ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-ガンバ大阪

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3月10日、等々力でガンバ大阪戦を観戦。

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中2日の等々力観戦ですが、今年最初の休日開催。フロンパークの賑わいを見ているだけで楽しい気持ちになってきます。サッカーのある休日に感謝。

試合は、ネットさんと家長さんのゴールで川崎がホーム初勝利。試合を振り返って感じたことは以下の点です。

〇 車屋の「安定」、登里の「還元」

川崎はGK・ソンリョンさんの復帰に加えて、直近の湘南戦・メルボルン戦を踏まえ、車屋先生がCB、ノボリが左SBで出場。ディフェンスのテコ入れを図りました。

昨年の序盤戦以来、約1年ぶりのCB起用となった車屋先生でしたが、早い時間帯から主導権を握れたこと、相手のプレッシャーラインが低い位置にあったことから、落ち着いて試合に入れたことが安定したパフォーマンスに繋がったと思います。

鬼木監督は「相手を見て」起用するはずなのでガンバさんの現状を加味していたかもしれません。最終ラインからのボールの供給はもちろん、後半の被決定機をクリアする等、完封勝利に貢献しました。

また、ノボリもSB起用ながら何度も相手陣内に仕掛ける攻撃参加も見られるなど、攻守で良いプレーを見せてくれました。先日の上海戦でもそうでしたが、近年のSH起用で求められる攻守の切替、攻撃スキルをSBで還元しているようにも感じました。引き続き、双方のポジションの起用が継続すると思いますが、非常に頼もしい存在です。

〇 攻守の要として存在感を深める「フリーマン」家長

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この日のMOMに選ばれたのは、2点目となる今季初ゴールを挙げた家長選手。

攻守に奮闘する活躍はもちろん、セクシーさも相まって川崎サポの間で人気爆発。湘南戦は背番号タオマフがいち早く完売する等、ピッチ内外では欠かせない存在です。

2階席から家長選手のプレーを見ていて不思議に思うのが、彼のプレー位置です。中盤の底までボールを受けに来たかと思えば、左右を問わずサイドで突破を図り、相手の最終ラインに最前線からプレッシャーをかける場面が見られる等、まさに神出鬼没の存在です。

ある種「フリーマン」状態な家長選手ですが、精度の高いクロス、今節のように中・長距離からのシュートを打つことで数字に見える活躍も見せておりますが、強靭なフィジカルを駆使した「ボールを失わない」ことで相手を引き付けて味方にボールを供給する役割、様々な位置に顔を出して潤滑油の役割といった数字に表れない部分の貢献度も非常に大きいと改めて感じる試合となりました。

〇「種まく人」クルピ監督とガンバ大阪

一方、この試合は現時点における両チームの仕上がりの差が大きく出た試合であるとも考えています。最終ラインはテコ入れしたものの、前線の陣容は昨季のベストメンバーを揃えた川崎に対して、試合後のクルピ監督の会見などを拝読するとガンバさんは選手起用ならびに選手の特徴を生かしたベストミックスを模索段階といった印象です。

若きタレントを見出す「名伯楽」として日本でも名を馳せたクルピ監督に求められているのは「育てながら勝つ」という難度の高いミッションのようにも見えてきます。

近年、宇佐美選手に続き、若くして主力に成長した堂安選手・井手口選手といったアカデミー出身の選手が海外移籍を果たすなど、ガンバさんは素晴らしいタレントを抱えるが故の悩みを抱えながらの戦いが続いていると思います。

その意味では、歴戦のガンバサポさんの中では我慢の時期と考えている方もいらっしゃると思いますが、勝利から離れたトップチームの現状も見逃せないという状況にあることも理解できます。17歳でスタメン起用された中村選手、遠藤選手とともに中盤でボールを捌いていた市丸選手、交代出場の福田選手とフレッシュな顔ぶれのクオリティが低いとは全く感じませんでした。配置と戦術が固まれば、力を出せると思うだけに次戦の対戦は改めて気を引き締めて戦えればと思います。

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以上です。水曜日に非常に悔しい結果となり、今日も上手くいかない時間帯は長かったものの焦れずに締めて勝利。連戦の中で立て直すことができたのは良かったと思います、次の試合はすぐ来ますが、小休止となる18日の名古屋戦まで勢いを落とすことなく走り抜けてほしいと思います。

