ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:B1リーグ・川崎ブレイブサンダースー横浜ビー・コルセアーズ

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12月8・9日、とどろきアリーナ川崎ブレイブサンダースのホームゲーム観戦。

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約1か月ぶりのバスケ現場。アリーナ独特の雰囲気が好きです。

〇 GAME:川崎、神奈川ダービーを制圧

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W杯アジア二次予選に伴う中断を挟んで再開されたB1リーグ。サンダースは負傷者、代表メンバーを抱える状況を踏まえ、やり繰りが求められる2試合となりました。

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GAME1は、現状を踏まえると理想的な展開になったと思います。4日のカタール戦で長い時間プレーしたニック選手の出場時間は多くありませんでしたが、得点力をいかんなく発揮して26得点。代表で見せた存在感を再現するような素晴らしい働きぶりでした。

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1Qで奪った大量リードを活かし、選手を入替ながら試合運びを行うことができたと思います。

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青木選手のプレー時間の確保、開幕前の負傷で戦線離脱していた谷口選手も出場機会を得て得点を挙げる等、終盤は失点が増えてしまいましたが、収穫も多い試合になったと思います。今後の日程、各地区の上位チームとの対戦を見据えるとセカンドユニットの強化=底上げが求められるところではないかと。

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GAME2は、前日の大量失点を踏まえ、ビーコルさんも守備を修正。アグレッシブな守備で川崎のインサイドの攻撃を抑え、前日は得点を伸ばせなかった「オフェンスマシーン」川村選手に良い仕事を見せて、前半は僅差の展開となりました。

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前半を受けて、サンダースは3Qに守備をゾーンに変更。24秒タイムを複数回奪うなど良い守備を見せ、良い攻撃に繋げたサンダースがリードを一気に広げることに成功。ファストブレイクの展開でマクリンが得点を重ねられたのも大きかったです。

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試合全般を通じて大きなインパクトを残したのは藤井選手でした。GAME2は18得点12アシストの大活躍でMOMにも選出。

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サンダースらしい守備のハードワークを惜しまず、果敢なドライブの仕掛け、絶好調だったスリーポイントシュートによる得点でチームに勢いを与える存在だったと思います。

ベスト・シックスマンから攻撃の柱に変化を遂げつつある、藤井選手の今後の活躍にも期待したいところです。

〇 観戦:連日観戦の面白さ

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今回の横浜戦は、初めてGAME1・2を連続して現地観戦しました。これまでは「2試合のうち1試合に行ければ」という気持ちで足を運んでいたのですが、実際に連戦を連戦で見てみるとまた違った面白さがありました。

上記でも書きましたが、GAME2はGAME1の試合結果を受け、戦術的な修正等を行って試合に臨みます。今節であれば、ビーコルさんが前日の大量失点を踏まえ、ディフェンス面の対応を行ったことでシーソーゲームの展開になりました。

つまり、同じメンバーで試合に臨んだとしても、2日間の試合内容が変化することは多いと思います。この辺は、先発投手が異なるプロ野球の連戦であったり、対戦時のシチュエーションが大きく変わるサッカーにおけるホーム&アウェイとの違いではないかと考えております。

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観戦者としても、前日見た対戦相手の選手の特徴を捉えると、次の試合では見方が変わってきます。観戦で得た知識・記憶をすぐにアウトプットして利用できるのは試合観戦をより楽しむためにも重要な要素ではないかと。

〇 アリーナ:進化を続ける「EXCITING BASKET PARK」

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本年のアドベントカレンダーで、DeNA体制の掲げる「EXCITING BASKET PARK」について取り上げましたが、開幕から2か月が経過して足を運んだアリーナ運営・グッズ展開の進化スピードの速さに驚かされました。

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アリーナグルメの充実を掲げていたものの、一極集中で提供できるスピードが確保できていなかったアリーナ外の飲食売店は複線化を図って混雑緩和するとともに、食べるための飲食スペースをアリーナ内外に確保するようにしていました。独自性の分野では、NPBでよく見られているクラブ・選手プロデュースメニューが拡大しており、まだまだ提供数は増えそうな雰囲気。

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また、川崎が誇るご当地ブランドである「イクミママのどうぶつドーナツ」「堂本製菓 大師巻」とコラボによるオリジナル商品を販売。

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地域の特性を絡めたブランディングを実現するあたり「わかってる」と強く感じる部分ではありました。

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改善点等は少なくはありませんが、気になったことは観戦後に届けられるアンケートに記載して送っております。アドベントカレンダーでも書きましたが、観戦アンケート結果を公表する対応は、良し悪しはあると思いますが、回答側としてもより良き空間づくりに参加できるという意思が高まる取組であると考えています。

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以上です。2試合の観戦を通じて、また良い刺激を受ける観戦になりました。しばらくバスケ観戦がメインになると思いますので、多くの試合に足を運んで様々なことに学んでいきたいと思います。

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