ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:愛踊祭 2016 関東Aエリア代表決定戦

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8月3日、イオンモール浦和美園で国民的アニメソングカバーコンテスト『愛踊祭 2016』の関東Aエリア代表決定戦に足を運んできました。

WEB審査を突破した川崎純情小町☆さんも参加された本決定戦、小町さんも今持てる力をパフォーマンスに出し切ったかと思います。残念ながら突破になれませんでしたが、(複数ブロックあるとはいえ)激戦区の関東ブロックで、ココまでのステージに残られたのは普通に凄い思います。

イベントの印象としては、会場となった平日のショッピングモールの和やかな雰囲気と対称的に、審査員から鋭い論評も飛び交うガチ度の高い内容であったかと。応援に駆けつけた広瀬さんと浜浦さん、審査員の二丁ハロ・ミキティー(本物)さんがいなかったら、もっと殺伐とした雰囲気になってたかもしれません(汗)
 〇 「DO」から「どう」に変化する視点
決定戦に参加した6ユニットのパフォーマンスについては、200組以上のグループが参加したブロックを勝ち抜いてきた方々だけに、非常にハイレベルな内容だったと思います。本イベントに限った話ではないのですが、ダンスや歌唱といったパフォーマンスレベルが底上げされ、それに伴う観客の目が肥えてきたこともあり、以前のようにダンスや歌の「技術」や「運動量」だけで観客を圧倒するのは難しくなってきたな、と今日のようなコンテストで見て改めて実感しました。入れ替わりも激しいアイドルシーンではありますが、より多くの人が求めるステージは1段階上がってきたかもしれません。
 
だからこそ、アイドルの振付等も手掛けられているミキティー(本物)さんが繰り返し述べられていた「どう表現してていくのか」というアドバイスは的確なものであったと思いました。もちろん「どう」の部分については最適解という存在は無い。ビジュアルだったり、衣装だったり、もっと大きく言えばコンセプトデザインだったり、様々なアプローチが考えられると思います。


今回のエリア決定戦における「課題曲+自由課題」による審査方式も「どう」の差異が大きく出たと思います。特に課題曲となった、こぶしファクトリー『オラはにんきもの』に対するアプローチについては、小町さん・柊木りおさんがコミカル路線を推し進めたに対して、アイドルカレッジさんやLovin&Sさんのようにカッコよく仕上げていたりと大きく違っていました。

インパクト抜群だった柊木りおさん、突然の変身)

もちろん、パフォーマンスに正解はありませんが、自分の持ち味を引き出し、審査員の期待に応えられていたのかは大きな差になったと思います。今回のようなバトル形式だからこそ気が付いた部分でもありましたので、非常に良い勉強になりました。

〇 小さな「1」を積み重ねて成長する川崎純情小町☆

 (関東Aエリア代表・C-Stylesさんと小町さん)
最後に、小町さんのファンの視点に立つと、まだ小さいかもしれないですが、メンバーとファンと地域の作る輪を大きく広げていければと思います。帰りがけにファンの方も仰っていたのですが、ココまで連れてきてくれたことに感謝。最初は小さくとも「1」を積み重ねていけば数字が大きくなように、小さな結果や経験の積み重ねがグループを成長させていくと思います。
また、平日ながら小町組(川崎純情小町☆ファン)の方も多くいらしていましたので、こうした輪を大きく広げていければと思いました。皆さん、本当にお疲れ様でした。

観戦記:明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレ-川崎フロンターレ

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(SKYシリーズということで、ふろん太ふわふわも出張)

昨日は、ShonanBMWスタジアムで湘南さんとの神奈川ダービーを観戦。

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(良い緊張感が伝わってくる試合前のアップを終えた川崎の選手たち)

近年の湘南さんとの試合は、多摩川クラシコ同様、試合までの両クラブの順位・結果は関係が無くなるほど、激しい試合になることが多いと思います。また、風間監督が就任して以来、フロンターレは湘南さんのホームで勝ち点3を奪えていないだけに、今年のチームにとっても乗り越えるべき試練であると位置づけていました。

試合は、車屋選手の初ゴールを含む3得点を奪ってリードを広げた川崎ですが、終盤は湘南さんの猛攻を受けて1点差にまで迫られ、何とか逃げ切ることが出来ました。非常に厳しい試合を通じて感じたことは、以下の2点です。