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観戦休題:川崎純情小町☆ 前田薫里卒業祭

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3月9日、川崎クラブチッタ川崎純情小町☆・前田薫里さん(以下「かおりん」)の卒業ライブに足を運ぶ。

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かおりんは、結成時に参加した最後のオリジナルメンバーです。結成から現在に至る6年半の活動は、1人のパフォーマーとしての成長はもちろん、メンバーの卒業・加入を繰り返すグループの激動を支えた後年のリーダーであり、宮内さんをはじめ、ダンス・歌唱未経験者の後輩たちの良き指導者としての一面を見せられていました。

元々、お話を聞く限り、アイドルよりもダンス等のパフォーマー志向が強い印象は受けておりましたが、この日「かおりんのために」と駆け付けてくれた共演アイドルの皆さんや、親子連れの小さなお子さんからお年寄りまで幅広く愛される存在であったのは、間違いなく彼女のアイドル性たる証ではないかと。多くの人からの感謝の思いに溢れる空間でした。

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ダラダラとドルヲタを続けてきた結果、同じくらいのスパンで業界を見続けてきたり、あるいは年齢の近いアイドルが超レアな存在になっていました。かおりんのように大きな決断を下して別の舞台に活躍を移した人、リーダー等の管理職に近いポジションで頑張る人、未だに純粋な1プレーヤーとして奮闘する人もいます。そういう人たちに出会うと「元気をもらっている」ではなく「自分も負けられないな、仕事頑張ろう」と思うようになりました。


かおりんが渾身のソロで歌い上げた(自分も大好きな)モーニング娘。Never Forget』は胸に響きました。パフォーマーとして、次なる舞台での良き旅路を祈る。

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観戦記:ACL・川崎フロンターレ-メルボルン・ビクトリー

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3月7日、等々力でACLグループステージを観戦。

試合は、終了間際にPKで追いつかれて悔しいドローとなりました。試合を振り返って感じたことは以下の点です。

〇 「陸戦型」フロンターレで奪った2ゴール

土曜日の湘南戦から中3日で迎えた川崎ですが、ACLは2連敗を喫しているだけにスタメン変更は小規模。相手の特徴を意識して組まれた布陣は機能していたと思います。

試合を通じて、大きな体格を生かした空中戦で圧倒する高さ、フィジカルコンタクトの強さが印象に残ったメルボルンでしたが、川崎は1トップ:悠様、トップ下:家長、SH:阿部・ノボリの各選手を起用して対抗。

攻撃ではボールの流動性を高め、守備は相手との競り負けない球際の強さを発揮できる面々を並べたことで、序盤から主導権を握り、相手の守備判断を上回る連動した攻撃で決定機を作ることで先制点を奪うことが成功しました。

同点で迎えた後半の勝ち越し点についても、サイド起点で仕掛けのかたちから相手守備を崩すことができました。川崎らしい形でゴールを奪うことができなかっただけに、この日のゴールでまた一歩前進できたと思います。

〇 「割り勘できない」失点から考える、詰めの作業

しかしながら、試合は2度のリードを守り切れず、悔しい引き分けとなりました。特に後半は、相手の決定機をほとんど作ることなく試合を進めていただけに、アディショナルタイムにPKを許してしまいました。

個人的に「失点はチームの割り勘」の考えを持っており、個々の選手に責任を押し付けたくはありませんが、局面の判断・対応の誤りが失点に繋がった事実は見過ごせません。試合を通じてみると、自分たちの攻撃の時間を長く作ること、粘り強い守備対応で相手の攻勢を凌げているものの、際の部分のワンプレーで上手くいかず追加点を奪えない、あるいは失点に繋がってしまう状況を見ると、チームとして詰めの作業が必要なのではないかと思います。

ビルドアップ時に相手のプレッシャーがある状態でボールをしっかり動かす、相手の動きを外した味方が出したボールを止める、対面にいるボール保持者に対して前から奪いにいくべきか否かを見極める等。まだまだ、プレーの選択等で危ういと感じる場面もまだ多いと思います。判断スピード、そしてワンプレーの精度を上げていくことで勝ち切れるようにしてもらいたいと強く感じる試合でした。

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以上です。何が何だかわからない状態でPKで失点して試合が終わったことから、茫然としていました。非常に厳しい結果になりましたが、突破の可能性がある限り、辛抱強く応援を続けていければと考えています。

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観戦記:B1リーグ・横浜ビー・コルセアーズ - 川崎ブレイブサンダース

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3月4日、横浜国際プールBリーグ川崎ブレイブサンダースの応援。

