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ボンクラライフ

私見:榊原ゆいさんがファンに「オタ芸は禁止」と訴える

榊原ゆいがファンに「オタ芸は禁止」 | ORICON STYLE
■ オタ芸の“暴走”はオタ芸のもつ本質を否定してしまうか?
少なくとも、場に応じては打つ人間なので、少し考えてみる余地がある。
ちなみに、自分は00年代前半から飯塚雅弓ライブで打ち出していたり、
フロのサポーターでも類似したムーブはやっていたりするので、芸暦は長い。


少なからずしや誰かから「こうした議論は出てくるだろう」と思っていました。
ある程度のレベルで共存共栄というのが出来れば幸いですが、背景がわからず。
たぶん、榊原さんのイベントで迷惑行為にあたるようなオタ芸があったのでしょう。


私見だが、近年のオタ芸が目的、本質から独り歩きしているのではないかと。
本来のオタ芸は、ライブ等での一体感を作り出す応援手法の一つであったはずだ。
一体感のある応援とアーティストのパフォーマンスがwin-winになることもある。


しかし、近年はオリジナリティへの追求、自己満足のための行動とも見受けられる
シーンを自分は何度も目撃してる。正直言って、周りには迷惑だし、楽しめないだろう。


例えば、先日、アキバの発売記念イベントで久しぶりに良位置で見ることが出来たが、
ミニライブの時に手前の人が意味のわからないオタ芸を打ったために、周りは迷惑だわ
その人の腕は当たってくるし、歌ってるところは見えづらいし、少し残念な思いをした。


自分はその声優さんのイベントは何度も行ってるが、もし、初めて来た人はどうか?
はっきり言って、自分だったら、もうイベントに二度と行きたいとは思わないだろう。
誰だって、来た以上は楽しみたいと考える。そうした思いを踏みにじる行為は最悪だ。


アーティストやアイドルだって、ステージで一生懸命パフォーマンスをしている。
ステージのパフォーマンスをオタ芸で盛り上げようというサポーター精神ならまだしも
芸への達成感やオリジナリティ追求に走る考えは許せない。まさに「手段の目的化」だ。


ここ数年、イベント開催や大会場でのイベントが恒常化して、声優さんと出会う機会や
歌を聴く機会が増えた。だからこそ、その空間を大切にする思いを忘れないで欲しい。
とはいえ、自分はオタ芸文化を否定はしたくない。冒頭で書いたが共存共栄してほしい。
今回、こうして提起をイベンターは対岸の火事と思わず、再考する必要があるだろう。