ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

飯塚雅弓『Strawberry Star Tour2008』(夜の部)


(そういえばAXも約1年ぶりかな、やっぱこの会場は好きだ)


■ その1曲、1曲をかみしめるように…
恒例となる飯塚雅弓さんの1月ライブ、残念ながら今年は当日参加できず。
とはいえ、飯塚さんのライブに行かないと年が明けた気がしない*1のですよ。


大学で発表を終え、課題を提出し、急ぎ足で久々に会場となるSHIBUYA-AXへ。
今回はC席28番と実質5列目と前回に続き好位置、しかし配置座席数が激減。
それでも配置された席は埋まっていただけに、熱く盛り上がれと願うばかりだ。


■ ライブ概要
革ジャンに白のミニスカ姿で飯塚さんが登場。今何と、一発目からメドレー!!
今回のテーマは『ロックスター』ということで、様々な曲をロック調にアレンジ。
私的には結構レアな『バレンタイン大作戦』が出てきたのは嬉しかったり。


最初のMCは何やら雰囲気の違う塚バンドメンバーを言及、何人かカツラ装着。
特に長谷川智樹さんが、どうみても假屋崎省吾氏そっくり…。本人もノリノリで。
そして、例によって例のごとく、今年も雨女伝説に新たな1ページ。流石ですわ。


続いては、これまたツアータイトルから星をテーマにした曲をまとめて披露。
『Twinkle Wink』→『Some Day』→『Shooting Star』と3曲を立て続けに。
MCでも言ってた『Twinkle Wink』初披露したライブも来てたはず、夏のAXか*2


ココから静の時間帯、まずは『A Place in the Sun 〜陽のあたる場所〜』を。
ステージからバンドメンバーが姿を消し、キーボードが登場。飯塚さん単独演奏。
衣装もウエディング衣装風に着替え『メープルの空』→『大好きな君だから』


一昨年に大好きな親戚の方を亡くされ、最近のライブでは感傷的な部分が所々に。
今回歌った曲はその頃に作った曲、さらにその方が好きだったという曲だという。
2曲目を歌い終えても気持ちの整理がまだか、立ち上がっても少し間が空いたか。


客に、自分にも呼び掛けるように飯塚さんが『さあっ!』と声をかける。
ここから気持ちを切り替え、再び「動」の時間。まずは『ロマンチックだね』
そこから『飛び立つ季節』、ドレス姿は動きづらいか曲途中で衣装を変更。


定番曲が続き、盛り上がってきたところでラストスパートへ!!
『りょうおもい』→『Dear』→アンコール前は『恋の色』でフィニッシュ!
そこからアンコール、気持ちが高揚したせいか、ずっと立ちっぱなしでコールを。


アンコール、飯塚さんはじめメンバー全員が赤いライブTシャツで登場する。
1発目に定番『It's a beautiful day 〜永遠に続く日々〜』でドッカン!
続いては『クリスタルデイズ』*3、テンポ早めでノリの良い感じに。


フィニッシュは君といたmemory、観客の手の振りの一体感は流石だ。
メンバーもステージ前方まで前進、メンバー紹介では裏方さんまで出てきたり。
こうして、明るく、楽しく、変わらぬ雰囲気で今年初のAXライブを締めくくった。


関係ないが、客出しのBGMが『スピニングトーホールド』だったのでノリノリ。


■ ライブを終えての感想:ウェットな雰囲気が作ったタメ
まず、前回参加した新宿FACEと比較すると、音響等でAXは流石に良かった。
ただ、レポの冒頭でも書いたが、今回のライブの動員的には規模として厳しい…。
とはいえ、近年の飯塚ライブの代名詞的な会場だけに、今後も利用して欲しいな。


次に、セレクションライブとなる1月ライブは例年通りオリジナリティに溢れる。
飯塚さんとメンバーが知恵を出しあった構成が、また手作り感覚で良かったり。
ただ、私的には冒頭のメドレーはイマイチ乗れなかったため、序盤の感触は微妙。


だが、キーボード演奏でグッときただけでなく、ライブの大きなタメとなった。
その『大好きな君だから』というのも、また懐かしい。久々に聞いた気がする。
そこから定番曲の流れはテンポも良く会場の盛りあがりも非常に良かったと思う。


最初の方のMCの飯塚さんの言葉を引用すれば「かみしめるように」聞いたライブ。
例によって飛んだり跳ねたりするのに、気持ちはウェットな感情に包まれてたり。
そうした感情を抱えながら、これからも私はライブに行き続けるのかもしれない。


それでは飯塚さんをはじめバンド、スタッフや参加された皆様、お疲れ様でした。

*1:過去8年で5度参加、3回は1月3日のバースデーライブでライブ始め

*2:当時、私は前期テスト期間中で翌日の試験もライブTシャツを着込んだ記憶が…

*3:ステージ天井からミラーボールが姿を見せる