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神奈川県内をホームアリーナに置く2チームの対戦。今季は別地区のため、対戦数が少なくなりましたが、それだけに負けられない戦いとなりました。観戦を通じて感じたことは、以下の点です。

〇 修正、際の強さで逆転勝利を呼び込む

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昨日のGAME1は大勝した分、サンダースには難しい試合になりました。

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(篠山選手と細谷選手、両チームのPG同士のマッチアップ)

1Q終盤に連続ポイントで横浜ビー・コルセアーズ(以下「ビーコル」)に1点差にまで追い上げられると、2Qに逆転されてしまい、追いかける展開になりました。

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(前半はシュートを決めきれず、ミスも多かったファジーカス選手)

ミスも散見されるなどファジーカス選手が精彩を欠くのに対し、ビーコルのサビート選手がポストプレーの強さを見せて得点を積み上げる。

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(後半は圧巻のパフォーマンスを見せたファジーカス選手)

しかし、3・4Qの最初の数分間、ビーコルに流れを持ち込ませず、主導権を握ったサンダースが勝負強さを見せる。前半はイマイチだったファジーカス選手が良いパスを通して攻撃のリズムを作りながらも、自らもインサイド・ミドルレンジで得点を稼いでリードを広げる。

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 (ミスが続く時間もあったが、終盤までアグレッシブな攻撃で得点を奪い続けたビーコル)

一方、前半は良い守備から攻撃の流れを作っていたビーコルでしたが、ミスが連続する時間帯を作ってしまったこと、ザヒート選手が3Qの早い時間帯に3ファウルを喫したのは痛かったか。とはいえ、終わってみれば80得点を奪い、極端に点を奪えない時間帯は無かっただけに、やはり後半の各クォーターの入り方が勝負を分かれた印象です。

〇 バスケ観戦の魅力を体感するなら、ビーコルのホームゲーム

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オープニングショー・Eyes'さんの「We are B-CORSAIRS」が会場の熱気を引き上げる)

昨季、川崎以外の首都圏の各チームのホームゲームにも積極的に足を運び、運営スキルの高さを感じたのがビーコル、千葉ジェッツふなばしの旧bjリーグ出身の2チーム。

アリーナグルメ、アトラクションの設置、スポンサードとの絡み方、あるいは試合中のブースターの熱気、オリジナリティのあるBGMチョイスなど、新鮮かつ勉強になる部分は多かったです。

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チアリーダー・B-ROSEのパフォーマンスは両チームの熱戦に華を添える)

こうした部分は、観客動員を意識する興行を実施してきた経験値の積み上げの差であると思われますが、バスケ観戦の魅力を体感するなら、この2チームをおススメしたいところ。アスフレもそうですが、応援チームの絡み抜きに、また来たいと思える雰囲気が近くにあるのは嬉しい限りです。

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(丁寧なファンサが印象に残ったビーコルのマスコット・コルスくん)

以上です。激しいデッドヒートが続く東地区、優勝争いに踏みとどまるために負けられない戦いは続きます。GO GO サンダース!

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観戦記:スーパーラグビー・サンウルブズ ー レベルズ

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3月3日、秩父宮ラグビー場サンウルブズのホームゲームを観戦。

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創設3年目となる今季のサンウルブズは、日本代表のジェイミー・ジョセフHCを招聘、強豪・チーフスで活躍していたリーチ・マイケルが加入する等、来たるべき2019年W杯、さらに大会後のレガシー作りを意識した編成で臨んでいます。

久々の現地観戦となったレベルズ戦を通じて感じたことは以下の通りです。

ラグビーにおける「球際の強さ」とは?

前半、レベルズに2トライを奪われて先行を許したサンウルブズでしたが、残り20分で同点に追い付く展開。

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フィジカルコンタクトはもちろん、ハイパントキックを利用して動かすラグビーを展開する両チームの空中戦の攻防など、SRならではの濃密な試合内容を見ることができました。

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前半は上手く巻き返して同点で折り返しただけに、後半早々にレベルズのバックスからの連動したアタッキングで連続してトライを奪われる展開。

中央に走り込む選手を見せることでサンウルブズの選手を引き付けて、外側に走る選手に繋ぐ流れは鮮やか。今季の編成が大きく変わったチームとは思えないような連携の高さから、素人ながらラグビー大国のレベルの高さを改めて実感させられる場面でした。

