ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

大晦日格闘技興行戦争を終えて

紅白でモー娘。を見るのも忘れるくらい熱中して見ちゃったよ。
感想は、大丸で初売りに奮闘する叔母達を待ちながら携帯でメモしたやつ。


【男祭り】 
6時からの放送、視聴者の目を早く向けるという意味では先手必勝。
VTR作りは上手くてお茶の間での知名度の低さを補えたのではないか?


今年の対戦カードは、各階級で名を挙げてきたファイター達に
パンクラス勢やハッスルに役者、豊富なタレント陣に裏付けされた
方向性のしっかりとした、勝負論主義のプライドらしさが引き出されていた。


★ベストバウト:ミルコVSハント 
K-1的な試合が終始展開、こんな試合が出来るのもDSE的には強みか。
思惑通りの打撃戦、まさに両者の持ち味は充分に見せられたのではないか。
ハントは序盤からパンチの組立でペースをつかめたのが勝因だったのかなぁ。


【ダイナマイト】 
今年はカード変更も相次いだため、結果的にボビーVS曙とKIDVS須藤頼り。
小川と吉田みたいなアングルも少ない分、放送でもインパクトには欠けたのでは?
また、判定試合が多かったためか、お茶の間的にスカッと試合があまりなかったか。


★ベストバウト:所VSホイス 
プライド的な試合展開、カード変更の思わぬ産物となったのがこの試合。
“闘うフリーター”として、一躍『HERO'S』でスターダムにのし上がった所。
一方、対戦相手は名門・グレイシーファミリーが誇るホイス、これだけでも面白い。
試合的にも素早い攻防の展開は、それまでの試合から目が覚めるような印象であった。
残念ながら結果はドローとなってしまったが、所の活躍は勝ちに等しい値だろう。