ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

「スーパー・サイズ・ミー」


スーパーサイズ・ミー [DVD]


■この映画は
訴訟大国・アメリカで、ある一つの裁判が大きな物議を呼んだ。
2人の少女が「肥満の原因はマクドナルドにある」とし、マックを提訴。
騒動の最中、この映画のスパーロック監督は前代未聞の実験を敢行する。
それは「30日間3食マックだけで生活する」というものだった。


■見終わって
アメリカのマクドナルドにある「スーパーサイズ」のサイズ。
私も、ハワイのマックに行ったときに食べていた人を見たことがある。
マックに限らず他のファーストフード店にもあるし、オーダーも多いとか。
食べるの大好きな私でも、食べているのを見るだけでお腹一杯って感じですわ。


作中に監督は食べながらも様々な専門家にインタビューしたり、取材を行う。
印象的だったのは学校での食堂の風景、米国の子供達の食糧事情は危ういです。
子供はワシントンよりドナルド、大人は独立宣言よりビッグマックの売り文句に明るい。
食品分野の圧力団体やロビイストの影響が強いらしんで、なかなか対策も進まない。
利益集団自由主義なんて言われるもので、このジレンマが大きな問題でもあるようだ。


監督は食べ続ける中で、体調を壊し、中毒症状になっている始末。
こうした体当たりなドキュメンタリー映画ってのは、日本じゃないなぁ。
とりあえず人の振り見て我が振り直せ、私も食べ過ぎでは死にたくありません。