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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記・Jリーグ:柏レイソル-川崎フロンターレ


ネルシーニョ監督からの「夏休みの宿題
昨日は日立台に柏戦を観戦してきました。4連勝中と勢いに乗っているチームだけに、優勝戦線の生き残りをかけて、苦手とする日立台を何とか攻略したかったところですが、試合はネルシーニョ監督の川崎対策にハマり4-1の完敗。まるで、厳しい担任の先生から夏休みの宿題を出されたような、大きな課題を突き付けられた試合となりました。試合を振り返って、感じたことは以下の2点です。

〇 敵将のプランにハマる
日立台のゴール裏で観戦して感じたことは、柏が徹底したサイドを起点にチャンスメイクをしていた点です。例えば、前半の左サイドであれば、サイドでタメを作ってから、空いた中央の選手にボールを受けるケースがしかり、右サイドは長いボールをWBの選手が川崎陣内の深いところまで走って受けて素早く中央に送るというケースであったり、登里・小宮山の両SBや森谷がとにかく走らされていた印象です。
結果として、サイド、ボランチ、2トップの各選手たちの立ち位置、そしてパスワークに適した距離感が崩れてしまいました。普段よりも自分たちがボールを持った時でも、簡単に相手に奪われてしまい、リズムの良い攻撃を長い時間続けることができません。そして、疲弊した両サイドへの揺さぶりとさらなるスプリントを課した相手の攻撃に屈してしまいました。考えてみると、前後半ともに戦略を練ったうえで進められた戦い方であると感じますし、ネルシーニョ監督のマネジメントの巧みさを実感した次第です。

〇 風間フロンターレの生命線=距離間とポジショニング
風間監督就任後の川崎のサッカーの生命線は、パスワークやポゼッションというより、その土台となる個人の技術力・判断力であり、それを集団化=チームとして機能させるための選手間の適切な距離間とポジショニング(剣道で言えば「間合い」ですね)です。前節の新潟戦で柳下監督も会見で述べてたとおり、川崎を止めるには、ゴール前を固めるより、相手側としては川崎の距離間に対応した距離感でプレスをしていくことです。
柳下監督は準備期間の短さもあり、そこまで出来なかったことを悔いておりましたが、1週間あったネルシーニョ監督は、この点をしっかりと準備して試合に臨んできたのだと思います。

〇 悔やまれるサネの負傷離脱
アクシデントではありますが、悔やまれるのは實藤の負傷交代です。谷口・實藤の新コンビ+杉山のトライアングルが息の合ったプレイをしていただけに、その後のプレイにも影響を及ぼしたと思います。特に、サネとショーゴの武器であった戻りのスピードが失われたことが、後半の相手の素早いカウンターに苦しんだ遠因になっているとも感じております。もちろん、ジェシ個人の守備そのものが悪かったわけではなく、相互補完性の問題でユニットとして機能したかという観点です。ジェシと井川が機能しているのは役割分担を含めた共通認識ができていたことで、流石にそこまでできていなかったのではないかなと思っております。サネの復帰は少しかかりそうですし、改善してほしいです。

以上です。川崎の繋ぎのスタイルに対して、後ろではなく、前から守っていくという形は対策の新トレンドになりうるかもしれません。ただし、風間監督が会見で述べたとおり、個々の技術と判断で上回ることであったり攻撃も守備もそのイメージを共有できるようにすることが大切ですかね。超悔しいです、この思いを忘れずに、今後の成長を見守っていきたいところです。

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