ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

読了:新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー』(1)


サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)


■それなりにストーリー概要
主人公・タクト達は、幼なじみの悠有の不思議な力に気づく。
それは、わずかながら時間を『跳ぶ』ことができることである。
聞きつけた、お嬢様・響子の号令下、<プロジェクト>が始動する。
<時空間跳躍少女開発プロジェクト>、壮大かつ無謀な計画が…。


■できるだけ感想
「ありきたりの青春小説」の触れ書き、ハヤカワっぽさは薄い。
どちらかというとライトノベルに近い感覚を受けた、他の人は?
私としては、こういうジャンルは凄く好き、続刊も早速読みたい。


ゆっくりと流れる時間に徐々に判明する悠有の力、話の雰囲気が良い。
カバーの鶴田謙二絵が何ともノスタルジックな印象を与えてくれる。
少し田舎的なイメージはあるが、別に時間軸的には同年代なのであるが。
あとは響子の悠有への入れ込みっぷり、私はこういうラブラブ光線は好き。