ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

自分なりに今年の巨人を総括+来季の課題

■ 総括:大坂夏の陣
5月まで内海+パウエルで稼ぎ、グローバーの日も打線の援護が。
チームの脇を固めた若手の力、山田・鈴木尚・矢野・亀井・脇谷が。
言うなれば「勢い」が首位をキープさせたような気もする、たぶん。


陰りが見えたのはやはり交流戦突入後、まずは脇を固めた若手からケガ。
亀井・鈴木・矢野と調子の良かった若手が次々抜けていき、内堀が埋まる。
次に城壁ともいうべきパウエルが勝てなくなり、スンヨプが抑えられたりね。
満を持して作られた抑えの城壁・豊田も楽天戦のサヨナラ3ランでついに崩壊。


そして最後に本丸、高橋由・小久保・阿部とレギュラークラスの離脱相次ぐ。
本丸守備隊として木村拓・小関を補充するも、パリーグの猛攻には耐えられず。
丸裸で攻め込まれ放題、風雲ジャイアンツ城は夏には陥落していたというわけ…。


■ 来季の課題:野手編
野手、二岡以外のレギュラー陣は欠場が相次いだ今期、フルの活躍を。
特に高橋由・阿部は来年こそ130試合近い出場を願いたいモノである。
小久保離脱も考えると、三塁手を含め内野陣の若返りも今後の大きな課題。


今期の序盤・終盤、足と細かいプレイを絡めた攻撃パターンが展開できた。
逆に中盤は走れる選手が激減+ミスへの恐れから、大味な攻撃が目立った。
走塁・バントの確実性を強化し、堅実なプレイと積極的な仕掛けを見せて欲しい。


■ 来季の課題:投手編
投手陣、まずは上原の日は出来るだけ勝ちを計算できるようにしたい。
今期も防御率は3.21と悪くはないが、やはり被本塁打数がアレなのだ。
先発ローテーション確立、開幕は上原・内海・パウエル・姜・西村あたり。
黒田が欲しいと言えばたしかに、先発の柱がもう一人欲しいところではある。


中継ぎも一年間をフルで戦える戦力、林・久保も途中でへばったわけだし。
同様に抑えは槙原の再来がごとく、ヒサノリの終盤の炎上がかなり泣けてた。
豊田の起用法を再考する必要なのだが、私的に来季はストッパー復帰も良いか。
過去の実績からして、怪しい外人を起用するよりはマシかなと思わぬでもない。
(君達はダン・ミセリのことを言いたいだろう、米球界の実績はあったが全くその通り)


■ 来季の課題:チーム編
チーム別で見ると、やはり中日戦での大きな負け越しをどうするか?
ヤクルトはともかく阪神も投手陣の防御率が割と良い、ドラ克服だろう。
あとは交流戦対策だろう、今期は新戦力がパからの移籍組でモロに露呈した。
ケガの離脱も交流戦時に増発したわけだし、どう乗り切るかも来年の課題だ。