 

1.拗れた前半、仕留められなかった後半

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(試合前の円陣。この後、湘南イレブンはダッシュで配置につく)

後述しますが、この日のMOMは車屋選手。プレイ内容も大変素晴らしかったのですが、試合の主導権が湘南さんに傾きかけていた時間帯のゴールは非常に価値あるものだったと思います。序盤は川崎がボールを動かして主導権を握る時間帯を作ることはできますが、湘南さんのプレスに押し込まれて相手に勢いを与えてしまう時間ができてしまう。

(1stステージも先制→逆転→同点と激しい試合展開だった)

近年の湘南戦の傾向がそうであるように、この試合でも20分を過ぎたあたりから湘南さんのプレスがハマりだして決定機を作られる場面が増えてきました。この流れを止めなければ、相手に先制点を許してしまう、そうした危機感がある中での先制点でしたので、試合の流れをグッと引き寄せるゴールだったと思います。

惜しいシーンを決めきれずに「拗れた」展開の中で先制して救われた前半に対して、後半は追加点・ダメ押し点を奪った直後の失点を契機に湘南さんの勢いを再加速させてしまいました。3点差にリードを広げたものの、残り30分近くある中でのゲームコントロールが重要だと思っていただけに非常に痛い失点。ただし、失点後も川崎がリードを再度広げられる機会もありましたので、仕留めきれず、逆に攻勢の機会を与えてしまいましたのは本当にもったいなかったと思います。

最後の1分1秒まで止まらない、何よりも諦めない湘南さんの掲げる「ノンストップフットボール」の高濃度な攻撃をモロに受ける展開となったのは、本当に辛かったです。耐え切れたとはいえ、正直、最後は運も味方した部分があったと思いますので、同じような形での逃げ切りは2度無いと思っております。夏場の試合は続くだけに、こうした試合運びについては、課題としてしっかり受け止めていただきたいところです。

2.車屋モーターショー、湘南で開催

車屋選手のゴールは一瞬、何が起こっていたのかわかりませんでした。まるで、変わり身の術のような素早さの裏街道。以前、ナビスコ杯の試合において、レナトが同じような動き方で相手からゴールを奪っていたことを試合後に思い出しましたが、ベストゴールにノミネートされても良いくらい、素晴らしいゴールだと思います。

元々、大学時代はボランチやCBを務めていた車屋選手ですが、川崎加入後はサイドの選手として日々進化を遂げております。元来の彼の持ち味は思い切りの良い攻撃参加ではありましたが、ゴールに絡む大きな仕事が増えてきたこともあり、セカンドステージに入って攻撃性が目立つにようになってきました。もちろん、守備についても粘り強い対人対応、ファウルにならないボール奪取やカットの場面など、助けられた場面は多かったです。

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(試合後、ピースサインをするモーターショー主催者)

まだまだ成長する伸びしろを感じるだけに、車屋選手のモーターショーに期待したいところです。

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(反省点は水に流してはいけないが、興奮は落ち着けたい。ワニナレイルカ)

アウェイでは相性が良くなかった湘南さんに勝ったことは非常に大きいと思います。とはいえ、上手くいかなかったことも多かった試合です。

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(花火を見るならスタジアム)

厳しい夏場の試合はこれからですし、結果を残し続けるためにも、課題をしっかり取り組んでいただきたいです。引き続き、一歩ずつ進んでいきましょう。。

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観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ‐FC東京

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土曜日は、等々力で多摩川クラジゴを観戦。

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(大怪獣VS海獣?)

 多摩川を挟んだFC東京とのダービーマッチは、それまでの順位・結果は関係無く厳しい試合になることが多いですが、今回も難しい試合となりました。

そんな厳しい試合も、悠様の5試合連続ゴールで勝利をもぎ取ることができました。試合を通じて感じたことは、以下の2点です。

 

1.「我慢」と「継続」の90分

試合を通じて、より多くの決定機を作れたのは川崎でした。しかしながら、FC東京も2トップに入ったムリキ選手、バーンズ選手を中心に個の力で決めきる選手がいるだけに、1発の怖さがありました。実際、後半はゴールを決めきれず、一発の危機に陥るという嫌な流れになりかけた時間帯もありました。しかし、そうした時間も、ソンリョン選手を中心とする守備陣の踏ん張りもあって凌ぐことができました。

