ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:リポビタンDチャレンジカップ2016・日本代表‐アルゼンチン代表

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昨日は、秩父宮ラグビー場ラグビー日本代表テストマッチリポビタンDチャレンジカップ2016」を観戦。

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開催国として迎える2019年のラグビーW杯を3年後に控え、ジョセフ新HC率いる新生ジャパンがアルゼンチン代表と対戦。個人的にも、ラグビー観戦は少し間が空いておりましたので楽しみにしていました。

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試合は、20-54の完敗。代表メンバーを中心に構成されたジャガーズ(スーパーラグビー)を経て強豪国同士の対抗戦であるチャンピオンシップを終えたばかりのアルゼンチン代表相手に、初キャップの選手を多くピッチに送り込んだ日本代表の仕上がり・経験値の差はある程度は出ていたとは思います。

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素人目にも日本が強豪国に勝つためには、タックル・ラインアウトの確実性、スクラムで押し込まれない耐久性が大前提となると思います。選手の陣容はともかく、戦術の落とし込み具合などは、ベストは尽くしたものの、端的に述べればジャパンの「準備不足」なのかなと思いました。 

個人的には、アギーレ監督時代のサッカー日本代表がブラジル代表の対戦した時に似ていたと思います。あの時の日本代表も、経験値とアジアカップに向けた選手選考の一環を兼ねて代表経験の少ない選手たちを送り込みました。

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その意味では、試合終了直前に見事な突破からトライを決めたレメキロマノラヴァ選手の活躍などは今後に繋がるかもしれません。

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ただし、サッカーファンの視点で恐縮ですが、6月のスコットランド戦を代行で対戦したことも含めて、貴重な強豪国との対戦機会であり、W杯後の熱気を繋ぐ意味でも大切な国内開催の直近3試合を、このような形で消化してしまったのは疑問は残ります。

年明けのLIXILカップ決勝戦は札止めだったのに対して、さらに注目される国家代表戦で満員に埋まらなかったことを踏まえると、歴史的勝利が風化してしまわぬか、という不安は残ります。

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もちろん、1試合で全てを述べるのは見当違いだと思いますので、今後の巻き返しに大いに期待したいところです。にわかファンの当方ですが、単純にラグビーの試合は面白いですし、観客の自然発生的に湧いてくる応援や会場の雰囲気は非常に好きですし、もっと多くの人を集められるだけの要素は多くあると思います。自国開催、盛り上げたいですね。

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