昨日は秩父宮ラグビー場に足を運び、ジャパンラグビートップリーグ開幕戦を観戦。
(金曜夜ということで、少しお疲れモード?のジュビロくん)
秩父宮のオープニングゲームは、昨季の王者・パナソニックワイルドナイツと3位・ヤマハ発動機ジュビロの対戦。
実力のあるチーム同士の対戦ということで試合前から期待値は高かったですが、開幕戦とは思えない激闘になりました。
序盤に相手の攻勢を凌いだヤマハ発動機がスクラムでパナソニックで圧倒し、試合の流れを引き寄せて終始リードを奪う展開。
とにかく、この日のヤマハ発動機のスクラムは本当に強くて、FW陣の気持ちも伝わってきました。その姿を見た観客から惜しみない拍手が起こるほど。スクラムに関しては完勝という内容だったと思います。
序盤を除き、苦しい展開が続いたパナソニックではありましたが、山田選手の素晴らしい2トライで盛り返し3点差まで盛り返したのは流石といったところ。YYS(やっぱり山田は凄いな)は秩父宮でも使えるようです(汗)
その意味でもコラプシング連発、後半はモールに繋がれての失点を喫するなど、この日のスクラムで歯が立たなかったのが最後まで響いたと思います。
(試合後、挨拶するパナソニックの選手たち)
開幕前から充実した補強でトップリーグ4連覇を目指すパナソニックをどこが止めるのか、大方の見方であったと思いますが、コレでまた面白くなってきたと思います。
(インタビューを受けるヤマハ発動機・清宮監督)
特に、今季はプレーオフを廃止し、総当たりによるリーグ戦の結果のみで優勝を決める方式に変更しただけに、1試合ごとの勝ち点の積み重ねが重要になると思います。
パナソニックはこの敗戦を糧に巻き返す必要はありますし、ヤマハはこの勢いを加速させていきたいところ。両チームの次戦も気になるところです。
(この日のデビューを飾った藤田慶和選手。若い選手の台頭にも期待)
ラグビーW杯、スーパーラグビー初参戦、リオデジャネイロ五輪と濃密な1年間を過ごした日本ラグビーですが、ひと段落したからこそ見えてくる2019年のW杯日本大会。その第一歩となる今季のトップリーグを引き続きフォローしていければと考えております。