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また、代表戦でも見られる、ブレイクダウンを狙う相手の球際の強さも本当に際立つ試合でした。積極的に前に出る・ボールを奪いに行く姿勢に対して、サンウルブズがターンオーバーされてしまう、ハンドリングミスを起こす場面は何度も見られました。強さの部分を見せられるか否かは、SRを戦う上で重要な部分だと思わされる試合でした。

サンウルブズ、興行としての現在位置

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現地観戦は2016年シーズン以来となったサンウルブズのホームゲーム。

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個々の観戦スタイルに応じた座席レベルの設定や企画チケット、ハーフタイムショーなどのイベントも充実し、プロスポーツの興行としてのスキルは着実に進化している実感は受けていました。

一方、興行のバロメーターたる集客という点では「厳しい」と感じる部分もあります。

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最高級のラグジュアリーゾーン(メイン中央)、座席価格が安価な自由席は満員だったのに対して、バックの指定席およびメインスタンドの両サイドの指定席は空席が目立っていました。

私見ではありますが、やはり、国内で開催されるトップリーグ、あるいは日本代表戦と比較すると、チケット代が少しハードルになっているのでは、と考えたりもします。

また、SRの知名度が高まらず、リーチ・マイケルをはじめ、日本のトップ選手が集結した編成であるというインパクトも伝えきれていないのも「勿体ない」と感じています。

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試合ではなく、先日のスクールウォーズ上映禁止だけが大きく取り上げられるのも非常に残念です。世界のトップ選手たちのプレーを間近で見られるSRは、トップリーグ同様、W杯を盛り上げていくために重要だと思います。

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超満員の秩父宮が持つ独特の雰囲気を知るだけに、TOP5を目指す部分とともに、勝利に飢えたオオカミの群れを集める=満員を目指してほしいなと思いました。

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観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-湘南ベルマーレ

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3月2日、等々力でホーム開幕戦を観戦。

試合は、悠様の今季初ゴールで先制したものの、湘南・天馬選手のゴールで同点に追いつかれてドロー決着。観戦を通じて感じたポイントは、以下の通りです。

〇 今季を勝ち抜くために

公式戦5試合を消化した川崎ですが、初戦のゼロックス杯(2月10日)のプレーから比較すると「目が揃ってきた」印象。選手間のイメージの共有と連携が深まったことで、攻撃時のテンポは上がってきました。また、ボールロスト後の即時奪回の場面も多くみられたように攻守の切替も徹底されており、試合を通じて主導権を握る時間帯を多く作ることができました。

一方、課題は最後の部分=フィニッシュの精度。ボールを敵陣まで繋ぎ、非常に良いかたちでチャンスメイクする部分まで持ちこんだものの、得点に結びつかない場面が何度もありました。

おそらく、今季対戦する多くのチームは、川崎の特徴を踏まえ、自陣に引いて陣形を整える組織的守備を行うことが想定されます。昨季多かった引き分けを勝ちに変えるためには、相手の守備を崩すための質の向上が改めて求められると思いました。 

〇 模索するベストミックス

観戦を通じて印象に残ったのは、知念選手の先発出場の効果です。昨季、知念選手を見て驚かされたのは、前線でボールを納められる点です。地上戦を志向する川崎においても、ポストプレーに強く、前線でボールを納められるCFタイプの選手は長年欲しかっただけに、知念選手の台頭は頼もしい限りです。

彼が前線で体を張ることができることで、ロングボールから相手の守備ラインを押し下げることもできますし、厳しい悠様のマークが分散する効果をもたらします。得点には至りませんでしたが、狭いところから放たれた強烈なシュートのようにゴールを狙う姿勢は見せてほしいところです。

一方、交代後を含めた90分間の攻撃陣の組み換えの部分は模索が続いている部分だと思います。エドゥアルド選手のアクシデントで早々に1枚カードを切ったことで、嘉人さん、阿部選手の2枚しか攻撃的なカードを切れなかったものの、攻撃のアクセントという部分ではイマイチの印象。連携の部分を含めて、連戦を戦うなかでベストミックスを見つけてほしいところです。

〇 湘南戦はスタイルの激突があるから面白い

2年ぶりの湘南さんとの試合は毎度ながらヒリヒリする展開。勝率はイマイチながら、密かに毎回楽しみにしている試合です。理由は両クラブが確固たるサッカースタイルを追求し、ピッチ上で色濃く出して勝利をすることを追及しているからです。

