■本書は
東久邇内閣から小泉内閣まで、戦後内閣の経済政策を中心に振り返る。
一般会計歳出や演説などでのコメント、他の政策との比較などが行われる。
なお、巻頭のカラーではグラフで出来事や経済状態などがまとめられている。
■読み終わって
財政学なども進み、ある程度経済についての知識もついてきたので。
経済システムの導入や財政政策の歴史的背景を掴む上でも良いかと。
シュウカツや公務員試験でも知っておくと役に立つ、かもしれない…。
私は、いわゆるデータオタなんで、こういう本は好きな部類にある。
改めて考えると５５年体制下の自民党の内部権力闘争って凄い、ヤバイ。
そりゃあ、さいとうたかお先生も『劇画 自民党総裁』書いちゃうくらいに。
やっぱ、政経学部とか言われるように政治と経済ってのは繋がり大きい。
新税や負担の引き上げなど、確かに選挙でも常に関心事に挙げられるしなぁ。
