ぶらり人生途中下車の旅

ボンクラライフ

観戦記:明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレ‐川崎フロンターレ

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9月26日、ShonanBMWスタジアム平塚で湘南戦を観戦。

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台風で延期になった試合の振替日が大雨。雨に降られる運命には逆らえなかった。

試合は、悔しいスコアレスドロー。観戦を振り返って感じたことは以下の点です。

〇 厳しい天候×素晴らしいピッチ

雨風の吹き荒れるスタジアムに駆け付けた両クラブのサポさんも覚悟を決めての観戦だったと思います。個人的に雨風を凌いでの観戦は久しぶりでしたが、帰宅直後にドッと疲れが出てくるほど大変な観戦となりました。だからこそ、こうした天候でも90分プレーした両クラブの選手・審判のスゴさを改めて感じさせられます。結果が伴わなかったのは悔しかったですが、厳しい環境を共有しただけに、奮闘を労いたいという気持ちでした。

一方、観戦する中で気になっていたのが、BMWスタの芝の状態です。

例えば、昨年の日立台の柏戦では、レイ君を含めた懸命の作業はありましたが、多くの水たまりがピッチ上に表出し、ボールを繋ぐには厳しいグラウンドコンディションに陥りしました。

日立台に限らず、激しい雨風に見舞われたスタジアムでは、こうした現象に遭遇することは少なくありませんので、昨日のような芝のコンディションを維持できる、湘南造園さんがイイ仕事をしていただいたのだと思います。

ピッチに立っていた憲剛さんが試合後のコメントで触れていたとおり、厳しい環境下でも自分たちのリズムでサッカーを続けることができたのはグラウンド整備に携わる方々の尽力によるものだと思います。その意味では、このスタジアムで対戦できて良かったと感じさせる試合でもありました。 

〇 主導権を巡る攻防、再び対峙した壁

激しい雨風に負けることなく、90分間アグレッシブに戦った両チーム。勢いだけでなく、局面の高い集中力、そして規律が維持されていただけに非常に見応えのある試合でした。

両クラブの激しい試合になりやすいのは、表現するサッカーのスタイルは異なるものの、主導権を握ってサッカーをしようとする方向性は同じだと思っておりますが、前半の一進一退の攻防などを見るとその認識を再確認できたと思います。

フロンターレは、上記の芝のコンディションのおかげでパス交換に大きな影響を受けなかったこともあり、湘南さんのハイプレスを上手く掻い潜りながらボールを前に進めることができましたが、戻りの早いディフェンスに阻まれる展開。カウンターを起点にゴール前に一気に畳みかける湘南さんの攻撃に対しては、川崎のディフェンス陣が何度もシュートブロックを見せるなど守備での奮闘も光りました。

後半は、湘南さんの重心が少し下がったこともあり、フロンターレが押し込む「自分たちの時間帯」を長く作ることができました。横幅を広く使い、サイドの選手が連携して起点を作ってのクロスを送り込むことで決定機を作りましたが、ネットを揺らすことができず。

そして、終盤はGK・秋元選手の存在感が際立つ好セーブ連発。知念選手との1VS1、悠様のPKストップを含めて、冷静さと熱き咆哮を兼ね備えたプレーはとにかく素晴らしかったと思います。川崎戦のたびに活躍している気がry

攻撃的なチームに対して大量得点で勝利した川崎でしたが、守備ブロックを敷く対戦相手、あるいは当たってる状態のGKから点を奪うための決定機の精度、セットプレーのディティールなどが改めて課題として浮かび上がる内容であったと思います。

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以上です。今季は湘南さんからは勝ち星を挙げることはできませんでした。積んだ勝ち点1を大切に握りしめて次の試合に臨みたいと思います。1つ1つの試合をを大切に。

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