ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

『さらば破壊王 橋本真也』を見る


さらば破壊王 橋本真也 [DVD]


■ あの大音量の「爆勝宣言」から…
『レッスルキングダム』の会場で再びドームにこだました破壊王のテーマ。
たしか『リングの魂』の追悼スペシャルでも考えたことなんだが、もう一度再考。
教材には、破壊王の新日本時代での戦歴をドキュメンタリーで語ったDVDを使用。


新日時代は苦難の連続であった、闘魂三銃士でも武藤・蝶野に出遅れがあった。
異種格闘戦や天龍源一郎との死闘も負け続けた、それを乗り越えて支持された。
3度のIWGPヘビー王座戴冠や高田延彦戦、「やっと勝てました」の悲願のG1優勝。
新日本を一番に体現していたのは橋本であり、退団の反響も当時は凄まじかった。


勝負論だけでなく感情論も必要とされるプロレス、喜怒哀楽がそこにはある。
強いだけのレスラーよりも、何か感情移入が出来るレスラーが本物なんだろう。
第3世代が三銃士を越えるには、やはり“存在”を越えていかねばならないんだ。