昨日は、秩父宮ラグビー場でスーパーラグビーのヒト・コミュニケーションサンウルブズ（以下「サンウルブズ」と言う）のホームゲームを観戦。
23日のジャガーズ戦でスーパーラグビー初勝利をあげたサンウルブズ。この日はオーストラリア／ニュージーランドグループのフォースを相手に連勝を目指しましたが、スーパーラグビーの壁の高さを痛感する結果になりました。
観戦素人なりに見た印象では、サンウルブズのフィフティーンが突出した個の力に圧倒された印象はありませんでしたが、逆にチームとしての水準の高さを実感しました。
特にフォースのリズムに乗った時のパスワークは美しく、サンウルブズが表現したかっただろう崩したトライであったかと思います。しかも、フォースはこの日の勝利でシーズン2勝目というのですから、豪州カンファレンスのレベルの高さを感じずにはいられません。
ジャガーズ戦を含めたスーパーラグビーを２試合観戦して、日本チームが強豪と対抗し得るには「守り切る」というのは難しいと再認識しました。相手の攻勢に球際の強度で負けないフィジカルを保つこと、攻撃時に自分たちのボールを保持する時間を増やすこと、攻守にプレイの正確性を徹底することではないかと。
日々のサッカー観戦でも感じますが、相手の厳しいプレッシャーの中でラインアウトやパス成功率を高めるか、プレイ強度を高められるのか、というのはサンウルブズ、そして今後のジャパンにも繋がる継続的な課題ではないかと。
というように、日々の観戦の中で世界というのを意識したり、勉強できることは観戦者としても良い経験になりますね。W杯を控えてる日本でスーパーラグビーの試合を観れることの重みを改めて実感しました。
にほんブログ村
