ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

日本のプロ格史において、ここまで激しい1ヶ月はないのでは?

個人的な気持ちの整理も含め、ここ1ヶ月の出来事を考えてみる。
■5月3日:『HERO'S』代々木大会で桜庭和志登場
KIDの4秒勝ちやら、所の秒殺負けだったり、試合もさることながら。
何よりも格闘技ファンを驚かせたのは、あの桜庭和志の『HERO'S』登場。
マスコミ全般もノーマークだっただけに、このサプライズに鳥肌が立つ。
これが業界の地殻変動の序章に過ぎないとは、まだ考えもせんかった。


■5月5日:『PRIDE無差別級GP』開幕、桜庭ショック吹き飛ばす大成功
2日前、あれだけのことがあってPRIDE側もショックだっただろう。
だが、今回の無差別級1回戦はPRIDE史上でも指折りの興行だったと思う。
高阪の激闘、ジョシュの激勝、藤田の逆転勝ちにプヲタの私もうなりまくり。
ミルコ・ノゲイラの貫禄勝ちで2回戦以降へ、期待で夢ふくれまくりだった。
「桜庭ショックを吹き飛ばす大成功」という専門誌の見出しにも納得でした。


■5月14日:「K-1 WORLD GP 2006 in AMSTERDAM」、サップ逃走
ライバル興行が大成功の一方、FEGは赤っ恥の大失態となった。
私が覚えてるのは、シュルトのパンツをはいたアーツの面影くらい。
「ああ、K-1はあかんなぁ」と楽観的に思っていたのだ、この時はね。


■5月29日:ホイス・グレイシーがUFC60に参戦
日本の話題とは外れますが、生ける伝説が故郷・UFCに参戦。
相手は現役の王者で、まさに過去と現在のぶつかり合いとなった。
残念ながら私の視聴環境たるG+での放送は、もう少し先のようです。
日米のPRIDE包囲網ということで、UFCK-1の提携の話もありました。


■6月5日:フジテレビ、DSEとの契約解除を発表
↑のように、他興行もPRIDE王国の牙城をどう崩すかが課題だった。
何かあってもK-1みたく続けられるだろうと思っていたし、さすがに。
今年のGP(無差別級・ウェルター級)、スカパー!の放送もわからん。
放送権も含めて、テレビでの影響力がなくなるというのは非常に痛いしね。


妄想を含めても、ウルトラCの案が出てこないよ。
ハッスルは続くらしいけど、タレントとかでれなくなるかもね。
プロレス界はおろか、親会社が破壊されそうですよ高田モンスター軍…。