夏に『1』と『2』の感想は書いたので、今回は『WXIII』の感想でも。
公開当時は劇場に見に行きたかったんですが、受験勉強もあったんで断念しました。
だから、前回見たのはDVD化された直後で、今回が2回目です。
今作は押井監督ではないので、何となくプロダクションI.G作品という印象が強い。
(言うなれば『Ghost in the Shell』に対する『攻殻機動隊 S.A.C』といった感じ)
また、今までシリーズには無かったサスペンス色の強いというテイストが新鮮である。
話のメインはレイバーでも怪物でもなく、間違いなく人でしょうね。
ベテラン・若手の刑事、夫と子供を失った科学者、どの姿も私には印象的でした。
その反面、特車二課の面々は本当に脇役に徹している気がするのは否めない。
(レイバーの派手な戦闘を期待していた弟には不評だったようだ)
だから『2』以上に、『パトレイバー』を見ている気はしないんですよね。
個人的に田中敦子の演じた岬冴子は、彼女の演じた役の中でも一番好きですね。
平田広明演じる秦刑事との絡みも何とも大人っぽい、そこも私は気に入っていますよ。