ソンリョン選手の1VS1でのビッグプレイ、谷口選手、車屋選手のカバーリング、相手の突破に対するエウシーニョ選手の粘り強い対応、そして井川選手や途中出場の対人守備と繋ぎの意識、もちろんミスや相手に上手く攻略されてしまった場面もありましたが、スコアレスが続く、難しいゲームを壊さないように集中力を切らさず取組んでいたのがよくわかりました。この日は本当、ディフェンス陣の日だったと思います。

一方、攻撃陣はゴールを決めきれず苦しむ展開。前節の磐田戦同様に細かなミスもあって、ペナルティエリアに侵入しても相手に跳ね返されてしまう場面が多く、ゴールが少し遠く感じる時間帯もありました。

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(丸顔界のゴジラ級スーパースター)

ゴールを決めた悠もトラップ精度が悪かったり、短い距離のボール交換で相手に奪われてしまったり、特に後半はミスが散見されました。しかし、焦れることなく、ゴールを狙う姿勢を継続した結果、ゴールを奪うことができました。

丁度、実況を担当された下田さんがジュニーニョの名前を出されていましたが、ジュニ自身もゴール前の決定機に絡む機会を多く作ることでゴールを奪ってきました。師匠とも言えるジュニと並ぶ5試合連続得点は、成長とともに、苦しい場面や上手くいかない状況の中でもゴールを奪う強い意志の表れではないかと。嘉人さんとともに「エース」の名が少しずつ見えてきたのではないかと。

2.夏のキーマンはOH砲

悠がゴール量産体制に入っておりますが、嘉人さんは3試合ゴール無し。決定機やあと一歩の場面も多く作られておりますが、ゴールを奪えてないことには本人も満足できてないと思います。ただここ数試合は憲剛さんが役割を代替・補助する役割も普段以上に行っていた印象もありましたので、 フィニッシャーに集中できるようになれば、また流れも変わってくるのではないかと。

そういう意味でも、要求レベルが高まってきた大塚選手、先発名を連ねている橋本選手の役割が重要になってくるかと。

大塚選手の簡単には奪われないボールを扱う技術は相変わらず素晴らしく、橋本選手も運動量やゴールを狙う姿勢も磐田戦以上に引き出していたと思います。しかし、プレイの質がさらに上がってくれば、ボールの動きをより活性化できると思いますし、相手の意表を突くことができると思います。大島君不在の夏場のリーグ戦、両ベテランの負担軽減のためにも彼らの活躍が鍵になると思います。

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(ハピネスチャージ憲剛さんもワニナレイルカ)

他のクラブの結果はともかく、引き分けた後の試合が大事だと考えておりましたので苦しい中で勝ち切れたことは非常に大きいと思います。

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しかしながら、リーグ戦は続きますし、夏の扉は開かれたばかりです。上手くいかない時こそ力を合わせて一歩ずつ進んでいきましょう。

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観戦記: 川崎純情Night☆~Road to CLUB CITTA' カウントダウン Vol.4~

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〇 川崎で開催された都市対抗アイドル大会?

昨日は、仕事終わりに川崎セビリアンナイトで川崎純情小町☆さんの主催ライブ「川崎純情Night」を鑑賞。ワンマンライブのカウントダウン企画となる本公演は、毎月素敵なゲストを招いた対バン形式となりますが、この日は東京ドームの都市対抗野球大会にも負けぬ都市対抗アイドル大会の様相を呈しておりました。

 お掃除ユニット・川越CLEAR'S(クリアーズ)さんは、「勝手に埼玉応援隊 小江戸川越観光親善大使」ということで、小町さんと同様、地域の活性化に従事されているユニットさんということでシンパシーも感じました。歌もダンスもキメも清く・正しく・美しく、そして明るさのある、素敵なステージでした。

また、川越CLEAR'Sさんは、今季のフロンターレのターニングポイントともなった、ナビスコ杯・仙台戦のCHERRS企画にご出演いただき、試合後は清掃活動にも参加いただきました。ナビスコ杯の時はライブを見ることが出来なかったので、今回ステージで見ることが出来て良かったです。

