【休日企画】プロレス/格闘技DVD批評

第１３回：「Hardcore Homecoming」
第１１回のWWE版とは異なる、もう一つのECW復活大会。
ちなみに、商標がWWEが持っているのでECWの３文字は使えないのだ。

■収録概要
「ECW ワンナイト・スタンズ2005」の２日前、場所はフィラデルフィア。
かつて「ECWアリーナ」と呼ばれていた会場に集結した、元ECWのメンバー。
WWEとは異なるメンバー編成で、大いに盛り上がった『HH』の模様を収録。
結果的にTNAのメンバーが集まったことで、両陣営の興行戦争となったようだ。

■個人的ベスト：テリー・ファンクVSサブゥーVSシェーン・ダグラス
ノーロープ有刺鉄線マッチとなった一戦、まさにハードコア。
日本ではファンクスのイメージが強いテリーだが、ECWにも参戦していた。
ハードコアレジェンドとして、６０を越えても大ハッスルしていたりする。

復帰戦となったサブゥーも椅子を使って空中技を使う。
しかし有刺鉄線に捕まって、一番傷をを作っていたような気がする。
主催者であるダグラスもハシゴまで持ち出す始末で、もはや大混乱である。

大流血でもスピニングトーホールドをするテリーは、マジカコイイ。
試合の勝ち負け云々よりも、彼らのハードコア精神に感服した次第である。