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ボンクラライフ

【観戦記】明治安田生命J1リーグ:川崎フロンターレ-名古屋グランパス『サポ新生活の春』

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3月12日、季節の移り変わりを意識する暖かい日となった。

選手・スタッフのような苦労は無いが、観戦者=自分もシーズン当初は観戦スタイルの試行錯誤を繰り返すのが春の恒例行事だ。試合観戦を長く続けているからこそ、自分自身の観戦環境に刺激を与える意識も強い。

1.二子玉川ライズから等々力までママチャリで行ってみた

急に思い立って、二子玉川経由で等々力まで自転車移動してみることにした。

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二子玉川ライズには、駐輪場が5か所もあることを今回初めて知る。丁度、この日は109シネマズ二子玉川で映画鑑賞してから向かう予定だったので、映画館の真下に位置する第5駐輪場を利用。3時間無料、そこから5時間ごとに100円と良心的な価格設定だ。

二子玉川から等々力に向かうルートは、川崎国際多摩川ラソンで走ったこともある多摩川沿いの道でもある。

自転車で走ってみると非常に気持ち良かった。若干道幅が狭いところ、工事中のエリアもあったものの、ゆっくり走れば特段問題無かった。普段と違う風景を見ながらスタジアムに向かうのは新鮮だった。夏になるまで、また何度か挑戦してみたいと思う。

2.ホームスタジアムでくつろぐ

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到着後は早めにスタジアムに入り、自席で昼食等を取ることにした。

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今季から着席観戦の新戦力としてクッションを持参するようになった。若干の携帯性は難はあるが、デスクワーク&リモートワークの続くお尻の負担減に繋がっている。

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また、THERMOS×FRONTALE 真空断熱ケータイマグに温かい紅茶を入れて持参するようになった。

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紅茶がイクミママのどうぶつドーナツと抜群の相性好みの茶葉を変えながら、しばらくトライアルを続けようと思う。

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持参物からスタジアムでの過ごし方に至るまで、自分なりの観戦スタイルを追及して色々と考えるのが楽しい。迷惑行為は言語道断であるが、自席に座ってのんびり過ごしたり、イベントを全力で楽しんだり、(最近は見かけなくなったが)学校の宿題をしたって良い(笑)キックオフ数時間前の自由な時間、雰囲気も愛おしく感じる。

3.「勝負強さ」の継承

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のんびり過ごした試合前とは一転して、試合は緊張感の漂う試合となった。川崎そうだが、長谷川健太監督を迎えた名古屋さんも新たな取組みを続けている。ただし、長谷川監督のチームらしく勇敢に戦う姿勢は非常によく伝わってきた。

印象に残ったのは、憲剛さんや大島君との名勝負を繰り広げてきたレオ・シルバ選手。今度は脇坂・橘田を相手にバチバチとした攻防を繰り広げているのはエモい。大ベテランの領域に入るが、判断と上手さは健在。稲垣選手とのダブルボランチはリーグ屈指のクオリティだろう。

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実力者が揃う名古屋さんに対して、川崎も良い時間帯、苦しい時間が双方あったが、前者の時間帯で得点を奪い、後者の時間帯を凌ぐことで勝利を手繰り寄せた。勝敗の際の部分で勝負強さを発揮できるのは、選手たちがタイトルマッチ、シーズンを左右する大勝負を経験してきたことは強い。

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こうした戦い方を、ソンリョン・谷口・悠・家長といったベテランだけでなく、遠野・橘田・佐々木といった若い選手たちが試合の当事者となることによってチーム内での継承が行われるものだと考える。

たしかに、現時点において、川崎には他を圧倒するような強さは無いと思う。しかし、相手とのちょっとした違いを積み上げることで、勝敗という大きな差を生み出せるような戦い方が出来ればと考えている。「ちょっとした差」とは、ワンプレーの判断、球際の攻防といった部分で、その重要性を理解する選手たちが良いプレーを継続することだ。我々が出来ることは、拍手・手拍子で彼らのプレーを後押しすること、労うこと、そして信じてあげることだと思う。

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春の暖かさは、どこか人々の気持ちを前向きにさせてくれる。課題もまだ多いフロンターレであるが、前向きな気持ちはキープしてシーズン序盤戦を追いかけていきたいと思う。

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