ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

11/7 LinQ「この5人が秋葉原で何ができるか?公演」Vol.3


■ 東京のど真ん中で九州愛がこだまする!
九州発のご当地アイドルグループ・LinQ秋葉原AKIBAカルチャーズ劇場で開催する定期公演を見に行ってきました。30人を超えるメンバーの中から毎回5名が選抜される本公演ですが、今回は初めてメンバーの中でも年長者で構成される「Lady」のメンバー5名が登場ということもあって、また違った色を見せるのではないかと楽しみにしていました。

AKIBAカルチャーズ劇場は客席に段座がないフラットな構造ですが、座席からステージを見る時に視線を上げることなく見れて距離感も非常に近くて良かったです。また、座席の長椅子が一応皮貼りなので、筆者のようなデスクワーク後の人間にも程よく優しいです。両サイドの二本柱は少し邪魔に感じましたが、普通に良い会場だと思いました。

■ 前半戦

1.Sakura物語
2.LaLaLa (Lady ver.)
3.Pretty Woman

全編を通じてLadyの曲を中心に“らしさ”前面に押し出した構成だったと思いますが、いきなり1.を持ってこれるあたりが特にイイですね〜。また、普段の公演よりも人数が少ないということもあり、1人1人の見せ場というのが非常に多かったかなという印象ですね。大人びた雰囲気がどれも特徴的ですし、大半が着席での参加というこもとありますけども、2→3にかけて、ジワジワと盛り上がっていった感じがありました。こういう空気感はまさにこの5人ならではといったところでしょうか。

■ MC:妄想シチュエーション
また、曲間のMCコーナーでは観客参加型の妄想シチュエーションが開催されました。シナリオテーマと演じ手は以下の通り。

1=アイドル(塩対応)編(演じ手:松村さん)
2=会社編(演じ手:天野さん)
3=兄妹編(演じ手:天野さん)
4=電話編(演じ手:一ノ瀬さん)
5=学校編(演じ手:大庭さん)

いきなりの1.(ちなみに杉本さん作)の塩対応には笑いましたが、個人的には特に2・3を演じられた天野さんが良かったです(3は自作とのことで意外に大胆な内容だっただけに驚きました)。天野さんみたいな女性社員は弊社にも是非いてほしいですね(切実)。なお、5番では他薦で指名された方が推しメンとの共演ということでなかなかの喜び方でした(笑)

■ 後半戦+アンコール

4.雨にぬれても
5.Lie
6.for you
7.桜を見上げて
(アンコール)
8.Fighting girl
9.祭りの夜

適度に盛り上がったところで後半戦。4.は本拠地・天神ベストホールで歌われることがほとんどの公演曲。雨でぬれそうなところを傘をもったメンバーに入れてもらうという場面から始まるのですが、この日は5人のため、天野さんが孤立するという悲劇が発生(笑)曲中のシチュエーション上は濡れてばかりの天野さんは最後「私は濡れて帰ります」とポツリ。。。5.は再びLady曲、ダンスナンバーが個人的に好きな楽曲の1つですね。盛り上がったところで6でさらに高めて、最後の7でしっとりと歌いあげました。

アンコール後はマイクスタンドを持ち込んで8.を披露。ダンスも歌も本当にエネルギッシュ、ソロパートが多いこともあって個の動きや歌が本当に目立っていて特に良かったですね。最後は定番の9.で大盛り上がり。特にソロを歌いながら、一ノ瀬さんがステージから降りてきて煽る様は流石ですね。季節的には少し外れてきましたが、発している熱量は常夏ですね。ライブは客席を最後まで大いに沸かせて、告知を踏まえつつラ無事終了。とても楽しいひと時でした。

本当に会社帰りの会社員もリラックスしながら、じっくりと公演を見れるという貴重な環境でした。本当に今日は来てよかったです。また機会を見て、異なるメンバーの公演も見に行きたいですねぇ。