ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-サガン鳥栖  

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日曜日は、サガン鳥栖戦を観戦。前節の鹿島戦はソンリョン選手の活躍等もあって引き分けに持ち込むことができました。苦しい中で掴んだ引き分けを生かすためにも、次の試合が大事と思っておりました。

試合は、まさに「等々力劇場」とも言える劇的な決勝点で勝利することができました。試合を通じて感じたことは、以下の2点です。

1.川崎「コンクラーベ

この日の試合は、監督・選手も含めて準備したプランがハマらなかった試合だったと思います。試合前の選手コメントを読み返すとビデオ等で鳥栖の戦い方を叩き込み、より良い組合せを模索して試合に臨んだと思いますが、90分トータルで見ても厳しい試合内容だったと思います。

個人的には、前半の鳥栖のプレスの掛け方を見ると相手が走れる時間帯を凌げれば勝機は見えると思っていたものの、何だかんだ鳥栖イレブンの足を止めきれませんでした。また、後半に作れた「自分たちの時間帯」でも決定機を決めきれず、 終盤は相手に盛り返されてしまい決勝点の直前も危ないシーンが何度もありました。

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ただし、それでも勝利を引き寄せることが出来たのは、ディフェンス陣の奮闘だと思います。前線への長いボールを入れてくる状況はもちろん、攻守の切り替えの遅れから相手の侵入を許す場面も少なくなく、最終ラインへの負担は普段以上に大きかった試合だったと思います。ソンリョン選手の好セーブ、奈良選手のカバーリング、エドゥ選手の高さ、途中出場の武岡選手のタフさ等、彼らが苦しい流れを凌いでくれたことが本当に大きかったと思います。

現在までのリーグ戦4勝のうち3勝が1点差での勝利。開幕戦の広島戦もそうですが、我慢の時間帯を乗り越えて勝利できたことは大きな経験とともに自信にも繋がると思います。 

2.「チーム」で戦うこと

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怪我人と復帰を繰り返す苦しいチーム事情が続いておりますが、チャンスを得た選手たちの活躍が光った新潟戦を経て、ポジティブな要素も生まれたと思います。ノボリとネット選手がリーグ戦でもスタメン出場を果たし、原川選手も途中出場ながら等々力デビューを果たしました。11人のベストメンバーが常にピッチに立ってプレイできることが望ましいと思いますが、1試合単位の展開や長いシーズンを踏まえると、多くの選手たちが試合に絡んで戦えることが望ましいと思います。例えば、この日は出場機会がなかった森谷選手、あるいは早々に交代してしまった大島選手から見れば、彼らの活躍は刺激になったと思います。特に、ここ数年はチーム内での競争が大人しかったことが気になっていたので、引き続き、こうした状態を継続してほしいところです。

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以上です。素直に「勝ちに不思議の勝ちあり」の部類に入る試合だったと思います。前節は踏ん張って得た勝ち点1、今節は相手を圧倒できなくても、自分たちの良さを消されても、しぶとく戦っての勝利。例年ではゼロだったかもしれない勝ち点の重みを大切にして、次の1試合に臨んでほしいところです!

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