また、ライブ後、班長の伊織さんにご挨拶と感謝の言葉を伝えることができました。こうしてご出演いただいた縁も含めて感謝です。

エコ怪獣さんからバトンを受けてセミファイナルに登場したのが、沖縄からはるばるお越しいただきましたRYUKYU IDOLさん。この日はメンバーから3人がご出演されましたが、とにかくメンバーもファンの方もエネルギッシュでハイスパート。

(最後に披露された『ハートのエナジー』(映像は過去ライブ)は凄かった)

ノンストップの全力全開のステージで盛り上げてくださいました。また機会があれば、今度はフルメンバーで見に行きたいですね。

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(この日のマイナスイオン数 300万個/cm3(私調べ)副リーダー・長嶺あずささん。)

小町さんのステージは、各ユニットさんたちが作った熱気をしっかり繋いで、熱いステージを作っていただきました。また、愛踊祭の予選突破、宮内さん・立田さんの1周年サプライズもある等、お祝いムードにも包まれた良い雰囲気でもありました。

ワンマンライブに向けて上昇気流に乗れているという実感とともに、メンバーの強い結束を感じました。この日も楽しいライブをありがとうございます。お疲れっした。

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(川崎に上陸したハシモト・ゴジリス笑)

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観戦記:明治安田生命J1リーグ・ジュビロ磐田-川崎フロンターレ

昨日は、ヤマハスタジアムジュビロ磐田戦を観戦。


(ゴール裏の改修後では初訪問)
ヤマハスタジアムは2013年以来3年ぶりの訪問。この日はチケット完売の超満員ということで、対戦相手との境界線も曖昧になるほど見渡す限りの水色。雰囲気に圧倒されるというより、無駄にテンションが上がってしまいました。


今節は、セカンドステージ序盤に訪れた中3日の連戦の最後の試合。試合はジェイ選手のゴールで磐田に先制を許したものの、川崎が悠様のゴールで追いつくことに成功。その後も両チームに決定機はありましたが、決めきることができず、ドロー決着となりました。試合を終えて感じたことは、以下の3点です。

1. リセットさせないための攻守一体

(試合前の両チーム円陣)
連戦による疲れのあまり黒塗りの自動車にぶつかることはありませんでしたが、後半はトラップやパスのミスによるピンチが多く見られたことが気になりました。
私は、今季の失点が少なくなった要因は複数あると考えていますが、1つはミスからの失点が減ったことだと思っています。しかし、この日はトラップやボール交換のケアレスミスから相手にボールを奪われ、相手の逆襲をまともに受けて、せっかくの攻勢の場面が何度もリセットされてしまいました。
特に終盤は、体力的になかなか自陣への戻りが苦しい時間帯だっただけに、この点は悔やまれるところです。今季のチームが取り組んでる攻守一体の戦い方を、暑さもキツイ夏だからこそ磨き上げてほしいところです。

2. 橋本晃司よ、真夏の光線を放て!
この試合で大きな注目を浴びたのは、リーグ戦初先発を掴んだ橋本選手だと思います。前節の新潟戦では、途中出場ながら同点に繋がるキレ味抜群のクロスボールを入れるなど、存在感を発揮しただけに、期待も大きかったはずです。
この日は、終盤の84分までプレーを続けましたが、私は手応えと課題の双方が垣間見える内容だったと考えています。前半はアグレッシブにサイドや中央を動き回り、顔を出してはボールを受ける意識を強く感じました。オフサイドになりましたが、後半に2列目から飛び出してゴール前の1VS1を決めるなど、ゴールを狙う姿勢も強く見られたと思います。
一方、試合が進むに連れて、ボールを受けて出す動きがワンテンポ遅れたり、顔を出す回数が少なくなってしまいました。これは暑さに加えて、ハイテンポな試合展開となったことで、序盤から頭の回転も運動量も消耗が激しかったことも影響してると思います。
ただし、試合に出始めた頃のネット選手がそうだったように、試合出場の経験値を積めば、プレイ強度をより長い時間保てると思いますし、風間監督が終盤まで起用していたことからも、その機会はまだあると考えています。五輪組不在の今夏のチームの鍵を握るのは橋本選手だと思っています。彼の放つ光線のような鋭いキックが真夏の夜に光ることを願って。