J2を戦いぬき、2年前とは異なる新たな顔ぶれを揃えた湘南さんのプレーは、対戦相手ながら見応えがあります。高卒2年目の杉岡選手は物怖じすることなく攻守に奮闘し、柏さんからのレンタルながら10番を背負う秋野選手も何年もプレーする中心選手のような振る舞いは驚きました。

フットボール批評issue19

フットボール批評issue19

 

先月発売された『フットボール批評』において、湘南さんのチョウ監督は育成主義について語っておりましたが、チームを作り上げる手腕に加えて、人を育てる部分を大事にする部分もピッチから伝わってきました。

自分たちのスタイル同士をぶつける対戦構図は、素直に見ていて面白いです。リスペクトを欠かすことなく、相手を上回るために、川崎であればスキル、湘南さんであれば走力の部分を駆使して圧倒しようとする。川崎と湘南の神奈川ダービーは、もっともっと盛り上げられると思います。

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以上です。ホーム開幕戦という括りで書くと、2013年に国立で開催された大分戦から6年連続ドローとなりました。試合内容は良かっただけに、勝ち切れなかったことは残念ではありますが、この時期である程度のクオリティが高まったことには手ごたえを感じます。

ただし、良い感触のままで終わらせることなく、結果に繋がなければなりません。そのためにも次戦以降の連戦が非常に重要になると思います。

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サウナ訪問記:静岡県静岡市・サウナしきじ

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定期掲載するか不確定ですが、今季は遠征等で足を運んだサウナを紹介するブログを書こうと考えています。

初回は開幕戦のエコパ遠征を利用して足を運んだ、静岡県静岡市にあるサウナ好きの聖地・サウナしきじの訪問記となります。

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静岡駅から少し離れた場所にあることを確認済だったので、静岡駅前からタクシーに乗車。

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行き先を告げると運転手さんからは早速「日本一」と形容するほどの存在であることを再確認。帰りのタクシー配車の約束を交わし、胸を張って入館。

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建物の外観だけを見ると、ごく普通のサウナにしか見えないサウナしきじですが、地下深層部でろ過された湧き水を利用した国宝級の水風呂があります。

サウナの教科書 大人のたしなみシリーズ 学研ムック

サウナの教科書 大人のたしなみシリーズ 学研ムック

 

自分もサウナの世界に足を踏みいれるまで全く知らなったのですが、基本的なサウナの入り方というのは、サウナ+水風呂の温冷交代浴です。このため、サウナ愛好家=サウナ―と呼ばれる方々は、サウナと同じくらい水風呂の存在を大切にしています。

実際に入った感想としては、身体が溶けるような感覚に陥りました。フィンランドサウナ=ドライサウナは10分いるのが厳しいくらい非常に高温のため、水風呂に入った時(もちろん汗は流して入るのがマナー)の快感はもちろんなのですが、肌に優しくなじんでいく感覚は今まで体験したことはありません・・・。

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感覚的なものなのか、それとも根拠があるものなのか、気になって遠征後に調べたところ、弱アルカリ性というのは非常に相性が良いようです。水温は結構冷たかったはずなのですが、水風呂の一部にならんとする一体感に酔いしれてしまいました。

さらに、デッキチェアに腰を掛けて小休憩する時、水風呂に天井から注ぎ込まれる滝の音がリラックス効果を生み出す奇跡。水風呂に流れる滝の音が雑念を消し、悟りが開けそうになりました(全裸で)

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休憩室では、(ランチタイム等の区切りはありますが)飲食ができるほか、リクライニングチェアで昼寝等もできます。分煙ではないので、タバコが苦手な方は場所をチョイスして利用されることをおススメします。

水風呂で使われていた湧き水は飲食でも勿論利用しており、普通に飲料水として飲めるほか、定食のみそ汁も美味かった。

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昼食後の昼寝からのDAZN観戦を終え、再度サウナで整えてリラックスした後、清算を終えて訪問終了。入口にある数々の色紙を改めて見ると、本当に多くの方に愛されていることが伝わってきます。カズさんや清水エスパルスの(所属経験を含む)選手をはじめとする地域に所縁のあるアスリート、そしてオリラジ藤森さんの異様なまでの色紙数に驚かされます。

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そして、初訪問の記念に館内で使われていたものと同じたおるを1つ購入。今後、何かの機会を狙って利用できれば。

初のサウナ遠征は、本当に最高の体験ができたと思います。引き続き、サ道を追い求めた活動を続けていければと思います。

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