2016年以来のリーグ戦での多摩川クラシコ勝利を納めることができました(謎理論の補強)。
今実践している事例の中でもお気に入りの取組ではありますが、カップ戦で悔しい敗戦が続いている埼スタで失敗が続いているため、ゼロックス杯で勝ち運を引き寄せそうな席があれば教えてください(笑)
おわりに:「ジンクスやめられないやつ~」
ジンクスやめられないやつ〜〜!! https://t.co/5BgM5YQT1a
— 田中真琴サッカー用⚽️呟 (@mak0tter_soccer) 2018年12月8日
先日のJ1参入プレーオフにおいて、熱烈なジュビロ磐田サポーターとしても知られているモデル・女優の田中真琴さんが決戦に向けて信じうるジンクス=ゲン担ぎを全てを実践したというツイートを見て大きな共感を覚えました(笑)
本ブログでも何度も書きましたが、数々のゲン担ぎは、あくまで謎理論であったり、根拠のない単なる思い込みでしかありませんが、一方でそんな小さな成功体験にすがってでも勝利を引き寄せたいというのがサポーター心理ではないかと。。
サポーターとして応援する気持ちが強くなるほど、負けられない大切な試合、勝ちたい試合で自分ができることが限られていることにも気づかされます。テレビやDAZN、あるいはスタジアムに足を運んで応援する以外にできることは、ゲン担ぎのような「祈りの力」ではないかと。なので、自分は来季も全力で勝利に向けてあがいていこうと思います(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。明日はnekotankさんの「何か書く予定」となります。