ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:高校サッカー・第96回全国高校サッカー選手権大会 開幕戦

f:id:y141:20171230141331j:plain

12月30日、駒陸で高校サッカー選手権の開幕戦を観戦。

f:id:y141:20171230143134j:plain

快晴の空の下、色彩豊かな代表校のユニホームの色に染まる競技場。素敵な演奏による『ふり向くな君は美しい』に合わせて行進する選手たちを見るだけで高まるしかない。

f:id:y141:20171230144517j:plain

青森山田・小山内主将が務めた選手宣誓も素晴らしかったです。

【選手権】2年連続で青森山田主将が選手宣誓! 日本サッカーの未来を想う力強いメッセージ | サッカーダイジェストWeb

来年開催されるロシアW杯、今大会の応援リーダー・大迫選手がコメントに寄せた「超えろ」、日本サッカーの未来という多岐にわたるテーマ性を織り込み、力強い宣誓となりました。

f:id:y141:20171230151027j:plain

開幕戦は、東京都代表として2年連続出場の関東第一高、来季から川崎に加入する赤﨑選手の母校である佐賀東高の対戦となりました。緊張による固さも感じたものの、前半から両チームともアタッキングの姿勢が伝わる攻防を見せてくれました。

f:id:y141:20171230152250j:plain

試合序盤、佐賀東はドリプルを駆使した個々のテクニックで相手陣内に押し込み観客を沸かせました。何人かのドリプルの仕掛け方が同校OB・中野選手(仙台)に似ていると思っていたのですが、ドリプルを軸とする独特な指導方針で知られる、彼や赤﨑選手の出身・パルティーダ鹿児島出身の子が何人かいて納得。

ただし、守備時の対応はヒヤヒヤで関東第一高が主導権を握り、決定機も作りましたが、スコアレスで折り返し。

f:id:y141:20171230161321j:plain

後半は、押し込まれていた佐賀東が先制点を挙げる。右サイドからの展開を起点に生まれた一連の流れは非常に良かったです。その後、ゴール前の混戦から生まれたボレーシュートによる追加点も大きかったと思います。

f:id:y141:20171230164853j:plain

2点を追う展開となった関東第一高。リードした佐賀東に中央を固められて厳しい展開でしたが、終盤に訪れたセットプレーから決定機を作るものの、ネットは揺らせず。

f:id:y141:20171230165430j:plain

最後に深く一礼する関東第一高イレブンの姿が印象に残りました。初戦+開幕戦ということで緊張もあったと思いますが、非常に気持ちの入った試合でした。

f:id:y141:20171230140502j:plain

幕が上がった日本サッカー、冬の風物詩。今後の熱戦にも期待です。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村