ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:日本女子プロ野球リーグ・ヴィクトリアシリーズ2019

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4月30日、関西遠征3日目。宿泊先の大阪から京都に移動。

GW混雑必至の京都を遠征先に設定したのは、東芝野球部が出場する社会人野球・JABA京都大会の観戦が目的であったが雨天中止。

早々に観戦計画が崩れた筆者であるが「こんなこともあろうかと」遠征前に調べ上げていたプランBのうち、天候の持ち直しを見越して桃山で開催されている女子プロ野球をチョイス。

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JR桃山駅に到着後、駅前に待機しているシャトルバスに乗り込む。

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シャトルバスは主催者側が調達したものだが、過去の独立リーグ観戦で「どのように球場まで足を運ぶのか」という部分に苦慮した経験があるだけに大変助かる。

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シャトルバスに揺られて約10分、伏見桃山城総合運動公園に到着。

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まず、球場に行く前に「城ロマンを求めて」伏見桃山城を見に行く。再現城廓の内部公開はされておりませんが、めちゃくちゃカッコいい。。

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超カッコいい伏見桃山城の目の前にあるのが、試合会場となる伏見桃山城総合運動公園野球場。レフト側に森、ライト側に城があるというロケーションは熱い!

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日本女子プロ野球リーグ(以下「JWBL」)は、3球団+育成組織に該当するレイアの4球団で構成。この日は、埼玉アストライアが愛知ディオーネ京都フローラと対戦する変則ダブルヘッダー。一塁側には埼玉、三塁側に愛知・京都側というかたちで応援席が設けられていました。

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グッズ・売店の展開もなかなかの充実。各球団のオリジナルグッズから、選手プロデュースグッズなど幅広く展開しておりました。

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ファンクラブもバラエティに富んでおり、推しメン制度などもあるとのこと。

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筆者は、イヤーブック+選手名鑑とキッチンカーでチキンオーバーライスを購入。

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チキンオーパーライスはボリュームも味もグッド。選手プロデュース弁当も気になった。

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空腹を満たし、試合開始を待っていると、選手たちによる女子プロ野球体操に驚かされる。試合前に観客参加型でグラウンド上の選手たちと体操をするというプログラムだが、観客の参加率がすこぶる低い。そんな中、初心者ながらサポ気質で頑張って体操する筆者。応援団は参加してほしかった(切実)

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女子プロ野球の洗礼を受けつつ、試合観戦。野球観戦歴は長いものの、女性のプレーを見るのは初めて。稲村亜美さんのイメージが強くあるのですが、実際のプロ選手たちはどのようなプレーなのかは気になっていました。

こうした感覚は、初めてなでしこリーグ・女子バスケを観戦した時の手探り感に通ずるものがありました。

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とはいえ、実際に試合観戦を進めていくと、そうしたハードルは感じなくなりました。走攻守における全力プレー、応援に混じって響いてくる選手たちの声、チームとしての一体感を強く感じさせられました。

こうした光景は、ショーアップされた試合では少し見落としがちな、競技としての野球の魅力に気づかされてくれる。ヒットを打った後、好守を見せた後に仲間たちに見せる明るさが眩しかったです。

丁度、なでしこジャパンが「なでしこらしさ」(ひたむき・芯が強い・明るい・礼儀正しい)に通ずるものがあると思いました。見ていて自然と応援する気持ちが高まり、第2試合の終盤には「城まで飛ばせ!◯◯」と叫んでる自分がいました(汗)

第1試合は埼玉、第2試合は京都が勝利。埼玉はダブルヘッダーということもありますが、優勝に王手をかけた京都フローラさんが力があると感じさせられました。

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選手では、第1試合で決勝タイムリーを打った埼玉・加藤優選手(神奈川県出身!)、長距離打者の風格が漂う埼玉・みなみ選手が印象に残りました。

もっと知見を深めて、また見に行きたいところです。

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なお、勝利チームはチームのイメージソングに合わせて勝利の舞?を披露。勝ったらリング上で歌う古き良き女子プロレスを彷彿とさせられます。少し恥ずかしそう、しかしながらキッチリとパフォーマンスしてる選手たちは素晴らしかったです。

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観戦を終えてシャトルバス乗り場に。試合が早く終わったことから、1本目を前倒して本数を1本増加するという対応をしてくれました。主催側で調達したこともありますが、柔軟な対応は素晴らしいと思います。

開催規模もありますが、何不自由なく充実した観戦となりました。昨今は存続が危ぶまれているという話を耳にしておりますが、試合スケジュール等はともかく、単体では非常に高い運営力を発揮していただけに勿体ないの一言に尽きます。野球ファンのパイというのは大きいだけに、そうした層に刺さる取組を続けて欲しいと思います。

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自分も今回の観戦を契機に観戦機会を作れればと思います。拡がれ女子プロ野球

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