■ ずっとカミングスーンです!!
色々な意味で話題を集めた猪木の新団体・IGFの旗揚げ戦、冒険してきた。
実況席には辻さんと東スポの柴田さんという金曜夜を連想させる組み合わせ。
そして解説には猪木、まだカードが発表されない。試合直前までわからんぞぉ。
■ アントニオ猪木推薦試合1・2
開始前に2試合の提供試合「出場選手少ないのに大丈夫かよ」と思ったり。
1試合目はバトラーツの澤さんと石川さんのシングル、良いバチバチ具合だ。
2試合目はエル・ブレイザーとロッキー・ロメロ、ロメロはLA道場出身だしね。
■ 場内暗転、OPでは狂言師+猪木が登場!!そして試合開始!
(これが和泉元彌だったら爆笑モノだったのだが/リングのど真ん中にIGF)
■ 第1試合:アレクサンダー大塚 VS ケビン・ランデルマン
色々あって参戦となったランデルマン、相手は「男盛」ではないアレク。
序盤はグランドで、アレクがヘッドロックされてる状態からバックドロップ。
中盤以降はランデルマンが形勢逆転、最後はパワーボム系の落とし技で勝利。
■ 第2試合:小原道由 VS タカ・クノウ
グランドでは総合出身のタカが完全に試合していたが、頭突き等で小原反撃。
最後は小原がクノウをツームーストン気味に頭から落として勝利、短時間決着。
■ 第3試合:U-FILE披露試合
田村潔司率いるU-FILE勢によるダブルバウト(タッグマッチ)が実現する。
昔のUWFの試合のようなグランドの攻防とか、見所もあったが反応はイマイチ。
試合後、唐突に猪木が大プッシュしているTRIPLE-Pがラップを披露。
何というか猪木のことを歌にしてたりするんだが、もうスイミングアイ!!
■ 第4試合:安田忠夫 VS ジョシュ・バーネット
(ジョシュのモチベーションの高さを見て、相手が安田なのを悔やむ)
「安田だけは勘弁」と言っていたジョシュ、今宵はマスクを被って入場する。
試合展開はジョシュが圧倒し、安田はロープブレイクがやっとの状態だったか。
強烈な打撃や130キロの安田を投げるなど見せ場も作って、最後は腕十字!!
4分チョイ決着、こんなものか。試合後に藤原喜明氏が安田に雷が落としていた。
■ 第5試合:マーク・コールマン VS 小川直也
暴走王スタイルの小川は『爆勝宣言』で入場、コールマン親父はいつも通り。
開始直後にいきなり親父のパウンド炸裂、静止のレフェリーは何度も振り飛ばす。
オーチャンが入れ替わって足をこすりつける、やはりレフェリーは飛ばされるし。
親父の怒濤の攻めで小川が追い込まれるも、STOで形勢逆転、最後はスリーパー。
不服のコールマンは少し乱闘モードで試合後も突っかかる、なんかモノ悲しいよ。
やっぱり最後は猪木の下に行くオーチャン、そして闘魂ビンタされていましたわ。
■ 第6試合:カート・アングル VS ブロック・レスナー
(これって、数年前のスマックダウンの風景だよな…)
カートはTNAヘビー級ベルト、レスナーは3代目IWGPベルト(強奪中)を持参。
試合序盤はレスナーの豪快な打撃(+叫び声)や投げ技でリードする展開に。
しかし、レスナーのパワーボムを切り返してカートがアングルロックを仕掛ける。
ここはキックアウト、レスナーも早い段階でF5へ…。カートが切り返してダウン。
アングルも上半身あらわにして気合いモードに入り、レスナーのF5敢行もクリア。
レスナーの掟破りアングルロックを切り返し、最後は本家・アングルロックでカート勝利。
■ 最後は「1、2、3、ダー!」と終わったが…
メンツだけは豪華、だけど内容としては物足りなさが残るんだよな。
試合もハイスパートで攻防も少なかったし、変に格闘技っぽくしてたし。
客層も一見さんが多かっただけに、そこまで不満そうな人はいなかったけど。
ダメな「豪華キャストによる2時間スペシャルドラマ」とでも言うべきか。
それでもメインがアングルとレスナーだったから、ギリギリの興業成立かな。
少なくともプロレスを割と見ている自分は物足りなかった、ひいき目抜きにして。