3. 三好選手の夏休みの宿題
風間監督も指摘されたように、途中交代で入った三好選手は、この日のファーストプレイでミスが影響して、その後も上記のような危険なミスを起こしてしまい、自身のプレイが安定しなかったのは勿体なかったです。
ただし、三好選手が試合出場経験を重ねてきたことでガムシャラにプレイする時期を経過して、試合中に様々なモノが見えてきたからかもしれませんし、前節の先発と途中出場では状況の違いますので頭の切り替えが上手くいかなかった点もあると思います。そういう意味では、プレイの正確性と積極性の両立していくことは、経験を積む三好選手には丁度良い夏休みの宿題として取組んで欲しいと思います。


磐田市のマスコット・しっぺい君)
以上です。この暑さの中で応援してる自分でも相当キツイのですから、中3日で試合をこなしている選手たちは相当キツかったと思います。本当にお疲れ様でした。
とはいえ、タイトルを目指すチームにとって、この夏が正念場だと思います。まずは来週は多摩川クラジゴ、頑張っていきまっしょい!(何故かモーニング娘。風)

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真夏の光線

真夏の光線

観戦記:JFL・FCマルヤス岡崎‐ラインメール青森

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新潟戦と前後しますが、10日に名古屋港サッカー場でFCマルヤス岡崎さんのホームゲームを観戦しました。

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自分はコアゾーンで激しめの応援活動に勤しむタイプなだけに、サッカーと言う競技やライブ観戦の魅力をフラットな目線で再発見する良い機会になると考えています。

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(キッチンカーのサーロインステーキサンドがボリューム満点で激ウマ。700円はお得でした。)

スタジアムも対戦する両クラブも「ハジメマシテ」でしたが、非常に雰囲気の良いホームゲームで楽しく観戦することができました。

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(電光表示板のポジション別の表記は少し珍しい感じ)

スタジアムDJ・イケザえもんさんの軽快な音楽とトークによる素敵なMCはラジオ好きには丁度良いテンポ。

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さらに同氏作成のMDP『マルヤス岡崎蹴球新聞』のデザインも最高です。

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(先制点を挙げた直後の両チーム。後半の試合への入り方が大きく分かれた)

試合は、後半に入り攻勢をかけた青森が押し込む展開から2点を奪うと、マルヤスも交代選手を投入して攻撃の活性化を図る。終盤にはマルヤスがゴールに迫る場面を何度か作るものの、あと一歩得点を挙げることは出来ず。

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(後半途中より投入され、個の突破から強烈なシュートを放ったレオジーニョ選手)

セカンドステージ首位を走る青森に勝てば首位の可能性あっただけに、マルヤスとしては悔しい敗戦となりました。 f:id:y141:20160716085904j:image

(後半、チャンスの場面で必死の声援を送るコールリーダー)

観戦の中で印象に残ったのは、前半からマルヤスのコールリードを担っていた1人の女の子です。彼女は、歌詞を見ながら一生懸命声を出して、スタンドの観客に向かって拍手と声援をリードしておりました。流石の暑さで途中からペースダウンしていたのですが、後半の2点ビハインドになった後も、チャンスの時には手すりをガッチリと握り、一生懸命声出していました。おそらく日本最年少クラスのコールリーダーの純粋に熱心に応援する姿に私は自然と胸が熱くなりました。

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 「暑さ」、「温かさ」、そして「熱さ」の混在した観戦は、多くの刺激を受けました。また機会がありましたら是非とも観戦したいクラブが、また1つ増えたことは、勝ち点3と同じくらい、今回の名古屋遠征の大きな成果だと思います。

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観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-アルビレックス新潟


(リーグ戦では今年初めての平日ナイター。当方も会社帰りに直行する)
水曜日は、等々力でアルビレックス新潟戦を観戦。毎年恒例の7月の川崎市政記念試合、そして西城秀樹さんのハーフタイムショーを見ると、夏の到来を感じさせます。


試合は終盤にオウンゴールで追いつくと、その勢いのまま後半ロスタイムに悠様のヒールシュートで逆転。まさに「等々力劇場」夏公演の初日を迎えることとなりました。試合を通じて感じたことは以下の点です。

