押井守監督最新作 映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」公式サイト
■ 押井監督の第３パラダイム突入か？
素直に嬉しい、最近の動向から考えると意外なところから持ってきたなと。
ほぼオリジナル扱い作品が多かっただけに、ちゃんとした原作付きは久々か？
原作テイストを生かしつつも、しっかり押井ロジックに引き込む可能性大だろう。
私見ではあるが、押井監督が今作で描く世界観は大きな変化が起きると思う。
やはり『Ghost in the Shell』から『イノセンス』までに終えたモノの次だから。
私は『イノセンス』を見た時に、それまで積み重ねてきたもの完成という気がしてた。
また、昨年の『立喰師列伝』は押井世界の外伝(ある意味、本伝だが)長編版だろう。
ならば次作で表現しようとするモノは、今までと違ったテーマを提示するのではないか。
同時に、それが向こう数年の押井作品を構成する要素にもなるのではないかと考える。
自分が監督の作品に惹かれる理由は「作品のテーマ性」によるところが大きいだろう。
時代の流れの中で提示するテーマは共感する部分もあるし、興味を惹く部分もある。
押井ロジックにどこまでついていけるか改めて怖いモノを覚えるが、一方では刺激的だ。
まぁ、流石にコレはロジック全開にはしないでしょうね。
