昨日は、秩父宮ラグビー場でジャパンラグビートップリーグを観戦。
筆者は第1試合の終盤に到着。第2試合のリコーブラックラムズとサントリーサンゴリアスの試合はフルに観戦することができました。
〇 前半:リコー 3-21 サントリー
前半は、サンゴリアスが3トライを奪って大きくリード。気温・湿度も高い中での試合ということから、ハンドリングミス等によるセットプレーの場面が非常に多く、40分におけるAPTが少なかったのが気になりました。
そんな試合展開の中でも、観客の大いに刺激を与えてくれたのはサンゴリアスに新加入したマット・ギタウ選手でした。単独突破のパワフルさはもちろん、周囲の動きに対して的確な判断も含めて世界的なスーパースターの抜群の存在感に魅了されました。
〇 前半:リコー 15-31 サントリー
後半は、サンゴリアスが開始早々のトライで試合が決まったと思われましたが、ブラックラムズの初トライから一気にテンポアップ。パワフルなアタックを跳ね返すサントリーのディフェンスも迫力がありました。
猛追を受けたサンゴリアスでしたが、松島選手のテクニックとスピードが光った6人抜きの見事なトライで再度突き放しに成功。
キレキレの動きで後半2トライを獲得した松島選手は、ギタウ選手を抑えてMOMに選出。今後の日本代表戦も含めて、さらなる活躍を期待したいところです。
◇ 地域とのスクラムを組んで取組みたい「トップリーグの逆襲」
プレミアムフライデーの夜開催ということで、各チームの会社関係者が多く集う風景は都心からのアクセスに優れた秩父宮の利点というべきでしょうか。
「トップリーグの逆襲」と銘打った今季のジャパンラグビートップリーグですが、開幕戦の豊田市+トヨタ、この日の府中市+サントリー・東芝のように、ラグビーとの接点が多い地域+チームがタッグを組んでトップリーグを一緒に盛り上げていく形は1つの突破口になるかもしれませんね。劇的な改善策は考えられない以上、小さな一歩を確実にしてきたいですね。自分も、スポーツファンとしてできることを!