1. ゾンビのように立ち上がる

ファーストステージ最終節から3試合連続完封勝利を続けていた川崎ですが、この日は試合のファーストゴールを含む2失点を喫しました。
1点目の野津田選手らしい思い切りの良いシュートから生まれたゴールは「仕方ない」とも言えますが、新潟の勝ち越し点となったレオ・シルバ選手のゴールは審判に当たったボールの跳ね返りが起点となる不運もあり、川崎イレブンのメンタル的にも堪えるモノはあったと思います。
個人的に注目していたのは、失点した後のマネジメントでした。というのも、教訓が多かった先月の福岡戦では、先制後に相手に2点目を簡単に許してしまい、一気に厳しい状態に追い込まれたからです。

この日の試合は、厳しい場面も多々ありましたが、大きく崩れることなく、粘り強く対応することができました。特に、後半は井川選手がラファエル・シルバ選手や山崎選手との競り合いに苦慮する中、右サイドに入った武岡選手がサイドと中央の双方で対人守備で存在感を発揮してくれました。痛い失点でダウン喫しても、蘇生して立ち上がり、相手から主導権を奪い返す。三沢光晴風に言えば「ゾンビ」のようなタフさを見せてくれたことが、勝利を引き寄せたと思います。

2.「最後のシ者」橋本晃司の爆進宣言!
攻撃的なカードとして切ってきた三好選手をスタメン起用したこともあり、この日の風間監督は武岡選手に続く2枚目のカードに橋本選手を起用してきました。
この日の橋本選手は、サイドからの鋭いボールをゴール前に送り込み同点となるオウンゴールを引き寄せた持ち前の技術を発揮するとともに、球際の競り合いやハードワークも厭わない献身性を観れるなど、この試合と出場にかける強い思いを感じられました。ナビスコ杯ではゴールを決めるなど結果を残していただけに、リーグ戦での活躍は嬉しいところです。
ノボリ、ネット、三好、大塚。今季のナビスコ杯で活躍した選手たちが「水曜日よりの使者」としてリーグ戦に舞台を移して存在感を見せてきただけに、橋本選手は水曜日に現れた「最後のシ者」として爆進してほしいと思います。

3. 劇場を作り出した「水曜日のトドロキスタ」の熱気

(試合後、イレブンを迎えるGゾーン)
長らく等々力で観戦していると、スタジアムの雰囲気で「今日は劇場になりそうだな」と感じる時があります。水曜日の後半は、そんな熱気に溢れていました。
風間監督が人とボールの推進力を高める交代策を講じたこともあり、同点になる少し前の時間帯から一気にゴールに迫る流れが見られたことから、観客のテンションも徐々にヒートアップしていきました。同点後は言うまでもなく、逆転を願う拍手や声が包み込んでいきました。そんな雰囲気を受けて川崎の攻勢は緩むことなく続いて、最後の劇的な場面を迎えました。

これこそ「等々力一体感」ではないでしょうか?平日に加えて、天候が悪い中でも集まった水曜日のトドロキスタ(笑)の熱気が劇場を生み出したとすれば、選手・スタッフ・サポーターのみんなで掴んだ勝ち点3だと思います。その意味でも、次に大きく繋がる勝利だと感じました。

(選手に負けじとワニナレマスコット)
この日、私は応援ゾーンではなくアップグレードして指定席で普段より落ち着いて試合を見ていましたが、終盤は声を出して応援モードで前のめりで試合を見てました(笑)周りでまったり見てた人たちも大興奮して立ち上がっていて、熱気が伝播した証拠だと思います。

(ヒデキさんのパフォーマンスから生命力を感じた)
市政記念試合では毎年恒例となった西城秀樹さんのハーフタイムショー、当日の東京新聞の朝刊にヒデキさんの記事がありました。
www.tokyo-np.co.jp
近年は病からのカムバックという大変な局面の中で、ショーを開催してくれることは感謝してもしきれないですし、フロンターレを応援してくれる言葉をくれたことが本当に嬉しかったです。

そんなヒデキさんのためにも絶対に勝ちたい試合でしたし、期待通りの熱気のある試合を見せられたと思います。この勝利でヒデキさんにパワーを送れたら、そして来年も一緒にYMCAをしたいです!

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