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ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記・Jリーグ:名古屋グランパス‐川崎フロンターレ

サッカー


■ 金色の衣を纏いし戦士たちとの対峙
昨日は瑞穂陸上競技場で名古屋との試合を観戦。天皇杯を含めて連敗しているだけに上位戦線の生き残りをかけた試合が続く中、良いかたちで8月最後の試合を終えたい川崎でしたたが、4月の仙台戦以来の引き分けに終わりました。試合を観戦して、自分が感じたことは以下の2点です。

◯ 名古屋の割り切りに苦戦を強いられる
名古屋はレアンドロ・ドミンゲスケネディといった攻撃の核となる選手を何枚か欠く等、春先の対戦と同様、ベストメンバーを組めない状態で試合に臨みました。このため、名古屋はゴール前をしっかりと固めて、ボールを奪ってからは素早く仕掛けるという戦い方を前半から展開していきました。前半20分ぐらいまでは川崎の時間帯であったかと思うのですが、ゴール前のブロックに跳ね返されて相手のカウンターを食らうという流れとなり、相手に主導権を握られる展開となりました。
上記2枚を欠いたとはいえ、名古屋の前線は新潟から加入した川又がおりますし、永井や玉田といったドリブル突破のできる選手がおりますので、威力は十分迫力のあるものでした。風間監督のコメントをお借りすれば、前半はそうした相手の攻撃を「受けてしまった」ことが前半の中盤以降の苦しい時間帯を生んでしまいました。そうした点を踏まえると、川崎側も序盤から素早い仕掛けの意識を高めた方が効果的であったかもしれません。

◯ 3か?4か?

川崎は3バックでスタートして、前半の展開を踏まえて後半頭から田中裕介を入れて4-4-2に配置を変更しております。前半の中盤以降、守備の場面では相手にWBと3バックの間にあるスペースを狙われて相手に決定機を作られる場面が何度も見られました。一方、後半は選手間の非常に良い距離感でボール交換を行うことができたことと相手の運動量低下も相成って、試合の主導権を掌握することに成功しております。それだけにシュートを含め、仕上げの精度に欠いてしまったのは残念なところでした。
この日の試合内容だけを勘案すると、従来の4バックをベースとした戦い方を展開すべきではないか、という発想になるかと思いますが、私個人の考えとしては3バックの戦いを継続すべきだと思います。というのも、この日の名古屋のようなゲームプランを組んでくるチームは今後も多く対峙すると思います。そうした相手に対しては、仕掛けと繋ぎの双方を攻撃に厚みを持たせる選手配置が必要だと思います。課題はWBと3バックの位置に入った選手のタスク処理、継続的な部分ですが攻撃から守備のトランジッションを素早くする点だと思います。この点がクリアになるには少々時間がかかるかもしれませんが、粘り強く取り組んでいただきたいと思います。

以上です。状況等は異なると思いますが、2パターンの選手配置に対する考え方は、今回のワールドカップ本大会の時に、3-4-3のオプションがあればと感じたことを思い出しました。ザッケローニ監督は試行錯誤しながら進めながらも、完成度が上がることなく、最終的に封印されました。川崎の場合は浦和戦という成功体験がありつつも、やはり課題はまだ多いのが現状です。個人的には配置的に引き出しが増えるし密に繋げるあの形は、継続してトライして欲しいところです。何度か、今のチームの伸びしろはあることを書いておりましたが、まさに今の取組こそ明確な伸びしろではないか、と考えております。リーグ戦のタイトルを取るために、もう一歩成長できることを願うとともに、私も応援を続けたいと思います。

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