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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ-モンテディオ山形

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昨日は、等々力陸上競技場モンテディオ山形との試合を観戦。東アジア杯による中断期間を経て再開となったセカンドステージも第6節。今節の対戦相手である山形さんは、ファーストステージに山形の地で惨敗を喫し、ナビスコカップでも勝ちきれなかった相手。3度目の正直、今度こそリベンジという強い気持ちで試合に臨みました。

試合は、前半は山形に押し込まれる時間帯が長かったもののスコアレスで折り返し。後半は川崎が攻勢に出る展開に持ち込んだものの、肝心のゴールを奪うことができず、スコアレスのままタイムアップ。残念な結果となりました。観戦を通じて感じたことは以下の3点です。      

 

1.前半は「及第点」、後半は「赤点」

前半の川崎については、残念なミスも散見されて、攻め手の数は多く作ることはできませんでしたが、私は「及第点」の内容であったと思います。理由の1つは、無失点で終えたことです。リードを奪われれば、山形側がゴール前を専守防衛する方向に移行することは容易に考えられます。ボールを繋ぎ、崩すためには籠城というかたちは絶対に避けたいシナリオです。良い内容とは言えませんがスコアレスで折り返せたことは、後半に繋がる最低限の結果であったと思います。もう1つは、相手のペースに合わせなかったことです。自分たちで仕掛けていくサッカーを志向する川崎は、正直、相手の攻撃に受け身を取って切り返すというのは上手くはありません。相手がロングボール、最終ラインに圧力をかけてこようと、無難に蹴っていくのではなく、できる限り後方から丁寧に繋いでいくことが必要です。

試合後のインタビューを読む限りでは、GKの新井選手はこの点を意識して取組まれたのがよくわかります。直近の松本山雅戦の反省点を踏まえたうえで、良い判断だと思います。

<「俺のターン」を生かし切れなかった川崎>

前半を乗り切って迎えた後半の川崎は、内容は悪くないモノの肝心のゴールに結びつけることができませんでしたので、赤点に近い内容であったと思います。前半は山形の時間帯を作らせながらも、山形イレブンを「走らせる」こともできましたので、必ず川崎がペースを握ることができると信じていました。実際、後半20分くらいまでは、川崎の選手が短い距離だけではなく、中・長距離のパスを駆使して相手陣内に攻め込み、ゴールに迫る展開を何度も作ることができました。

しかし、山岸選手の好判断によるナイスセーブ、山形イレブンの体を張ったディフェンスの前にゴールを奪うことができませんでした。試合全体を振り返ると、最も良いテンポ=「俺のターン」で攻めていた時間帯に奪えなかったことが最後まで響いてしまいました。結局、川崎の攻勢を山形が耐え忍んだことで、単騎突破とセットプレイで盛り返すことに成功し、終盤は川崎陣内に再び押し込む流れを作ることができました。試合の主導権を手放してしまったことは、今後の戦い方を踏まえても反省すべき点だと思います。

2.「崩し」とは「奪三振」である

話は変わりますが、最近は高校野球シーズンということで、実家のテレビも毎日夕方までは甲子園にチャンネル固定状態です。近年は高校野球でも継投策というのが増えており、以前ほど先発完投というのはあまり見られなくなったようにも思います。しかし、どんな時代に「本格派」と言われる投手が存在し、そのような投手が素晴らしい速球や鋭い変化球で三振を奪っていく姿は、絵になる光景だと思います。

私は、サッカーで崩してゴールを奪うことは、三振でアウトを奪うことに近いと考えております。3つのストライクを取るために、三振の奪う過程は様々です。打者がボールに付いていけなければ同じ球種を続ける判断も可能です。一方、力のある球が投げられなくても、タイミングを外してコース・球種を変える等、投球術で三振を奪う投手もいます。

サッカーで相手ゴールを崩していくのも、少し似ています。相手を圧倒する展開であれば、同じクオリティを継続していくことが有効です。逆に相手の守備が強固なときは、ロングボールやコースを変えていく等、緩急をつけながら仕留めていく工夫が必要です。

昨日の試合の川崎の攻撃は、2ストライクまでは取りながらも、三振は取れませんでした。3つ目のストライクを取りにいくために変化球でいくのか、速球で行くのか、コースをどこで決めるのか、ではありませんが、ツメの甘さを感じました。感想の中で繰り返し使っている表現ですが、最後のところをキッチリ仕留めてほしいです。

3.FW陣の奮起に期待

昨日の試合では、嘉人さんが怪我からの強行出場ということで、流石に普段に比べて動きの悪さが目立ったと思います。そうなると、前線でプレイする、他のアタッカー陣の力が必要となります。後半にチャンスを演出しながら、自らもチャンスを迎えた船山選手は、惜しいシュートはあったものの、昨日の試合もゴールを奪うことができず。

また、後半途中で投入された健勇選手も、終盤に何度か迎えたチャンスに、シュートまで持ち込むことができませんでした。縦のボール自体は入れることができた場面が多かっただけに、昨日の試合は普段以上に彼らの「仕事ぶり」が気になってしまいました。

<勝ち抜くために必要な得点力>

正直、川崎が最少得点を守り切って勝ちきるサッカーは絶対できません。川崎が勝率を高めるには、守備の脆弱性を補うためにも、点を多く奪ってリードを大きく広げる展開に持ち込むことだと思います。「当たり前」と言われるかもしれませんが、真面目にそのような攻撃サッカーを志向している以上、どんな試合でも実践していかねばなりません。

レナトが移籍し、悠様や嘉人さんが怪我である以上、今いる2人がフィニッシャーとして結果を残してくれることが重要だと思います。無いもの狙いを求めても意味が無いので、彼らの活躍を改めて期待したいと思います。

以上です。自分たちで勝利を手放してしまった「もったいない」試合であったと思います。また、夏休みということで平日ながらも多くの人々がスタジアムに訪れてくれましたが、初めての人に「次も来てもらいたい」という試合にもできなかったのも残念です。こうした試合をモノにできるクラブが優勝戦線への権利、観る人をトリコにできるクラブが人気を得るのだと思います。昨日の試合の内容ではまだまだではありますが、シーズンもホーム試合も残されています。Go Fight! 

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